funky days

読書・鑑賞記録&日記

映画「三つ数えろ」1946年アメリカ

2012年01月31日 | 映画
「三つ数えろ」

内容(allcinemaより)主人公の探偵フィリップ・マーロウは、富豪の退役将軍スターンウッドに呼ばれ、次女カーメン(ヴィッカーズ)が書店主ガイガーから多額の請求を受けている件について調査するよう頼まれる。その背後にはこれまでにも何度かゆすってきた与太者ブロディがいるのでは--というのが将軍の読みである。果たして、ガイガーの素行を探ると、色情狂でたまに心身喪失するカーメンをモデルに怪しい写真など撮っていたが、すぐに何者かによって殺され、現場にはカーメンが立ちすくんでいた。ブロディの線を洗いながら、マーロウにはカーメンの姉ビビアン(バコール)の不審な行動が気になり始める。彼女は、IRAの活動家リーガンの妻を寝取ったことで名を馳せるカジノ経営者マースに、多額の借金があった……。

監督:ハワード・ホークス
原作:レイモンド・チャンドラー
キャスト(ウィキより)
ハンフリー・ボガート:フィリップ・マーロウ
ローレン・バコール:ヴィヴィアン・スターンウッド
ジョン・リッジリー:エディ・マース
マーサ・ヴィッカーズ:カルメン・スターンウッド

ちょいコメ
最初、事件がややこしくて、時々戻って確認しながら観た。犯人は案外簡単にわかる。
が、有名な「誰が運転手を殺したか?」は誰もわからないらしい(原作者でさえ)

この映画の見どころは、ボギーの男前ぶりとローレン・バコールの魅力でしょう!
そして、探偵フィリップ・マーロウの会話かなぁ。
冴えたキレで会話をかわすマーロウに思わず「うまい!」と拍手。
知人の、「ハードボイルドは男のお伽話」というコメントをまたもや頭をよぎる。

ハンフリー・ボガート ローレン・バコール

映画「ファーゴ」1996年アメリカ

2012年01月30日 | 映画



内容(allcinemaより)
ミネソタ州ミネアポリスに住むカー・ディーラーのジェリー・ランディガード(W・H・メイシー)は借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、前科者の従業員から紹介された妙な二人組、カール(S・ブシェミ)とグリムスラッド(P・ストーメア)。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。ブレイナードの女性警察署長マージ・ガンダーソン(F・マクドーマンド)は事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。

監督:ジョエル・コーエン
キャスト(ウィキより
マージ・ガンダーソン:フランシス・マクドーマンド
ジェローム・“ジェリー”・ランディガード:ウィリアム・H・メイシー
カール・ショウォルター:スティーヴ・ブシェミ
ゲア・グリムスラッド:ピーター・ストーメア
ジーン・ランディガード:クリステン・ルドルード
ウェイド・グスタフソン:ハーヴ・プレスネル
ノーム・ガンダーソン ジョン・キャロル・リンチ

ちょいコメ(ネタバレあり)
スティーブ・ブシェーミ見たさで借りたDVD。
真白な雪景色の中に、殺された人が転がっているのにぎょっとする。
ストーリーは、アメリカ中北部の田舎町で起こった殺人事件。
ちょっとした欲から事件は破滅的な方向へ向かっていくのだが。。。
血なまぐさいのだが、なんだかユニーク。
カール役のスティーヴ・ブシェミが「変な顔をした人」と何度も言われているのがおかしい。
一度見たら忘れられない顔だ。ウィレム・デフォーと似てると思うのは私だけかな。

ラストで女性警官マージの犯人に言う言葉が印象的だった。
「どうして何人も殺したりするの?お金のため?回りを見渡せば面白いことはたくさんあるのに。」

 スティーヴ・ブシェミ
ウィレム・デフォー

国内小説「ジェノサイド」高野和明 2011年

2012年01月27日 | 国内小説た行


高野和明(ウィキ)


内容(アマゾン)
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。

第2回山田風太郎賞 このミス1位他

登場人物(野生時代より)
古賀研人(こが けんと):創薬化学を専攻する大学院生。父の遺志を継ぎ、肺胞上皮細胞硬化症の治療薬を創ろうとする。
李正勲(リ ジョンフン):飛び級をして17歳で大学に入った秀才。肺胞上皮細胞硬化症の治療薬を創る研人をサポートする。
ジョナサン・イエーガー:特殊部隊出身の傭兵。肺胞上皮細胞硬化症を患う息子、ジャスティンの治療費を稼ぐために戦場を渡り歩く。
アーサー・ルーベンス:測定不能なほどのIQを持つ秀才。「ネメシス作戦」という、コンゴ民主共和国における3歳児抹殺作戦を計画。
ナイジェル・ピアース:大手貿易会社「ピアース海運」の御曹司で人類学者。コンゴ民主共和国でピグミーに関するフィールドワークをしている。

