goo blog サービス終了のお知らせ 

KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

そら豆が来た

2010年05月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

10日にそら豆の話を書いて、田舎の幼なじみから送ってくれないのかなぁ、とひそかに思っていたら、今日届いた。みつ子ちゃん、ありがとう。
段ボール箱にどかんと。無論二人で食べられる量ではない。少し近所へお裾分けをして、あとは剥いて茹で上げ、半分以上は冷凍に。これで暫く楽しめる。

そら豆の莢は空を向いて育つ。
母が「早く梅雨が来ないか来ないか、と空を向いて育つから空豆なんだよ」と教わった。
都会に居ると梅雨は鬱陶しいだけだが、農業が中心だった昔の田舎では梅雨が来るということは稲が育つということで。空豆を収穫したら田植えになる。
そういえば、学校に「農繁休暇」というのがあって、田植えどきの6月に1週間くらい学校が休みになった。機械化されていない時代、農家の子は貴重な労働力だったのだ。田んぼに入らなくても弟妹の子守が仕事だった。農家の子ではなかった私は、登校する日もあったし、母の実家へ手伝い(といっても邪魔しに行ったようなもの?)に行ったり。
そんなことを思いながら、そら豆の莢を剥いた。

そら豆の姉妹のやうに莢を出づ KUMI
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現代俳句鑑賞 | トップ | 嬉しいけれど・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今晩は (鎌ちゃん)
2010-05-24 22:51:56
「そら豆の姉妹のやうに莢を出づ KUMI」
うわ~~、いいですね。
みつ子ちゃん、私のところにもお願いします!!(笑)
「姉妹のやうに」・・・・みつ子ちゃんとは姉妹のような仲なのでしょうね。

「農繁休暇」・・・・懐かしい言葉です。
今日、どなたかのブログで述懐したばかりです。
私の場合は、農繁休暇も関係なく、日々農作業でしたが、
特に、田植え、稲刈りの時期は、「農繁休暇」というのがありましたね。

拙句へのご添削有難うございました。
「てにをは」の大切さを改めて感じました。
今後に生かしていきたく思います。
返信する
鎌ちゃん、農繁休暇ご存知なのですね (KUMI)
2010-05-24 23:12:00
いつからなくなたのでしょう・・私の居た村(今は市です)では中学でもあったような。
今は、農家の子も農作業など手伝わないとか。
でも、当時の田舎暮らしがあるので、俳句の季語の理解も出来て役に立っていますね。

不思議ですね、昔の友達に逢うと、おばあちゃんになっても「・・子ちゃん」。

添削などとんでもない、てにをは、は本当に好みなのです。
昨日の句会でも「の」を「や」で切るか切らないか、と言い合ったりしていました。
でも、一字を替えてあれこれと推敲するのは大切かもしれません。
返信する

コメントを投稿

暮らしのつぶやき」カテゴリの最新記事