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KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

スイカズラ(忍冬)の花の香

2020年05月21日 | 料理
天気  雨

寒がりの私には寒いとしか言いようのない昨日今日。暑くなった先週、冷房まではいらないけれど暑かったら冷風機は必要かも・・と思って居間に出しておいた。この冷風機兼温風機、とっても便利。冷風に使おうと思っていたのに今日は温風を入れた。

近所のコンビニへ用あって行くとき通るマンションの一番外れに、スイカズラが咲いている。ずっと前から咲いているのだが、いつもマスクをして外へ出るので「咲いているわ」と思うだけだった。花はそろそろ終わり近い。終わる頃になると、花が黄色くなるので「金銀花」とも言う。
今日は傘を差して出たし、マスクはコンビニに入る時に付ければいい、と思って上着のポケットに入れていた。
いい香り。スイカズラの香りを感じたのは今年初めて。毎年、ここを通るたびに香りを楽しんでいたのに・・コロナめ!!
ちなみに、忍冬、などという当て字になったのは、葉っぱが冬でも枯れないからだという。事実、蔓性なので冬でも枯れた生垣にしがみついている葉っぱが目立つ。

紫陽花のピンクの花も色づき始めていた。額紫陽花の方が先に蕾は大きくなるが、昨日と同じく毬咲きの方が色付くのは早いようだ。
新しいスマホ、雨の中でも綺麗に撮れますねえ・・私の技術ではありません。


関西の、緊急事態宣言地域は解除になった。東京近辺はまだのようだ。解除になったらどっと人が繁華街に出て、元の木阿弥になりそうで怖い。でも、いつまでも人が籠っていては廃業する事業所が増えるばかりだし・・
高校野球も中止、来年に延期のオリンピックも危うくなってきた。生きているうちに自由な今までの暮らしが帰ってくるのだろうか・・などと考えると「コロナ鬱」になりそうなので、小さな楽しみを毎日自分で探さなくては。

雨に香の散らばる忍冬の花  KUMI
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昼寝の効用は?

2020年05月20日 | 俳句
天気 曇

紫陽花がもう咲いていてびっくり。大きな株のいちばん根に近いとところだけ、色づき始めていたのだ。ちょっと早すぎませんか? 今日は肌寒いくらいの気温なので、紫陽花にはふさわしくない。

今はサツキが盛りになりつつある。
市の花なので町のあちこちに咲いているものの、今年は自粛のために手入れ作業しないから、市道の歩道の植え込みも雑草がたくさん生えていたり。写真は近くの金融機関の敷地なので、近所でもいちばん綺麗に手入れがしてある。


昨日の話。
昨日は朝から雨で気温も下がり、私のいちばん嫌いな天気模様になってしまった。起きた時から頭が重くて目まいも相変わらず。
昼食を食べたあとで、ひどく眠くなった。自粛生活になってから一日家に居ると午後3時ごろに眠くなることが多く、その時間に珈琲を飲んで何とか目を覚まさせてパソコンを開く・・というのが日課のようになっていた。昼寝は子供の頃から大嫌いだ。一度眠ったら夕方まで目が覚めなくなり、頭がぼーっとするし、夜眠れなくなる。
ということでその嫌いな昼寝をせずに済ませよう、と思ったのに、昨日は俳句誌を手にしたまま、パタリと眠ってしまった。
最悪です。気づいたら2時間半も熟睡してしまい・・気分のわるいこと。昼寝が健康に良い、なんて言うけれど、私には良いことなんか何もない。
夜、眠れなくなるかと思ったら、いつもと同じように眠くなった。それでいつもと同じように朝までぐっすりと眠れれば、良かった良かった・・となるところ。でもそうはいかなかった。
足が寒くて目が覚めた。目覚ましは鳴らないけれどもう起きる時間?暗いのは雨のせい?と思いながらトイレへ起き居間の壁の時計を見たら、なんと、まだ5時前だった。一度起きたらもう眠れない。
仕方なくそのまま起きてしまい、いつもの朝シャン。夜は目まいがひどいのでこの半年、朝のシャワーと洗髪の暮らしはまだ続いているのだ。