ちょいコメ(ネタバレあり)
ハリウッド映画になりそうな物語。日本では研人、コンゴではイエーガー、アメリカではルーベンスと、3人の活躍がテンポよく交互に描かれている。スケールが大きい。
作者の、歴史に関した意見が所々に書かれていて、民族問題や戦争のことなど、考えさせられる。
子供兵については、先日鑑賞した「ブラッド・ダイアモンド」を思い出し、大変恐ろしかった。
現実にこんなことが行われているのだなぁと愕然とする。

進化した子供エマ、ヌースはコンピューター世界を自由自在に扱えるのだな。
子供でこんなに自由自在だから、成長したらどうなるの?
イエーガー達が、緻密に計算されたルートでアフリカ脱出する場面(残酷な場面以外は)大変面白かった。
特に、空対空ミサイルのあたり。ちょっと検索してみた、本当にこんなことあるんだなぁ。
ガス・ハイドレードか、、、全く無知な私。勉強になったよ。。。

バミューダ・トライアングルの謎

映画「マルタの鷹」1941年(アメリカ)

2012年01月26日 | 映画
 

「マルタの鷹」(ウィキ)

「マルタの鷹」映画(ウィキ)

「マルタの鷹」(アマゾン)

内容(アマゾン)
サン・フランシスコで私立探偵局を開いているサム・スペードは、ワンダリーという女から、サースビーという人物に尾行されているから救ってほしいと頼まれる。それをスペードの相棒のアーチャーが彼女の美しさにひかれて買って出た。しかしその夜アーチャーはサースビーと共に死体となって発見される。当局ではスペードとアーチャーの妻のアイヴァの間を怪しみ、彼の謀殺ではないかとの嫌疑をかれられ、スペードは身の危険を守るため、ワンダリーを追及して、彼女の本名がオーショネイといいサースビーとなにか一儲けを企てている間に、彼女は自分を裏切ろうとしたサースビーの尾行を頼んだことがわかった。スペードが事務所に帰るとカイロという奇妙な男が来て、黒い鷹の置物を探してくれたら5000ドルの謝礼を出すというので、オーショネイとこの男の間に関係があると睨み2人を対決させたのだった…。

第14回アカデミー賞


監督:ジョン・ヒューストン
キャスト
ハンフリー・ボガート:サム・スペード
メアリー・アスター:ブリジッド・オショーネシー
グラディス・ジョージ:アイヴァ・アーチャー
ピーター・ローレ:ジョエル・カイロ

ちょいコメ(ネタバレっぽいセリフあり)
以前から読んでみたかったダシール・ハメット「マルタの鷹」。
知人に「ハメットの翻訳は読みにくい」と聞いていたので昨日、ツタヤで借りてきた。
本当は「12人の怒れる男」を借りるはずだったのだが。

物話は元祖ハードボイルド。
主人公のスペードは相棒アーチャーを何者かに殺され、犯人を捜す。

ボギー、いいなぁ!!あのイケメンでもないのに(スマヌ・・)、迫力ある?眼力!!
画面に顔がアップになるとドキドキ。。でっかい目、そして笑うと子供のような顔、口元。

以前観た名作「カサブランカ」「アフリカの女王」もよかったけど、この映画もよかった。
言葉がいちいち理屈ぽかったり、可笑しかったり。
スペードはキレ者の探偵だからこんな会話になるんだろうな。
もし私が悪役だったら、いちいち殴っているだろう。

脇役の俳優さんたちの演技もよかった。特にジョエル・カイロ。
ヒロインのオショーネシー役のメアリー・アスター、知らない女優さんだけど、とてもキュート!

