funky days

読書・鑑賞記録&日記

カーネーション総集編下

2012年06月25日 | TVドラマ


先日、渡辺あや「カーネーション下」を読了した。
丁度23日に、テレビで総集編をやってたので、録画し鑑賞。
コシノ3姉妹の子供時代からの非凡さが印象に残る。
特にコシノジュンコさんの役をされてた方が素晴らしい。

ラストの方は、いろんなエピソードに心がじんじん感動。
たった1時間半ほどなのに、観ている私は、なが~い人生をヒロインと共に生きたような気になった。
よかった~!

海外小説「夜のサーカス」エリン モーゲンスターン

2012年06月08日 | 海外小説マ行


amazon

内容(「BOOK」データベースより)
夜だけ開く黒と白のテントのなか、待っているのは言葉を失ってしまうようなショウの数々。氷でできた庭、雲の迷路、優雅なアクロバット、ただようキャラメルとシナモンの甘いにおい…しかし、サーカスではひそかに熾烈な闘いがくりひろげられていた。若き魔術師シーリアとマルコ。幼いころから競い合いを運命づけられてきた二人は、相手に対抗するため次々とサーカスに手を加え、魅惑的な出し物を創りだしていく。しかし、二人は、このゲームの過酷さをまだ知らなかった―魔法のサーカスは世界中を旅する。風変わりなオーナー、とらえどころのない軽業師、謎めいた占い師、そしてサーカスで生まれた赤毛の双子…様々な人々の運命を巻き込んで、ゲームは進む。世界で絶賛された幻惑とたくらみに満ちたデビュー作。

ちょいコメ
以前読んだ「サーカス象に水を」が大変良かったので、「サーカス」という言葉や美しい表紙に惹かれ、
新着図書コーナーにあったこの本を見つけて借りた。

内容は、運命的な2人の愛の物語。といっても余り甘~い感じじゃなく結構ハード。
2人は幼い時から魔法の対決が決められていたから。
また、2人の師や、ツキコ達、彼らを囲む登場人物も、それぞれ特別な運命を授けられた人たちばかりで、
ひとりひとりに物語がある。
それなのに文体は、最初から最期まで静かで美しく、不思議な物語だった。
以下ネタバレ





































  














































結局なんとなくわかるような、わからない様なラスト。
2人の対決は引き分け?それともどちらも敗者なのか?そもそも対決なんてあったのか?
2人でサーカスの管理者になった?それともサーカスの中の部屋のひとつになったのか・・・
また2人の指導者たちは何者だったのか?
他の人たちはどうなったのか、などなど読み終えた今でもはっきりとわからない。
たぶんそんな物語なのだろうな。
映画化が決まっているそうだが、どんな映像になるのかなぁ?


2012年5月の鑑賞メーター

2012年06月01日 | 鑑賞メーター
5月の鑑賞メーター
観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:378分

完全なる報復 DVD完全なる報復 DVD
クライド(バトラー)の徹底した報復に驚愕。次は誰?どんな方法で?と思いながら観る。ラスト、こんな終わらせ方しか出来なかったのだろうか?バトラーはどんな役でもこなす名優だなと、改めて思う作品だった。
鑑賞日:05月30日 監督:F・ゲイリー・グレイ
インセプション Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)インセプション Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)
最初の虚無の世界のシーンから物語に引き込まれた。夢の時間の設定が現実的な気がした。実際1時間の位の睡眠でも、夢では長い時間行動してるもんなぁ。また、難しい問題を夢の中で解いたことも!夢から覚めると覚えてないんだけど。。映像シーンも素晴らしかった。素晴らしすぎて、映像に気をとられすぎることも!2回も見てしまった・・・レオ様、相変わらずかっこいい!仲間たちも良かった。
鑑賞日:05月27日 監督:クリストファー・ノーラン
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組 [DVD]ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組 [DVD]
ジョシュ・ハートネットが魅力的。最初からワクワクして観れた。
鑑賞日:05月10日 監督:ブライアン・デ・パルマ

