裸足-hadashi-

子供たちが小さかった頃は子供の面白ネタ。デカくなった今では、日々のおかしな出来事なんかを書いてます。

氷点下キャンプ

2022-01-30 00:52:00 | キャンプップ
あれっ?!もう2週間前かっ?!

ってな具合に、
なんやーかんやーバタバタで
ブログ書かずに2週間が過ぎてしまいましたが、
1月の15日、ふもとっぱらキャンプ場にいってまいりました!
(なんやーかんやーの2週間については、
またのお話で)




荷物これ。
今回は残っていた薪も持ってきたので
ひとつ袋が多い。

職場のキャンパーT田くんが、
金曜から前のりしていたんだけど、
雪が降って、うっすら積もってたという情報もあり、防寒対策で荷物多め。

いつものメンバーの
S家さん、くりりん、杉様とスーパーで買い物してから出発!
天気はよく、現地近くまでいくと、
土の上に雪が確認できるも、
道路にはまったく雪無しでホッとする。

途中の薪屋さんへ。



今回
薪ストの人が多いので、
とにかく広葉樹の薪がいる。

フリーのこっぱが置いてあり、
いただいていきましたが、
焚き付けにかなり役立ちました。
親切なはからいに感謝です。

初ふもとっぱら!


富士山半端なくでかい!!!
前のりしていたT田くんと、
一緒に来ていた夜勤担当の
田中くん(偽名)と合流。

田中くんは一泊で
私たちと入れ替わりに帰ってしまったんだけど、
金曜日の夜は強風でめちゃくちゃ寒くて、
焚火もできなかったらしく、
どうやって暖をとったのかしらーと
装備について聞いてみたら、
冬キャンは初めてで、夏用の寝袋しか持ってなかったから、今回のために冬用寝袋を購入。
「ストーブとかなんか熱源はあった?」
と聞くと、
「使い捨てカイロは一個持ってました!」と
元気よく答えてた。
「え?カイロ一個???」
それで生き延びられるんだな!と
ちょっと寒さに対する不安が薄らいだのだが。

しかし、田中くんが持っていた使い捨てカイロは、





マグマ!



冬用寝袋とマグマで生き延びた!
マグマすげー!
ネーミングもすげー!(笑)


「田中くんさよならー、気をつけてー」
と見送った。
彼、田中じゃないらしいが。

チェアカバーキャンプデビュー!
いやはや、ほんとにお尻と背中があったか!


わしらのテント村



気がつけば後ろに、、、、



ヤツがいる!

ってな感じに、
もう贅沢に、
振り向けば富士山なのである。

いつ振り返っても、
富士山はタバコ吸いに行ったりせずに、
そこにいるのである。


まだ陽も落ちていない頃、
ちょっと前に飲んでいたコーヒーをみたら、
「んっ?」
凍ってる????

早くも薄く氷がはってます。

「凍ってる凍ってる!」とひとしきり盛り上がって、そろそろ飯のしたくでもー、と
持ってきたフライパンを水でサッとゆすいだら、みるみる水滴が凍った!


氷点下キャンプのはじまりであった。


職場でちょっと面白くないケチのついた物をもらいまして、今治タオルなんですけど、
桐の箱に入ってました。
こんな箱邪魔くさいからすぐ捨ててしまおうと思ってふと、、、
焚き付けにいいやん!!!!

ごたいそうな桐の箱、持参しましたよ。
T田くんに斧借りて、
「コンチクショー!燃やしてしまえー!」
と割り割りしてくべてやりましたよ、
わっはっは!









あ、でも中身の今治タオルは、
とても良き。
ふわふわ。ありがたく使ってます。



夜はラーメン鍋。
パワーガスにしたけど、
やっぱり氷点下になると
タフまるジュニアの火力も今ひとつで、
なかなかお湯がわきませんでした。



アルミ箔で即席のフタ。


ふもとっぱらの夜景(テント群)

この日は入場制限がされていたらしく、
これまでSNSで見ていたような、
ギュウギュウ感はまったくなかったです。


月あかりが明るくて、
夜になってもこんな感じに富士山の存在感がすごい。
考えてみたら、夜の富士山を見るのは初めて。



くりりんたら、
テントと薪ストを新規購入!
スナフキンが使ってそうな雰囲気のテントでした。

さて、寝る前に、
温めておいた使い捨てカイロを
寝袋の中に放り込んでおこうとテントに入ると、いやはやこれが、




すげ〜
寒い!