印象に残ったセリフ
「相棒が殺されたら犯人は逃がさない。それが探偵ってものさ」
刑事がマルタの鷹を持って聞く。「重いな、何だ?」「夢がつまってるのさ」

いや~、ハードボイルドだねぇ。知人は、男のお伽話って言ってた。なるほど、ホントに。。
ボギー出演の「三つ数えろ」もツタヤにあったので、いずれ借りて観たい。


映画「バイオハザード」2001年(ドイツ/イギリス/アメリカ)

2012年01月24日 | 映画


「バイオハザード」(ウィキ)

「バイオハザード」(allcinema)

あらすじ(allcinemaより)
近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……。

キャスト(ウィキより)
監督、脚本 - ポール・W・S・アンダーソン
アリス・アバーナシー:ミラ・ジョヴォヴィッチ:本作の主人公で、洋館で記憶を失っていた女性。27歳。洋館でマットやアンブレラ社の特殊部隊と出会い、わけのわからぬままハイブに入った後、記憶を徐々に取り戻していく。
マット・アディソン: エリック・メビウス:アリスが目覚めた洋館にいた男性で、自称“配属されたばかりの警察官”。
スペンサー・パークス(スペンス): ジェームズ・ピュアフォイ:アリスたちがハイブへ向かう列車の中で出会った男。38歳。アリスと同様に記憶を失っていた。
ジェームス・P・シェイド(ワン): コリン・サーモン:アンブレラ社の特殊部隊の隊長。37歳の黒人男性。沈着冷静な性格で、隊員たちからの信頼は厚い。
レイン・オカンポ: ミシェル・ロドリゲス:アンブレラ社の特殊部隊の隊員。24歳。気が強く、態度や言葉遣いの雄々しい女性。
チャド・カプラン:マーティン・クルーズ:アンブレラ社の特殊部隊の隊員。32歳。コンピュータのプロで、IT担当。臆病な性格。

ちょいコメ(ネタバレあり)
人気ゲームの映画化。
ミラ・ジョヴォヴィッチがとても美しい!吸い込まれそうな青い目が画面に映ったときには溜息ものだった。
また、残酷なスプラッターシーンはあまりないと聞いていたので安心して観れた。
隊長たちが特殊ビームで粉々に切り刻まれた時(と想像)にはドキッとしたが。
感染者たちとの壮絶なサバイバル戦にははらはらし通しだった。もし自分がこの中にいたらと思うと、こんなに
戦えないだろうなぁ。
実験体の犬?や怪物?は気持ち悪いけどおかしかった。
レイン役のミシェル・ロドリゲス、ドラマの「LOST」に出てた人かな。
確か同じような強い役柄だったはず。この人、いい味出してた。
また、最初は味方だと思ったスペンサー役の人、演技上手いなぁ。
再鑑賞だが、以前より今回は面白く観れた。ラストの孤独な状況を見て次の展開が観たくなった。

海外小説「あなたの人生の物語」テッド・チャン

2012年01月23日 | 海外小説タ行


あなたの人生の物語(アマゾン)
テッド・チャン(ウィキ)
内容(アマゾンより)
地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく……ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、天使の降臨とともにもたらされる災厄と奇跡を描くヒューゴー賞受賞作「地獄とは神の不在なり」、天まで届く塔を建設する驚天動地の物語--ネビュラ賞を受賞したデビュー作「バビロンの塔」ほか、本邦初訳を含む八篇を収録する傑作集。

2003年ローカス賞受賞

バビロンの塔(Tower of Babylon 1990)- 1991年ネビュラ賞受賞
理解 (Understand 1991) - 1992年アシモフ読者賞受賞
ゼロで割る (Division by Zero 1991)
あなたの人生の物語 (Story of Your life 1998) - 1999年シオドア・スタージョン記念賞、2000年ネビュラ賞受賞
七十二文字 (Seventy-Two Letters 2000) - 2001年サイドワイズ賞受賞
人類科学の進化 (The Evolution of Human Science 2000)
地獄とは神の不在なり (Hell is the Absence of God 2001) - 2002年ヒューゴー賞、ローカス賞、ネビュラ賞受賞
顔の美醜について : ドキュメンタリー (Liking What You See : A Documentary 2002)

ちょいコメ(ネタバレあり)
私にとって難解な物語だったが、やっと読了。コメにかなり悩む。びっくりする話ばかりだったので。。。
まずこの本との出会いだが、人気ある受賞作品だし、表紙絵や題名に目をひかれた。
歴史っぽい(バビロンの塔などの寓話を題材にした)ファンタジーだと思った。が。。
そうでもあるし、違うようでもある。
思うに、あとがきに「作者は宗教的背景を持たずに育ち、宗教には個人的に思うところはない」とある。
なので、普通のSFとして楽しめばよいのだなと思った。
どの物語も印象に残るが、特に印象に残ったのは3作品。

「あなたの人生の物語 」
「あなたのおとうさんがわたしにある質問をしようとしている」という書き出しではじまる。
母親による娘の人生の話、と思いながら読んだが。。ちょっと違う。
まだ娘は生まれてもいないし、そもそもあなたのお父さんとの愛の行為もまだだが、
母親は、未来の思い出を語っているのだ。
なぜそんなことができるのか?
普通の時間感覚は過去→未来じゃないのか。未来の思い出とは・・不思議だ。
 
