KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

独りごと

2024年08月03日 | 俳句
天気 晴

写真は木槿。もう咲いているが、初秋の季語になる。猛暑日はまだまだ続いて、あと1ヶ月くらいはこのままの天候のようだ。あくまでも未来の天気は予報でしかないけれど、最近は外れることも少ない。時々ゲリラ雷雨もある猛暑が日本の夏の当たり前な日々になっていく、ということなのだろう。
昭和記念公園のノラ猫。あちこちに居て、結構人なつこいノラも。
彼らの独り言。
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熱帯性気候になったら、毛皮の脱げないあたしたちはどうなるのよ、池の畔の日蔭で何とか息しているけど、この緑蔭だって真昼になると居ても立ってもいられなくなるの。池に飛び込みたい気持・・でも泳げないしねえ。亀やら鯉は泳げて涼しそうで・・と見ていたの。でも昨日、水呑みに池の端っこをちょっと舐めたら、暖かいのよ。呑むにはいいけど、亀も鯉もあんまり快適ではないのかも。


こう暑いと、昼間は寝てるしかないねえ。人間はよくまあこの暑さの中を歩いてるね。最近は熱中症とやらで道にぶっ倒れる年寄も居るらしい。猫は熱中症になんかならないよ、なぜって、この厚い毛皮が日除けにもなってるからね(と、猫は言います。強がり?ほんと?)脱げないのには意味がある。
食べ物はどうしているか、って?真昼は体力温存、夕方になったらトカゲを捜しにいくかな。
で、なんといってもご馳走は、蝉の踊り食い。夜中に蝉穴から出てくる蝉の幼虫をじっと待って、ガブリと食べる。実に美味しいのだ。蝉時雨の下で昼寝していると、今夜はたくさん獲れそう・・とニンマリ。うるさい蝉時雨も、ご馳走の前触れに聞こえてくるさ。羽化したばかりの蝉も、柔らかくて美味しいよ。でもこれは、明け方過ぎに羽化するから、生まれたてのいちばん美味しいところをカラスに喰われてしまう。猫にも羽があればねえ・・だけどヤツ等は闇では行動出来ない。どっちがいいのかな?

人間さん、公園へ来るときは熱中症に注意して。

白日傘続く男の黒日傘  KUMI
コメント (4)
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