鑑賞メーター

2012年5月の読書メーター

2012年06月01日 | 読書メーター
5月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:1723ページナイス数:106ナイスXの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)「Yの悲劇」が気になってたが、数冊のガイドに絶対「X」から読めと書いてある。「X」は図書館ではいつも貸出中。やっと借りれた。最初は、ロングストリートが電車内で、奇妙な道具で殺されるとこで始まる。電車という密室の中で起こった事件。元俳優で探偵のレーンが謎解きに挑む。何を書いてもウムムだ。中盤からはイッキ読み。レーンの謎解きになるほど~と感心する。レーンの扮装シーンも楽しかった。ちょっとも見落としできないので、集中力いった。本格推理小説って面白いな。名作。読了日:05月23日 著者:エラリー・クイーン
ダ・ヴィンチ 2012年 03月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2012年 03月号 [雑誌]次にくる漫画ランキング①「鬼灯の冷徹」江口②「銀の匙SilverSpoon」荒川③「となりの関くん」森繁④「グラゼニ」アダチ⑤「ドリフターズ」平野⑥「ましろのおと」羅川⑦「信長協奏曲」石井⑧「昭和元禄落語心中」雲田⑨「アゲイン!!」久保⑩「あさひなぐ」こざき⑪「GANGSTA」コースケ⑫「姉の結婚」西⑬「さんすくみ」絹田⑭「アオハライド」咲坂⑮「軍靴のバルツァー」中島⑯「はたらけ、ケンタウロス」えすとえむ⑰「ヒナまつり」大武⑱「マギ」大高⑲「ヒロイン失格」幸田⑳「男子高校生の日常」山内、「ぴんとこな」嶋木読了日:05月16日 著者:
BRUTUS (ブルータス) 2012年 4/15号 [雑誌]BRUTUS (ブルータス) 2012年 4/15号 [雑誌]原画展、大友克洋氏作品紹介や、井上雄彦氏の対談。新作アニメ「火要鎮」(ひのようじん)のことなど。。昔読んだ「AKIRA」「童夢」再読したくなった。映画も見たなぁ。金田バイク、作った人いるんだ。(P72)かっこいい!徹夜で描き続けた「カケアミ」シーン(P77)今でも覚えてる。そんなエピソードがあったのだな。読了日:05月16日 著者:
スワン・ソング〈下〉 (福武文庫)スワン・ソング〈下〉 (福武文庫)この作品は、キング「スタンド」のオマージュ作品らしい。マキャモン作品の方が読み易いらしいが、時間かかった。印象的なシーンは「ヨブの仮面」が剥がれる時。主要な登場人物達は、核戦争後、顔を固い皮膚で覆われる病気にかかる(作中では「ヨブの仮面」と記してある)。その仮面は、時期がくると剥がれる。良い事をし続けた人は美しい顔になり、悪い事(殺人とか人肉を食べるとか)をした人は醜くなる。そのあたりのマキャモン氏の文章表現が実に面白かった。また深紅の目の男の変身ぶりすごい。映画(あれば)観たい。印象的な作品。読了日:05月13日 著者:ロバート・R. マキャモン
舟を編む舟を編む2012年本屋大賞。荒木と馬締の最初の出会いに噴き出した。荒木「まじめ君、きみの力を「大渡海」に注いでほしい」馬締「あ~あぁ~!」「はってっし~な~い!」(古っ!)この後、どんな展開になるのかと思ったが、3つの恋愛話をおりまぜた辞書編纂の物語だった。登場人物がみんなよい。特に辞書編纂に一生をかける松本先生かっこよかった。子供の頃から使っている辞書。こんな風に作られていたのだな。「舟を編む」センスある題だな。読後、手近にある辞書をつい開いて「ぬめり」を確かめてみた。「女」もひいてみた。なるほどね。図書館の本読了日:05月06日 著者:三浦 しをん
蜩ノ記蜩ノ記2011年直木賞。このひとつ前に読んでた作品が世紀末モノの上巻で、頭の中がパニックだらけで切り替えができず、読み初めはなんて静かすぎると持て余した。が、状況や背景がわかってくるにつれ、庄三郎の気持ちに感情移入し、どうにか秋谷の切腹をやめさせられないものか、庄三郎頑張れ!と、応援。が。。秋谷の、武士としての潔さに感服。随所にある「親」「家族」「上に立つ者」などの道理に納得。時代物面白いな。今度他の方のコメントにある巨匠、藤沢・山本・浅田作品など読んでみようかなと思った。読了日:05月03日 著者:葉室 麟
2012年5月の読書メーターまとめ詳細読書メーター