母親は学者で、仕事でヘプタポッド(エイリアン)と交流する。
そして「未来を思い出すこと」ができるようになる。
「フェルマーの原理」「変分原理」とか出てくるが、難解なので、光の所要時間だな位で適当に読み飛ばす。

巻末作品覚え書きに作者が、スティーブン・ホーキングや、他のわたしより若い連中にこう言ってやりたいが印象的。
「しんぼうしていたまえ。諸君の未来は、諸君が何者であろうと、諸君のことをよく知り、
愛してくれる飼い犬のように、諸君のもとにやってきて、足下に寝そべるだろう」
作者の物語の発想にはびっくり。素晴らしい!

「地獄とは神の不在なり 」
ニールがどのようにして神を愛するようになったかを描く物語。
ニールは足が先天的異常に生まれる。愛するセイラと結婚するが、亡くなり天に召される。
その後ニールはつらい生活を送っている。
ニールと体の状況は似ているが、ジャニスは生まれつき足がない。それを天の賜と考え、伝道に生きる。
天子の降臨でジャニスは健康な脚を授かる。が、今までの伝道ができなくなる。
今度の天子の降臨で、脚を他の人に与えたかったが、目がなくなる。
ニールは車にひかれ地獄に堕とされる。
死ぬ前、「生きていく中でのあらゆることが愛であり、苦しみですら、いやむしろ苦しみこそ愛である」ことがわかる。
「地獄とは神の不在」なところ。今までは常に神の認識があった。
ニールは、地獄に堕ちたことで、セイラにも会えなかった。

こういう内容なのだが、今まで気づかなかったことを気付かせてくれる物語。
生きていく中でのあらゆることが神の愛なのだなぁ。

「顔の美醜について」
「美醜失認処置」を使ったら・・という話。
この処置をしたら、顔で人を判断しないから、人生は違ったものになるだろうな。
もし私だったら簡単に取り外しができてもしないだろうな。
美しい人や物を見ることは楽しみでもあるから。

酒粕の甘酒

2012年01月21日 | 健康
テッド・チャンの「あなたの人生の物語」は、私にとってとても難解な本だ。
昨日中にはやっつけようと思ったがもう夜。。今食べると胃にもたれるし。。なんかないかな~?
おなかがすいてきたな~と、突然頭に閃いたのが、先日姉の家へ行ったとき、姉が食べて(飲んで?)いた甘酒。
いつか作ろうと思って購入していた酒粕があったな。。。
夜11時過ぎてるので、電気代は3割だし。
で、早速作った。作り方は以下のページ。

酒粕の甘酒

このページを読んでいると、「ためしてガッテン」で特集されたようだ。
酒粕にはいろんなレシピがあるんだな。どれもおいしそう~~~

ちなみに、酒粕の甘酒は体に良くて、太らなくて、経済的だが、難点がある。
難解な小説を読んでいる時には厳禁!!
理由は言わずともってカンジ。。。

映画「情婦」

2012年01月18日 | 映画
  

「情婦」(ウィキ)

ビリー・ワイルダー(ウィキ)

あらすじ(アマゾンより)
富豪未亡人殺害の容疑者レナードは、敏腕の老弁護士ウィルフリッド卿に弁護を依頼する。しかしレナードの妻クリスティーネが証人として出頭、彼女の証言に法廷は驚愕する──!

キャスト (ウィキより)
レナード・ヴォール:タイロン・パワー
クリスチーネ:マレーネ・ディートリッヒ
ウィルフリッド・ロバーツ:チャールズ・ロートン
ミス・プリムソル(付き添い看護婦):エルザ・ランチェスター
ブローガンムーア(法廷弁護士。ウィルフリッドのパートナー):ジョン・ウィリアムス
メイヒュー(事務弁護士):ヘンリー・ダニエル
カーター(ウィルフリッド事務所の執事):イアン・ウォルフ
ジャネット(未亡人宅の家政婦):ユーナ・オコナー

ちょいコメ
時々読ませていただいているブログ「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の「観ていないかたはすぐにレンタルビデオ屋に走らなければならない」という記事を読み、早速走った!
(いや実は、有名な映画なのでいつか観ようと積んでいたDVDなのだが・・・もったいないことをした)
シンジケートさんありがとう!
最後に「決して結末を口外しないように」とのナレーションも入っていたので、なんにも書かないことにしよう。
とにかくびっくりしたということだけ。
 
ヴォール役のタイロン・パワーは、洋画好きだった亡き母が大好きな俳優さんだ。
とても濃い顔立ちの俳優だ。この作品が遺作だそうだが、他の作品も観たいなぁ。
クリスチーネ役のマレーネ・ディートリッヒは歌手として知っているが、演技も素晴らしい。

原作のクリスティー作品「検察側の証人」気になる。
「これも未見ならばレンタルビデオ屋に走らなければならない」という映画「十二人の怒れる男」も近い内に、レンタル屋に走らなくては!

