KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

花まつり

2013年04月08日 | お散歩写真
天気 晴

ようやく大風もおさまって、今日は花祭。
私にとっては、花祭はなんとなくそわそわする日だ。
といってもいつものように武蔵国分寺の花御堂を拝して甘茶をいただきに行くだけではあるけれど。去年はこの日は秩父で鍛錬吟行だったから、秩父の札所寺を参拝していた。
子供の頃はこの日にお寺さんへ行くのが楽しみだった。甘い飲み物なんてなかった時代、甘茶はとっても美味しかったし、野の花に囲まれた小さなお釈迦様が尊く見えたものだ。いつから、日本人はクリスマスばかり祝うようになってしまったのだろう?私にはかなりさびしいことだ。
ちなみに、わが市では毎年「万葉花祭」を4月の第2日曜に開催している。・・と宣伝。私はこの日は大抵が句会と重なってしまい家のおばなのに見に行けない。

今日はまだ時間が早かった?花御堂はまだ花が飾られていなくてちょっと寂しかった・・ので、写真は3年前のもの。
いつもの年なら境内の山桜の大樹が真っ白な花をいっぱいに咲かせているのだが、今年は残念ながら葉桜状態。石楠花も盛りを過ぎていて。
その替わりに、もう山つつじが咲き始めていた。今年の花は何もかも半月近く早い気がする。


が、富士山だけは今も真冬の白さだ。もう冬の姿がすっきりと見えるのも今日が最後かも、と思い写真にしておいた。


帰路には、湧水脇の農家の朝掘り筍を買うことが出来た。これもまた去年より10日くらいは早い収穫のようだ。

卯月八日熱き甘茶をいただきぬ  KUMI

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2 コメント

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さみしい花祭り (ふきのとう)
2013-04-09 16:39:35
以前は町の商工会で花祭りをしていましたが、町民の
感心が薄く廃止となりました。クリスマスも楽しみはしますが
節季の方が重要と思う気持ちは変わりません。物日や
節季は両親と繋がる思い出が沢山詰まっていますから。
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ふきのとうさん、日本人の感覚も変りました (KUMI)
2013-04-09 22:13:54
多分、我々の年齢が節季や祭を知る最後かもしれません。
でも、まだ保育園などでは豆撒きや七夕を行事にしているのはほっとしています。
親から子へ・・そういう繋がりも細くなっていくのでしょうね。
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