KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

彼岸中日

2023年09月23日 | 俳句
天気 曇 25℃

突然のように気温が下がり、暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもの・・などと感心してはみたものの、彼岸過ぎたら又残暑が帰ってくるらしい。
突然の気温下降は、私の体がついていかない。おまけに免疫療法後3日目、そろそろ薬の効果がじわじわと効いてくるのか?副作用もじわじわと。

写真は夫と、いつものように富士山麓へ両親の墓参りに行ったときのもの。東富士有料道路の途中で車を一時停止させた覚えがある。本当は停車も禁止の高速道、でもあまりにも富士山がすっきり見えたので。2018年だった。
翌年が夫と行った最後になるのだが、その日は雨で、墓参の時の富士山の写真はない。年に3・4回は行っていて、墓参ついでに温泉へ寄ったり、忍野村や富士五湖を巡ったり、ま、墓参を兼ねたレジャーのようなものだった・・
夫がその墓地へ入って3年。納骨の時は私もまだ体力があったけれど、今はもう、車に乗せてもらっての墓参の往復でも多分無理な気がする。最後に夫と墓参したのはこの富士の写真の翌年・2019年の秋彼岸だ。もう、がんに侵されていたかもしれないが、車の運転も出来たし、帰路にいつもの温泉へ寄ってゆっくりして帰宅した。
せめて、今日は仏壇の花くらいは新しく・・と思ったものの、目眩が酷くて昼近い時間にクラりと倒れそうになって、外出は諦めた。ごめんなさい、般若心経だけで許してね、と夫の写真へ謝って。

雨音の静かな墓域秋彼岸  KUMI

コメント (4)
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