普通の「お年寄り」は、この時間にはとっくに起きて散歩に行っているのだろう、私も毎日この時間に起きられるようにすれば、暑い夏でもゆっくり散歩出来る・・と想像してみた。悪くはない。でも絶対に無理。多分、そのために10時に布団に入っても眠れないことは、もう立証済みなのだ。早朝に出かける旅行のときでも、結局は寝不足になっていたっけ。
今日だけの早起き。雨が降っていなければ少し外を歩けたかもしれないのに・・

青葉冷ゆ誰にも会はず日の暮れて  KUMI
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詐欺も巧妙

2020年05月19日 | 俳句
天気 雨

朝刊に載っていた「新聞記者が詐欺メールにまんまとひっかかった話」。
今流行りの詐欺事件を扱っている、39歳の分別盛りの記者がスマホに来たメールに騙された、という記事だ。あれ、このメールと同じもの、私にも来た。スマホではなくパソコンだったけれど。何でひっかかるの、私はすぐに見抜いたのに・・

メールは、通販大手アマゾンからで、内容は「このままではアマゾンを使えなくなるので、安全確認のためにIDとパスワードを入れて・・」とかいうもの。パソコンメールではURLの隣に変な文字が並んでいて、いかにも詐欺メール、と解るので無視して削除した。パソコン永久初心者のバアサンが詐欺を見破ったのに、なぜ記者さんが?
とよく読んだら、スマホへ来たメールでは、その変な記号みたいなものは表示されないのだそうだ。この時期、宅配便を使う人は増えているし、このメールが来たら使えなくなるのは困る、とばかりに反応してしまう人は多いのだろう。私は通販は毎週の食料配達の会社以外は殆ど使わない。アマゾンは、5年以上前にどうしても欲しい絶版の本を古書で買うために使った。
ましてや、スマホの小さな画面から何かを買うなんて面倒くさい。

若い人に、被害者が出るのでしょうねえ、気を付けよう。恥を晒して経験を記事にした記者さんに拍手。

家籠りで、家庭での簡単な園芸用品が売れているのだという。
私はコロナ騒動に関係ない去年から初めている「お家ベジ」。毎週配達の食料と一緒に、ネットで注文したもの。夏になったら、スプラウトの種を蒔くと一週間もかからずに「収穫」出来る。食卓に置いておき、そのまま台所鋏でチョキチョキ切ってサラダや味噌汁に入れる。


今は、ケールのスプラウト。食べられる状態になってからは毎日の水替えの時に蛇口のシャワーで洗う。少しの埃は被っても一人暮らしの家の中にはウィルスなんかないし。
何か植物を育てたくなる気持は良く解る。ましてや、楽しみながら食べられるのは花よりも良いかもしれない。

本の背に指の触れたる昼寝覚め  KUMI
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小判草はよく増える

2020年05月18日 | 俳句
天気 曇

このまま梅雨に入りそうな天気が、今週は続くらしい。走り梅雨、などと洒落たことを言っている場合ではない、春や初夏の一年でいちばんのんびり出来る陽気がないまま終わる。

近所の公営住宅のフェンスの外に、小判草が年々増えてきて今年は大変な量の小判がびっしり。ここからは遠いけれど、我がマンションの周りにも植え込みの間にちらほらと。
雑草と化して始末に困るこの草、調べたら、明治の初めに観賞用にヨーロッパから取り入れたとか。小判に似ているので珍重されたのだろうか。
ヨーロッパから来て困っているのは新型コロナウィルスも同じ。中国から来たものが治まったあとに、ヨーロッパからの「種」は増え続けたのだとか。
植物もウィルスも、もう地球は一つ。

数日ぶりにスーパーへ。マスクを外せない場所なので長くいると息苦しくなってくるので買うものは決めていく。散歩は、あまり人に会わない道を選び、前後に人が居ない道ではマスクを片耳外すことにしているが、スーパーの周りは人が絶えない。
不要ではないけれど、和菓子もなくなっていたので、好物の中村屋の最中をゲット。
今日のおやつは久々に中村屋ですよ~ と楽しみにお茶を淹れようとしたら茶筒が空っぽだ。予備のお茶は冷蔵庫に入れてある・・筈が、ない! あれ?いつも封を切って半分は茶筒に、半分は冷蔵庫に。その半分が所定の場所にない。もう新茶の出回る頃なので古茶の買い置きは控えていた。冷凍庫にもない・・お茶も、米味噌醤油と同じく欠かしたことはないのに。
がっかり。日常生活のミスが多くなった。