テントの中、冷えっぷりが尋常じゃない。
この前買ったばかりの、
CB缶ストーブを持ってきたけど、
S家さんから、ワーム2も借りておりました。

それと、電熱ベストと、



鬼熱3個


マグマでなくて鬼熱



寝る時はストーブ2個づけ

マイナス15度とうたっている
中綿の寝袋に、春夏用の薄いダウンの寝袋をかけて、モコモコ毛布をかけて。
足元はテントからしんしんと冷えてくるので、
バックパックを置いて冷気をシャットダウン。
テントに接する側で冷えてくる半身には、
電熱ベスト。
足先の方には鬼熱3個。
という装備で寝ました。
氷点下では、鬼熱も、普通のカイロな感じでした。

ワーム2借りといてよかった。
私のストーブも、パワーガス使って、
火をちいさーくしておいたら、
朝方までついてました。

頭はフードかぶってたけど、
顔が寒くて寝られなかった!
テント生地からしんしんと冷気が伝わってきて寒い!

で、途中で、頭の周りに荷物を並べたら
寒くなくなった。
なぜ足元にはバックパックを置くという工夫をしたにもかかわらず、
頭の方のことは考えなかったのか(笑)

夜中に数回トイレに起きましたが、
ストーブ様のお陰で、
ブルブルで戻ってきてもまた眠れました。

夜静まり返ったテントサイトを
ヒタヒタヒタヒタ、、、とトイレまで。


ふと気配がして振り向くと、、、







ヤツがいる!

もちろん夜中も休むことなく
富士山がいるのです。


暗いはずなのに、あかるいような、、、
月の光で浮かび上がる富士山が、
なんだかとても恐ろしかった。

夜の富士山の非日常感がすごかった。


モチモチの木

という絵本をご存知だろうか。
あの感じの夜の不気味な恐ろしさなのである。




そんなこんなで、


朝だよーーーーーー!








ポリエステルのペラペラテントだけど、
しっかりフライがかかっているので、
テント内は結露もなく無事。
しかし!フライシートはガッツリと凍っている。


テントを出入りして前室部分に頭がこすれて、
いつも頭部に霜がおりてる人(笑)



ストーブ無しで、
カイロと湯たんぽだけだった杉様も
無事に起きてきた。
湯たんぽなかなか良かったらしい。
私も次回は湯たんぽ使ってみようかな。

湯たんぽって、
満タンにお湯を入れておかないと
温度が下がって中の圧力が変わると、
変形して壊れてしまうらしい。
なのでそこそこの量のお湯を準備しなくてはならない。
でも、持ってるのは1リットルのヤカンだし。

で、コンロで直に火にかけられる湯たんぽを見つけて購入しました。

うちのコンロでやってみたがいい感じでした。
次はこれ使ってみよう。

撤収する時、
薪ストチームの
S家さん、T田くん、くりりんが、
薪ストを片付けてるのが
無茶苦茶大変そうだった!

煙突とかバラバラにして
なんか見たことあるブラシみたいなお道具で
ススをおとして、
薪の燃えかすや、炭をかき出して、、、

なにこれ?!
チェックアウト10時とかだったら
完全に無理なやつや!

薪ストのあるテントは
パラダイスであったが、
翌日はなかなかのジゴクなのではないだろうか。
みんな手真っ黒だし(笑)

どんなメンツで行ったのか、
写真に残したくて、
タイマーつかって記念撮影。



帰りにふもとっぱら内にあるカフェで、
ソフトクリームを食べる!


ミルク感濃厚ソフトクリーム
カフェの前の池が
ガッツリ凍ってた。


滑れそう。




それからみんながよく寄る
お好み焼きのお店へ




グループごとに、個室に入れてくれるスタイル。
少人数だと、カウンターもあるらしい。


いろり



ボリューミー!!!
広島焼き風


濃厚ソースでお好み焼きをいただいて車に戻ると、

今!今!
今ソフトクリーム食べたくない???
という話になり、
すぐさまミルクファームへ。


ソフトクリームじゃなくて
ジェラートにしましたけど、
ソフトクリームとジェラートのハシゴ。
おとな食い、つーか
おとなげない(笑)

私たちの職場は、
年末とても忙しいのもあって、
ストレス溜まってましたが、
初ふもとっぱらの、
大満足キャンプで、
放電できましたー(笑)