上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

豊後天ヶ瀬紀行(1):奈良時代の開山「高塚愛宕地蔵尊」

2014年07月25日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.「行基」は日本最初の「大僧正」の位に昇った僧で、当時の国家事業であった東大寺建立の責任者にもなりました。
天平の時代、僧侶は国家機関とされ、一般民衆への布教活動は禁止されていたそうですが、禁を破り全国を行脚し布教活動や社会事業活動を行い民衆に尊敬されていました。

2.高塚愛宕地蔵尊の由緒書き。



3.土産物屋が並ぶ参道の階段を少し上ります。



4.神仏混淆の形式を残しているそうです。



5.立派な本堂。


鳥居や手洗い水など神社の形式になっています。

6.本堂後ろの崖には信者が奉納した2000体の地蔵尊が並んでいます。


安産や学業成就など、あらゆる願い事がよく叶うそうです。

7.樹齢1300年のご神木



8.崖には「一念洞」と呼ばれるトンネルがあり、内部にも沢山の地蔵尊が奉納されています。


「一念洞」の中央には怖い「閻魔さま」がいます。

9.広場には大きなクスノキが葉を茂らし、涼しい木陰を作ってていました。



10.大分自動車道「天瀬高塚IC」がすぐ下に見えます。


天ヶ瀬温泉郷はこの山を南に超え下ったところにあります。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
haichaoluさんへ (上海・東京ベイビーのパパ)
2014-07-25 15:28:38
なんか、鳥居のところで、
直ぐにわくわくしちゃいますね♪
しかし、九州は、奈良・京都に負けないくらい、
歴史が有りますね!



ちなみに
今日の仕事は、午後半休です。
でも、明日は休日出勤です。

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上海・東京ベイビーのパパさん (haichaolu)
2014-07-26 10:58:29

北部九州は中国留学から帰った僧が最初に上陸した場所ですから、関西にある寺よりも古い歴史を持った寺がありますね。

休日出勤ご苦労様です。
暑い中、熱中症にはご注意ください。
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haichaoluさんへ (上海・東京ベイビーのパパ)
2014-07-26 19:09:11
なるほど~。
関東は、どうしても地理的に、
歴史の古さと多さでは勝てませんね。
どうしても江戸文化が注目の
中心になりがちですね。
そういえば、軍師黒田官兵衛は、
本能寺の前後から視聴率が
V時回復していますね。
今、第一のクライマックスですから。



休日出勤してきました。
いや~、それにしても熱いです~。
haichaoluさんも、熱中症に気をつけてください。
もう、精神論で乗り切れる暑さでは、ないですね。



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上海・東京ベイビーのパパさん (haichaolu)
2014-07-27 10:52:12

TVの黒田官兵衛はなかなか九州上陸しませんね。
関ヶ原の戦いでは家康側の東軍についたのは、
先を見る目が有ったのでしょうか。
残された書簡などからの研究では、人格的にも優れた人物だったようです。
市立博物館でも官兵衛の特別展が始まりましたので、これから観光客も増えそうですね。
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