
朝、起きようかな、とベッドでぐずぐずしていたら緊急地震速報と同時の地震が。震度3以上だと鳴るようにはしているけれど、地震よりも警報の方で目が醒めた。
写真は、4年前の今日、八ヶ岳山麓へ友人たちと行ったときの富士山。昼間のものと、ホテルの部屋から見た暁の富士山と。雪の少ない年だった。

この時、夫は持病の腰痛を訴えて、高原の散策も坂道や階段は嫌っていた。私は・・今から考えると信じられないくらいに動けた。この翌年くらいまでは。

実は、夫の亡くなった日は令和元年11月2日になっている。戸籍上は。でも、実際は1日の夜中だった。医師の確認が遅れて、深夜零時を少し過ぎてしまい、書類上は2日になった。私の中では、11.1,になっている。
一周忌の去年の今頃は、ここへ入居したばかりで何かと忙しく気持に余裕がなかったが、今年は体調は悪くても気分的には余裕がある。あれからもう丸2年を過ぎたのか・・と感慨深い。
よく、パートナーズロスの話を聞くが、私は自分の体調維持に精一杯で、そんな気分は吹っ飛んでいた。でも最近になって、思い出すことが多くなった。古い写真を眺めるからだろうか。
そういえば、夫が好きでよく見ていた旅番組、海外も国内も、全く見なくなった。もう行ける体力もないし、夫と行った場所をテレビで見るのも虚しいもの。
話変わって、全体的には何もドラマのない選挙の結果の話で、私にはとっても納得できることがあった。
何気なく見ていた朝の情報番組、コメンテーターで時々顔は見たことのある若い女性の話が心に残った。少ない投票率だが投票所へ行く若者も居る。そして圧倒的に与党支持者が多い。その、20代の有権者は「生まれた時から大変な時代だったから、これ以上悪くならないように今の政権を支持する」ということだった。要するに変化なぞ望んでいない。
え、大変な時代?何でもあってモノに困ることも飢えることもなくて、それでも大変な時代だった?そっかあ、物質的には恵まれていても、それなりに苦労はしてきた若者たち、結局は暮らしが今よりも「後ろ向き」になるかもしれない変化は望まない方が賢明、と思っているのだ。森友問題も汚いカネの使い方も、自分たちに関係ないから興味もないのだ。今の自分の暮らしに悪影響のない道が一番。彼らにとっては変化のなくなる一党独裁が望むところ、なのかも。
ばあちゃん、やっと納得しましたよ。そんなこの世で若者に支配されるより、あの世の方がいいわ。
小菊の香胸に抱きて三回忌 KUMI
まだあの世のことは考えないで。私が寂しい。
私もkumiさんと同じ年になったら、20代のと若い子達の考えてる事が分からなくなるんだろうなぁって思う。きっと、戦争を経験した人たちのことは考えないで発した言葉なんだと思う。
年月が過ぎ去るのは早いものですね!
何もない私ですらどんどん日が過ぎていくのですから・・・。
素敵な富士の写真が2枚、見とれてしまいます!
いつものことですが、その構図の素晴らしいこと。
こんな光景が頭にあるからこそ、施設からの富士に艶消しの手前の邪魔者に不足を感じられるのですね(笑)
その下の紅葉も素敵です。
最近真似してこんなアングルでよくシャッターを切るのですが人に見せられるようなものが今のところありません(笑)
>今年は体調は悪くても気分的には余裕がある。
あれ、私が訪問しはじめてもうそんなになるんですかね(笑)
>え、大変な時代?何でもあってモノに困ることも飢えることもなくて、それでも大変な時代だった?
はっはっは、諸外国の映像を観ていたら、日本がいかに恵まれているかを感じますね~。
>森友問題も汚いカネの使い方も、自分たちに関係ないから興味もないのだ
そういうことなんですかね!
その無駄遣いの税金はすべて自分たちの負担になってくるのに・・・。
私は、学生時代はとても保守的でしたけど、1970年までの学生運動の嵐はどこに行ったんでしょうね?
もう、日本ではあのような若者たちのエネルギーは起こり得ないのでしょうか、時々不思議に思います。
>そんなこの世で若者に支配されるより、あの世の方がいいわ。
そうか、ボヤボヤしていたら私もその若者たちの指示の下で生きていかなければならないのですね(汗)
有難うございました。
一度も夢に出て来ない。
もしかしたら、愚痴を聴くのが怖いのかもね。
世の中を今より悪くしたくない、っていう気持が解らない。
良くならなくてもいいのねえ、不思議。だから日本人の給料は凄く安いままらしいよ。
一年で、随分と体力ばかり落ちました。
富士山は色々見てきましたが、ここの富士山は幻想的でした。
ことに、寝坊の私が、なぜか早く目が醒めてみた暁の富士山・・忘れられません。
今より悪くなるのが怖い、というのがびっくりでした。
先進国の中での日本の低賃金を、若者は知らないのでしょうかね?
物価が上がり始めていますから、そろそろ気づくかもしれませんね。
最後までお一人の暮らしを出来るのでしたら幸せなことです。ここにも、90歳過ぎても、元気になって放置してきたご自宅へ帰る・・という方が何人か居ます。気持だけあっても、やはり体力は戻らない気がします。