みっちゃんの手術も無事終わり
その後 また 何年も生きていくわけですが
手術の事を思い出すたびに
切られているときは 麻酔のおかげで
全然痛くもなく 知らない間に終わっていたけれど
術後の痛みは いまだに忘れないと言っていました
その のた打ち回る痛みは 何日も何日も続いたと言っていました
そんな大変なことがあってから
どのくらい日が過ぎて行ったのか 解りませんが
ある日の事
一人の若い男が訪ねてきたそうです
「かあちゃんが 死んだよ」
「お前には せめて一度だけでも 顔を見せたやりたくてなぁ」
「さがして 探して やっと みつけたよ」
その人は みっちゃんと 四つちがいの
旭(のぼる) と言う名の 弟でした
・・・・・・・・
かあちゃんは
ちいそうて
やせたひとやった
・・・・・・・
ぽつりと話してくれました
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