funky days

読書・鑑賞記録&日記

「医龍」永井明原案、乃木坂太郎作画

2009年03月27日 | 漫画


半年分のビッグコミックスペリオールを読みました~~
連載作品は20作品ほどありますが、どれも面白いのです。

今回は「医龍」についていろいろ調べてきたり、思ったことを書きます。
この作品は漫画読みさんにはとても人気のある作品で、
私がビッグコミックスペリオールを定期購読するきっかけになった作品でもあります。

今コミックスは20巻出ていますが、まだ続いています。
医療ミス、抗がん剤治療、院内感染、内科と外科の対立、チーム医療、医局制度などの話を、
中だるみすることもなく、毎回美しい画で読ませてくれます。



あらすじは医龍(ウィキ)より抜粋します^^

東北の寒村に住まう、天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎を、
明真大学医学部助教授の加藤晶がたずねてくる。
心臓の難手術であるバチスタ手術論文を成功させて、自分の教授就任を図り、
今の大学医療を改革するために、朝田をスカウトしに来たのだ。

教授・野口賢雄らが支配する封建的な病院体制の中、朝田は研修医伊集院を鍛え、
また藤吉を始めとする優秀なメンバーを揃え、次々と難手術を成功に導く。

医局の権威を無視する朝田に、警戒感を持つ野口は、朝田を招いた責任を取らせるために
加藤追放と、後任に朝田の最大のライバル霧島軍司を起用する事を決断する。


第1話はこちらで読めます

試し読み 第1話


この作品は、平成16年度の小学館漫画賞受賞作品です。
現在の医療を取り巻くいろんな問題について告発されています。

原案の永井明氏は、肝臓がんのため、2004年7月お亡くなりになりました。
ご自身は医師・ジャーナリストで、アニメ「ブラックジャック」の監修などされました。

過去、ドラマにもなりました。
私の大好きな俳優さんの北村一輝さんが、霧島軍司役になってました。
(今は「天地人」で、上杉景勝役をされています。毎週会えます^^えへへ)







今週号のお話は、麻酔医の荒瀬のお話でしたが、朝田の行動が泣かせるのです。
この漫画の登場人物はみんな、魅力があります。

こちらで2009年3月27日発売№8が読めます。

試し読み

↑の試し読みは、毎週変わるようです。次の週の試し読みになったときはすみません。

オススメ作品です^^

あ、これを読まれたら小説「チームバチスタの栄光」海堂尊著がおススメです。
医療小説なので、頭が「医龍」で医療に詳しくなっているので、読みやすいですよ^^


「医龍」の上のページに以前記事にした「おくりびと」の試し読みがあったので、
ついでに貼り付けときますね~~独特の雰囲気がわかります^^
うまいなあ~。さそうさん。。

おくりびと



「マイナス・ゼロ」広瀬正著

2009年03月20日 | 国内小説は行


うちの活字中毒なダンナさんが、かな~~りプッシュしているSF小説です。

いつもは、そんなに頑張らないんですが、今回は、娘が
「面白くて3日で読んだよ~~」って言ってたので、
ここで母の私も語らねばと思い、今日1日で、読了しました。

この小説は、何を語っても、ネタバレになるし、
かといって、ちょっと語っただけでは、語りつくせません。

ひとこと、タイムパラドックスものです^^


この作品の著者は、もう亡くなられています。
 
以下ウィキより
この作家さんは、時間をテーマにしたSF作品を多く残し、
「時に憑かれた作家」とも呼ばれている。

1965年(昭和40年)『宇宙塵』に処女長編として連載。
『もの』など時間を扱ったショートショートに定評のあった広瀬の
処女長編という事で注目を集める。

しかし、1970年まで単行本化されることがなかった。
空白の5年間と呼ばれ、広瀬は小説を全く書けなかったという。

1970年 『マイナス・ゼロ』刊行とともに作家活動に復帰。
第64回直木賞候補に推されたが落選、この時の選考委員が司馬遼太郎は、
この人の空想能力と空想構築の堅牢さにおどろいたと、一人激賞した。

2008年7月25日の集英社文庫改訂新版発売まで絶版による品切れ状態が続き、
長らく復刊が待たれた作品である。

また他サイトでは。
「報いられることなき期間があまりにも長かった作家であり、
それに比して報いられることがあまりに短期間だった作家」(筒井康隆氏)

こちらで少しあらすじがのっています。

マイナス・ゼロ(アマゾン)

こちらに試し読みがあります。

試し読み


検索してみると、この「マイナス・ゼロ」の年表を作成されている方も
いらっしゃるようです(読了後に確認されたほうがいいです)

伏線だらけで、最後にすべてがつじつまがあいます。
ひとつだけ疑問点は残るけど。。。
(夕食のサカナになりました)

文章がとてもうまいです。
内容が複雑なのに(SFなのに)たくさんの出来事が、
無理なく、自然に、わかりやすく描かれています。
そして、ノスタルジックなところも満載です。
登場人物も魅力的に描かれていて、とても良いのです。

