曽野綾子「老年を幸せにする四つの条件とは? 自分の利益や幸福だけ追求しているうちは、自分一人さえ幸福にならない」
人生100年時代と言われる昨今、1931年生まれの作家、曽野綾子さんも現在91歳となりました。60代、70代、80代、90代と年齢を重ねるにあたって変わる体調や暮らし、人づき合いへの対処法についてさまざまな考えを巡らせてきた曽野さんですが、特に「60歳に差し掛かったら、そこからいかに生きるか」をあらためて考えるべきと言います。一方、老年を幸せにするためには、自分の幸福だけ求めてはいけないそうで――。
◆老年を幸せにする四つの条件 老年の幸福を、私はあえて健康を別にして考えたいと思う。なぜなら健康は深酒、喫煙のような自分に責任のある要素を除くと、素質的な要素が多いから、自分の自由にならないのである。 そして健康という要素を除外しても、私を幸福にしてくれる要素は四つあるだろうという気がする。 第一の単純な条件は、身辺整理ができていることである。 まずガラクタを捨て、家の空間を多くする。自分にとって大切なものも、私の死後は、娘や息子にとってさえ要らない場合が多い。ましてや他人には何の価値もない。
後略・・・
やっぱり お片付けから始まるのね
毎日 やろうやろうと 思うばかりの 私かな・・・
曽野綾子 新約聖書講座(現代に生きる聖書) 2000.7.3~9.18
◆人生を活力で満たすものは「愛」
◆子供のような年寄りになるのは、やはり失敗した老年を迎えたこと
◆ないものを数えずに、あるものを数えなさい
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白侘助
正しい宗教とは
教団がお金を強要しない
信者になれと強要しない
教祖はいない 神仏の生まれ変わりだとは言わない
現世での利益を追求しない
信仰とは あくまで計算ではないから
こちらからあげただけの見返りがあると言うのは
それは 商業なのです
どんなに神に忠誠を尽くそうと
現世では決着がつかない
報いが無い むくいが良く解らない
しかし それでもなお
神に対して忠誠をつくしますと言った時
はじめて 信仰というものの形が成り立つ
と 私は思っています。
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