はるのほっぺ

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比例にも「目玉候補」が欲しい:青木幹雄

2007年05月27日 | 政治

 安倍首相周辺と青木幹雄の思惑の違いからか、丸川珠代元アナウンサーの扱いが党内では違うようです。
日刊スポーツ<青木、伊吹氏、丸川さんの「ま」も言わず>から以下に記事を抜粋します。
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 参院選の最激戦区、東京選挙区(改選5)に自民党公認で立候補する保坂三蔵議員(68)が26日、都内で開いた決起集会で、「組織は保坂氏を推す」の声が相次ぎ、同党が2人目として擁立した元アナウンサー丸川珠代さん(36)との不協和音が露呈した。
 青木幹雄参院議員会長(72)は「東京で2人当選させなくてはならないが、選挙にはルールがある。組織、党員、党友は保坂さんを応援する。このルールはしっかり守って」と、組織票が丸川さんに流れないようくぎを刺した。
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 東京選挙区にタレントを擁立したいという考えは、昨年から出ていたはずです。自民党都連の幹部である保坂参院もそのことを渋々了解していましたから、参院選に向けた動きは非常に早かったと思います。
昨年の夏頃にお会いしたときには、「組織は自分で、浮動票が取れるタレントが出ます」と明確に語っていました。
 青木幹雄が一番気にしているのは、比例区の目玉候補です。舛添要一参院に「100万票取らなければ、重要ポストはさせない」とまで言い放っていますが、実情はもう1人くらい得票が期待できるタレントが欲しいところです。この点に関しては、サッカー選手などに熱心に働きかけてはみたものの、すべて断られたせいでイライラが募っている可能性があります。
 ここまで比例区を気にする理由は、過去の選挙結果をみればよく分かります。
      2001年 2004年
自民党:2111万 1679万
民主党: 899万 2113万
自民党が小泉旋風で民主党に圧勝したときの2111万票を、04年には民主党があっさり超えています。
青木幹雄の心配は、民主党が2000万票を集める可能性がなくはないと思っているところです。この心配を消し去るために、おそらく今でも必死になって目玉候補を探しているはずです。


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