寒いっ

天気　晴のち曇がち

寒い、といっても北海道では－30℃というところもあるのだから嘆くほどの気温ではない。雪国でならさして思わない寒さ、ともかく雪が残っていると余計に空気も寒く感じる。日本海側の雪は尋常ではなく降るらしい。
ようやく一日家に居られる日となり、結社の例会の報告を打ったり、と殆どパソコンに向かっていた。

午前、日差しのあるベランダで花に水をやり部屋へ入って、ふと外を見たら空も街も真っ白になっている。あれ？と窓に近づいたら、なんと細かい雪が舞っているのだ。慌てて洗濯物を取り込む。
ところがその雪、すぐに止んでしまい、日差しの中を風花が舞っていた。これが雪時雨？・・不思議な光景だった。

雪国の雪案ずれば風花来　　KUMI

吟行句会・生田緑地

天気　晴

毎月1回の吟行句会、去年は座間の谷戸山公園だったが、今年1年は川崎市の生田緑地になった。
家からは座間よりも30分以上も近いのが嬉しい。
緑地内にはあちこち歩ける所はあるが、雪のまだ消えていない寒い日、川崎市民家園に入るほかはない。到着した10時半ごろはまだ日陰は凍っていた。が、日なたはだんだん雪も氷も解けてきてぐちゃぐちゃ。靴は泥んこ。
お気に入りの民家の縁側に座ってゆっくり句を考えよう、と思ったら、そこは改修工事中で入れなかった。仕方なく岡本太郎美術館のレストランへ早めに入って昼食。・・句が出来ぬ。こんなに句の出来ない吟行もない、というくらい、なぜか句が浮かばずに困った。

駅近くの会場への帰路でようやく頭がほぐれてきた。遅い・・

何の芽と知れずあをあを雪割つて　KUMI

雪晴

晴のち曇

昨夜、雪はもう私が寝るころには殆ど止んでいた。深夜に止んだために雪は凍ってしまい、朝の東京は大騒ぎ。交通事故に歩行者の転倒・・雪を甘く見るなかれ。
雪国へ始終行っていても東京の雪は怖い。と思いつつも、何もかもを白くしてくれる多摩の雪景色は新鮮だ。
朝のうちだけ富士山がすっきりと見えた。

ちょうど内科医院への通院日、その前に医院に近い殿ヶ谷戸庭園を見ようと午前の早い時間に家を出た。整形外科へも寄りたかったのであまりゆっくり出来なかったが、まだ雪に覆われた庭の木々が眩しかった。
写真は、デジブックにしてみました。


デジブック 『雪の殿ヶ谷戸庭園』


雪晴の武蔵野まこと平らなる　KUMI

雪の夜

天気　時々雨のち雪

からから天気から毎日雨や雪になり、そろそろ青空が懐かしくなった。
夜にはついに本格的な雪になって、あっという間に積もって。
ちょっとでも積もると大騒ぎになる東京、都心よりもかなり積もる我が家の方は、もう外は雪の備えのあるタクシーしか走っていない。

雪の降り始めた頃に地震があった。こちらはたいした揺れではなくても、福島、と聞くと原発は？と心配が募る。
東京に直下型地震の起きる可能性、数年以内に70％、とか発表された。それでもオリンピック招致するの？と、怒りがこみ上げる。

雪の夜や揺れの震源地はいづこ　KUMI

吟行句会・向島百花園

天気　雨のち曇

今日もまた寒い雨。二日続きの句会になってしまい、しかも今日は向島まで。
日曜の電車は空いていて嬉しいが、座ったら気分良く眠くなり、気づいたら終点の東京駅。乗り換えの御茶ノ水に着いたのをまったく知らなかった、という失態だった。
出遅れたうえに寒くて寒くて。防寒はしっかりして行ったのだが追いつかなかった。1時間もない作句時間、今日はぎりぎり投句の10句しか作れなかった。

句会のあとは、新年会で浅草へ。生演奏の津軽三味線を聴かせてもらえた。まだ練習中、という若い女性、なかなかの撥さばきで楽しめた。

大寒やぐぐとくぐもる鳩の声　　KUMI