茶道を教えている姪から貰った高級らしい抹茶が、半分だけ冷凍してあるのを思い出した。私は茶道なぞ嗜まないので、時々抹茶塩にしたり、気が向けば自己流にお茶をたてたりしていた。今日はそれを煎茶の替わりにしましょ。同じお茶なのだからいいでしょ。


来週は、ネットで静岡の新茶を頼んであるので届くことになっている。でも、今週末に内科通院で隣駅まで行くので、そのときに新茶を買える。そろそろ、地元の新茶の出回るころだ。

朝起きてベランダのガラス戸を開くと鶯の声の聞こえることがある。寝坊なのでもう7時近い時刻。以前はもっと近くで鳴いていたのに、最近はどこで鳴くのか解らない。隣駅の前の大学構内にはよく鳴いているけれど、2㌔近くも離れているのに聞こえる訳はない。それとも、今年は自粛の街に車が少なくて大学の鶯がここまで聞こえる? その大学、花見に行った3月末には普段通りに構内出入り自由だったが、今は閉ざされているらしい。

老鶯や町のだんだん覚めゆける  KUMI
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カメラ壊れた・・早とちりの件

2020年05月17日 | 俳句
天気 晴

上のユキノシタと下の写真はスマホです。

暑くなるという、でもからりとした晴天。汗をかかないうちに、と今日も公園へ行ってみた。一昨日は北側のメインの大広場に行ったらジョギングの人が多くて怖かった。今日は人の少ない南側へ。土日だけはどうしてもジョギングの人が多くて、この暑さの中をマスクして(しない人も居るから怖い)走って、楽しいのかしらん?と思うのは走ることが嫌いな私だけかも。


ベンチで休憩する前に、咲き残った石楠花をカメラで撮ったりして、ベンチに坐ってカメラを構えたら・・あれ?画面がおかしい。被写体がモニターに全く映らなくて、記号だけが出ている。何度もスイッチをON.OFFに入れ替えても同じ。バッテリーが映っているが赤い色の警告にはなっていない。バッテリーの充電は先週したばかり、それ以後はあまり使っていないし・・
やはり壊れた、と思った。実は一昨日、別のベンチに坐ったときにカメラを傍らに置き、水を飲もうとボトルを出したらカメラの紐にひっかけて、カメラがベンチから勢いよく転がり落ちた。かなりのガシャン、という音。
あ!壊れたかも・・と慌てて拾うと、替えレンズが少し動いていて、それを直した。うん、大丈夫大丈夫。と一昨日は思ったのだ。そのあとにも何枚か撮っているし。でも、それが今日になってどこかに少しの「ずれ」が生じたのかも。
がっかりして、水を飲んで気持を休め、帰宅。カメラは私には分身のようなもの。パソコンは今は私の連れ合い。
気落ちして帰宅。

明日は電器屋へ行かなくちゃ。今は自粛営業で11時開店。でも、カメラ会社の修理部門もいつものようには営業していないだろうから、いつになったら修理が終わるやら・・

明日一番で久々に電車に乗り(といっても駅二つ)電器店へ行く覚悟をして・・
夕方、でも念のため確かめておこう、とカメラのスイッチを入れてみたら、え?うっそ~
モニター画面に「電池切れ」の赤い文字が。
とにかく、充電してみる。すると、カメラは壊れてなぞいないではありませんか。

つらつら考える。先週充電をしたはずなのに何故?それにさっきは警告が出なかった。ま、それはいいとして・・
そうでした。充電を始めたらスマホの画面が暗くなりバッテリーが少なくなっていた。カメラの方は急がないが、スマホは万一の時のためにバッテリーが少なすぎては外出出来ない。と思い、充電器をスマホの方に替えた。そのあとでカメラの充電のことはすっかり忘れてしまった。脳の検査で「海馬は無事」などと言われたのは嘘だったかもしれない。
コンセントなんかあちこちで使えるのに、居間のソファから動かずに出来る所ばかり使っている。この物ぐさが犯人。カメラのバッテリーの充電が足りなかっただけのことだったのだ。

「一大事件」はこれで解決した。

子燕に親追ふ空の高さかな  KUMI
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