奥様と眼科医

2009年03月19日 | つぶやき他


面白いサイトを見つけました。
(gooブログを使っていらっしゃる方はご存知だとは思いますが)

声が出ます!
なので、そ~っとは見れないかもしれません。

全部見るのは時間がいるので、せめて6話だけでも
で、もしもうちょっと時間があれば、3話、4話も面白いです^^

で、もっとお時間あれば、全部読んでください!
ためになります^^

ドライアイ日記

「空色勾玉」荻原規子著

2009年03月17日 | 国内小説あ行


「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」の三部作からなる
古代日本ファンタジーの一部作です。

児童書なのですが、おばさんが読んでもはまってしまいました。
読み出してすぐに、私は15歳~~!ヒロインの狭也に変身!しました(爆)

美少年の稚羽矢と一緒に、許されない恋に陥り、旅立つのです~~
ああ、私は月代王様のフィアンセなのに~~3角関係?
(児童書かい?)
まさに私の大好物である、少女が冒険して成長する少女漫画の世界です!


あらすじは次のとおりです(空色勾玉ウィキより)

輝(かぐ)の大御神に属する地、羽柴の里に育った少女狭也(さや)は
ある日、楽人として立ち寄った土蜘蛛と覚しき異郷人の一行に出会う。
彼らが言うことには狭也は水の乙女・狭由良姫(さゆらひめ)の生まれ変わりではないかという。

一行が村を去る時、狭也は老婆から空色の色をした勾玉を渡される。
一行が去り一人になると、嬥歌(かがい)を避けて言った不在のはずの憧れの存在、
月代王(つきしろのおおきみ)が立っていて、狭也は彼と照日王(てるひのおおきみ)の治める
まほろば・輝の宮に誘われることとなる――。

輝の宮で不思議な人物・稚羽矢(ちはや)と出会ったことで狭也は大きな運命に巻き込まれていく。

不死の輝(かぐ)の勢力と、限りある命の闇(くら)の勢力の戦い、葛藤が背景となって演じられる物語。



感想
登場人物は、狭也(さや)、稚羽矢(ちはや)、照日王(てるひのおおきみ)、
月代王(つきしろのおおきみ)、鳥彦(とりひこ) 、岩姫(いわひめ)、
伊吹王(いぶきのおおきみ)、開都王(あきつのおおきみ)、
科戸王(しなどのおおきみ)
と、呼び方がややこしいのですが、この9人の呼び方さえ覚えていたら、
物語はさくさくと、はやっというくらい、ハマるので進みます。

(私はいちいち、どう読むんだったっけ~と思ってたので、その分だけ
時間がかかりましたが。。汗)

まず狭也がかっこいい。無茶をするところもあるけど、
自分の信念うを貫いたり、とてもやさしさあふれる少女です。

稚羽矢はなかなか登場しなかったです。
2人の姉兄にうとまれて孤独に育ったかわいそうな子供だったんですが、
狭也に影響されて、どんどん素敵な男の子になっていきます。

照日王と月代王は、姉弟なのにべたべたしたりして、
おばさんは、ちょっとちょっと~~とか思うところもありましたが、
照日王って、あねごって感じで結構かっこいいです。
残酷なところはいただけないですがね~~

狭也にプロポーズして村から連れて来た月代王は、
なんだか頼りなげで、あまり感情移入できないキャラでした。

ラストのほうは、何とビックリな方向にいき、
韓ドラのような、ジェットコースターな展開になるのです。
はあはあ・・

いや~~、面白かったです。オススメです。
漫画仲間には、すでに読破されているかたも数名います。

児童書は以前、「精霊の守り人」や「ライラの冒険」にはまりましたが、
それらに匹敵する物語でした。
二部、三部もそのうち、読みたいです。
とても面白いとの評判です。
四部作と呼ばれる番外編もあるようです。


読みたい~~が、最近、ここ半年ためた「ビッグコミックスペリオール」
やっつけています(爆)いろんな面白い漫画てんこもりですよ。
特に「覇-LORD-」すごい展開ですよ~~董卓殺されちゃったし~~。

半年分の週刊誌イッキ読みっていうのも、たまらなく面白いです。
(って、なんでそんなにためこむかね~~はあ・・・)

少女漫画○×勝負ほか

2009年03月13日 | 漫画
たれぞ~さんのブログ漫画の重みで床が抜けたらどーする?!で、
少女漫画○×勝負(主に70年代)をされていました。

それを読まれたけいさんが、問題のサイト画像の貼りつけ方を
けいさんのブログ冗談倶楽部で、丁寧に説明をしてくださいました。
(実は、私もしたいけどできなかったのです)
早速、わたしもやってみることにしました。

で、奮闘した結果、できました~!嬉しいです!
けいさん、ほんとにほんとに、ありがとうございました!!



