
天気 晴一時曇
用あって立川まで行ったついでに、足を伸ばして一駅乗り(歩けなくもない距離だが)久しぶりに根川へ寄ってみた。
ここは地下水脈を利用した親水公園に整備されていて、桜の季節がいちばん良い。今はコムラサキの実(通称紫式部の実)が美しい・・のだが、まだ少し早かった。たわわな紫の実が水面に影を落とすのはいかにも秋らしい。
もう終わっていると思った彼岸花がまだ咲き残っていた。今年は花の期間が長いようだ。


水辺を青いものがよぎった。カワセミだ、ラッキー。


でも、このカワセミ、落ち着きがなくてゆっくりしてくれない。ようやくこの程度に撮れた。
この川、水がとっても綺麗なのでおはぐろ蜻蛉がたくさん飛んでいる。足元をウロウロと過ぎたり。生態のことは良く知らないが、夏の季語なので多分今がカップルになる時期なのだろうか。

家で作っていったお握りを食べ始めたら、ニャァ、と声がしてどこからか猫がやってきた。人なつこいし綺麗な毛並なので飼い猫だろうか。食べないかなとお握りをちぎってあげると、食べた。いつまでも去らないので、茹で卵も少し分けてやった。
のどかなひととき。

秋うらら猫にも分けて握り飯 KUMI
飽きないのです。
カワセミは瞬時に捉えなくてはならないのでしょ!
素晴らしいな~ぁ。
猫ちゃんはノラてでしょうか?。
足袋つぐやノラともならで教師妻 久女
この句を人形の家の「ノラ」と解るまでには
時間を要した私です。
カワセミは本当に気まぐれ。
昨日は5回も出会ったのに写真になったのは2枚だけでした。
漁が終わってしまうと、もうじっとしていませんから。
猫は、ノラにしてはあまりにも人なつこくて。
ベンチに飛び乗ってきてお握りを覗かれました。
ノラだとしたら、成長してから捨てられたのでしょうね。
ノラともなれず・・久女の時代は女性には辛かったでしょう。
情熱のある人でしたし。
今の我々は恵まれていますね、自由に句会にも出られますし。
根川は、モノレールの駅前から歩けるのでとても楽な所、でも今年は初めて行きました。
紅葉はありませんけど、これからは式部の実が
色付くので綺麗です。いちめん、というくらい植えてあります。水が澄んでいて、ほっとする遊歩道ですね。
息子さん、大変ですね、お大事に。