国内小説「真夏の方程式」東野圭吾

2012年01月17日 | 国内小説は行


アマゾン「真夏の方程式
ウィキ「真夏の方程式
ウィキ東野圭吾
2011年6月出版。

あらすじ(アマゾンより)
夏休みに美しい海辺の町にやってきた少年。そこで起きた事件は、事故か殺人か。少年は何をし、湯川は何に気づいてしまったのか。

登場人物(ウィキより)
湯川学
帝都大学物理学准教授。
柄崎恭平(えさき きょうへい)
小学5年生。夏休みを親戚の旅館に泊るため、玻璃ヶ浦にやってきた。
柄崎敬一(えさき けいいち)
恭平の父。
柄崎由里(えさき ゆり)
川畑成実(かわはた なるみ)
環境活動家。15年前に玻璃ヶ浦に移り住んでから海の環境保護に力を入れるようになる。
川畑重治(かわはた しげはる)
成実の父。旅館「緑岩荘」を経営。東京に住んでいたが、父親の後を継いで玻璃ヶ浦に越してきた。太りすぎたために膝を壊し、杖が手放せない。
川畑節子(かわはた せつこ)
成実の母。柄崎敬一の姉にあたる。実年齢より若く見える。恭平の母。敬一とともにブティックを経営。多忙な日々を送っている。

ちょいコメ(ネタバレあり)
玻璃ヶ浦に住んでいる叔母夫婦の旅館「緑岩荘」に、夏休みの滞在に行く恭平。
列車の中での、湯川博士との出会い方、面白い。湯川博士、いいなぁ。
同じ旅館で過ごす2人の触れ合いがいい。
ペットボトルで作った海底を見る実験など。(私も夏休みの宿題では苦労したので)そんなことができるんだな~と思いながら読み進む。
美しい玻璃ヶ浦の海・夏休み・花火とノスタルジックな背景だ。そこで起こったドロドロした事件。
湯川の「ある人物の人生をねじまげるかもしれない」の「ある人物」とは誰だろう?と、私なりに推理はしながら読んだが浅かった。
仙波はこうするしかなかっただろうが、殺された塚原はどうだろう?叔母さん夫婦は?恭平家族は?物語は深い。
これから子供たちは、どういう生きていくのだろうか。

印象に残った言葉
湯川「今すぐには答えをだせない問題なんて、これから先、いくつもあるだろう。しかし焦る必要はない。答えを出すためには、自分自身の成長がもとめられている場合も少なくない。だから人間は学び、努力し、自分を磨かなくてはいけない」
「今回のことで君が何らかの答えを出せる日まで、私は君はひとりぼっちじゃない」

最寄りの図書館で予約してこの本が手元に来るまで何ヶ月かかったろうか?
貸出ベスト5位!そして現在も後何十人も待っている。ちなみに1位は「麒麟の翼」。

TV 祝女

2012年01月16日 | TVドラマ


NHK祝女

ウィキ祝女

「女に生まれたアタシを祝う」という意味で「祝女」。女の本音や本性をテーマにしたオムニバス形式の
笑えるショートストーリー集。

ちょいコメ
シーズン1から、毎週楽しみに観てるバラエティー&ドラマ。
今回観たのはシーズン3の1月14日放送だが、シーズン3は女優・俳優陣が以前より充実している。

どの女優さんも楽しいが、私の一番お気に入りで、笑えるのがYOUさん。
Kポップグループの追っかけをしたり、歌姫でスポットライトを浴びながら童謡を歌ったり。
今回は、飲み屋の女将になって、若い女の子たちが恋人を甘やかすのを怒り、「男をダメにする女、おさげ」の紙芝居をする。
いつのまにか、その紙芝居の主人公「おさげ」になり名演。
とても可笑しいが、ちょっぴりマジメな話だ。



他にも、こんなことあるある~と頷いてしまったり、笑っちゃったり、ドキッと冷や汗かくことも。
30分があっと言う間に過ぎる。