問題少女漫画○×勝負(主に70年代)

最初たれぞ~さんのサイトで、読んでない作品をヤマカンで問題解いたときは、
90点とれたんですが、今回ははずれました。
でも合格できたので、やれやれです。





それから、けいさんのオススメの問題です。

少女漫画4択問題(70年代)




もひとつ
あなたのベスト恋人★を診断!!!

私のベスト恋人は、「思いやりのある硬派な男」でした。
やはり「揚羽」と相性ばっちしなのね~~ウフ




漫画喫茶デビュー

2009年03月06日 | 漫画
友人と、漫画喫茶のレディースデー(通常の半額)に行きました。
漫画を置いてある喫茶店にはよく行きますが、漫喫は初めてです。
だいたい、3時間で700円弱くらい。お得なのでしょうか?

チェックした作品は6冊です。
どの漫画も1巻だけ読みました。


     
     


屍鬼(ウィキ)
ご存知 小野 不由美さんのホラーです。
これは小説も読みましたが、非常に面白い作品です。

あらすじ
周りから隔絶された集落、外場村(そとばむら)。昔から変わることの無いこの村では、今でも土葬の習慣が根強く残っていた。

平和だった村に最初に起こった小さな変化。それはどこからか移築された古い洋館だった。なかなか越して来ない洋館の住人。ある日壊されていた村中の神像。次々と増える死因不明の死者。

そして、村の住人達は気付く、「この村は死によって包囲されている」と……。


あまつき(ウィキ)
ファンタジーです。私が大好きな妖怪がたくさん出てきます。

あらすじ
日本史のテストで赤点を取った六合鴇時は春休みに補習として大江戸幕末巡回展に行くことになる。ハイテク技術の詰まった場内を回るも束の間、奥にあった橋を通ろうとすると突如謎の妖(あやかし)、『鵺』に襲われる。間一髪の所をとある少女、朽葉に助けられるが、気が付くとそこは大江戸幕末巡回展ではなく、元居た自分の世界とは全く異なる場所、雨夜の月“あまつき”であった。


アライブ-最終進化的少年-(ウィキ)

最初から、びっくりなストーリーです。

あらすじ
舞台は日本の中心、東京。幼い頃、両親を交通事故で亡くした叶太輔は、姉であり、自身が通う高校の養護教論である叶陽子、幼馴染の落合恵、そして親友である広瀬雄一と共に普通の高校生活を送っていた。

ある日、太輔は「何か」が自分の中に落ちて来たのを感じる。そのときは気のせいとやりすごすが、その日の帰宅途中、自分の目の前に笑顔の少女が飛び降りて来て自殺した。[自殺]……それを一瞬、羨ましいと感じてしまった太輔は大きく戸惑う。さらに自分の周りだけでなく、日本全国、世界各国で、ときを同じくして自殺者が相次いでいることを知り、動揺する。後に「悪夢の一週間」と呼ばれる日々の始まりだった。


シグルイ(ウィキ)

私は6冊の中で、1番面白かった作品です。
今度漫喫に行くと、続きを読みたいです。

あらすじ
寛永6年9月24日、駿府城内で御前試合が行われることとなった。御前試合は、慣例として木剣を使用することになっているが、周囲の諌めにも拘らず、駿河大納言・徳川忠長の一意により、今回は真剣を用いる事が決定され、剣士達による凄惨な殺し合いが幕を開ける。

御前試合当日、隻腕の剣士・藤木源之助の前に現れた相手は、盲目・跛足の剣士、伊良子清玄だった。まともな試合ができるかどうか危ぶむ周囲の心配をよそに、伊良子は奇妙な構えを取る。刀を杖のように地面に突き刺して足の指で挟み、体を横に大きくのけ反らせるように捻るという、通常では無い構え方をした。両剣士には浅からぬ因縁があった。

 

同級生

きゅんとくるストーリーでした。


あらすじ
好きな子ができました――。同じ制服、同じ靴、同じクラスで同い年。明るく人気者の草壁と繊細な優等生・佐条、2人が出会ったのは、あり余る青春のまっただなか。はつ恋の記憶を呼び戻す、レモン果汁100%のときめきボーイズ・ラブ! 同級生2人が育む恋模様、めぐりあい、みつめあう、大人になる前の少年たちの、スローなラブの物語。



闇金ウシジマくん(ウィキ)

あまりにも救いのない物語。「ナニワ金融道」に近い。
でも怖いもの見たさで、続きが読みたい漫画です。
多分、次行ったとき、続きを読むでしょう。

あらすじ
主人公、丑嶋が経営するカウカウファイナンスは10日5割の超暴利闇金融。カウカウファイナンスに訪れる客およびその関係者のさまざまな人間模様が描かれる。丑嶋は各エピソードの狂言回し的存在であり、丑嶋が全く登場しない回も多くある。一般的に社会の底辺で生きている者たちの閉塞感や不道徳・心の弱さと、そこから起因する各自の経済的失敗から主人公丑嶋に金を借り、さらにどん底へ転落する生活が始まり、場合によっては廃人になる様子がリアリティ溢れたグロテスクな手法と卑猥な表現で描写されている。