深川散歩・・あさり丼

天気　晴のち曇

やっと晴れたと思ったら明日はまた下り坂という。
今週は通院もないし、この天候に出かけないのはもったいない。いつもなら昭和記念公園の銀杏並木でも・・と思うところを、今日は反対の清澄庭園～深川へ行ってみた。
10年前までメンバーだった吟行句会では行ったことがある。でも、吟行句会というのはゆっくり観光気分にはなれない。2時間の間に句を作り、昼食を摂り・・

ということで、夫が行ったことのない所を、と、カメラを持ってもらい。
目的は、清澄庭園で冬の水鳥を撮りたかった。前に行ったとき、ユリカモメがたくさん飛んでいたのだ。ところが、3羽居たユリカモメ、いつの間ににか居なくなっていた。渡りの鳥はたくさん池に浮かんでいたけれど、あまり写真を・・という気にもなれず。

という庭園の写真は後日。
昼食に、夫が一度は食べたい、という深川名物のあさり丼（深川丼、とも言う）を食べることに。以前に行ったときの記憶の店に行ったら、満席だった。で、その手前の店に行ってみた。

古い店、4人掛けのゆったりとした席がふたつあるだけ。メニューも一つだけ。
でも、食べている人を見たら、結構おいしそうだ。少し待足された。

で、スマホで写真を撮ったのだが・・上の写真のときの風景モードのままで、料理モードにするのを忘れて、しかも撮った写真の確認を怠り、ボケ写真になってしまった。

あさりは、海辺育ちなので子供の頃には常食だったから、今も大好物。大量のあさりに大興奮、早く食べたい一心で。
以前に別のお店で食べたときは炊き込みになっていた。でも今日の丼は、正統派深川丼だったようだ。薄味の味噌で煮たあさりと葱などをご飯に乗せる。シンプルで美味しい。

で、食べている間に２人の新しいお客。その人たちは席につくことが出来た。でも次に入ってきた客は・・店の大将（一人で厨房と接客をしていた）、
「すみません、今日は材料がもうないので18人で終いなので」と客を断った。ならば、暖簾を仕舞えばいいのにそのままだから、また、客が入ってくる。で、こんな小さな札を表のウインドウに置いた。我々は16人目の客だったのだ。

何だか、とても落ち着ける面白い店だった。

前後してしまうが、他の写真は後日。

深川や暖簾褪せたるどんぶり屋　　KUMI