裸足-hadashi-

子供たちが小さかった頃は子供の面白ネタ。デカくなった今では、日々のおかしな出来事なんかを書いてます。

偉大な太陽

2020-11-23 16:21:00 | キャンプップ
電車と徒歩で3時間以上かけて行ったキャンプの
荷物の重さに、
いや、もうしばらくキャンプはいいかなー、、、

と言った舌の根も乾かぬうちに(笑)

翌週またキャンプに行ってまいりました。


私としても、
数ヶ月かけてコツコツ準備して、
気軽に行ける、電車と徒歩キャンプが実行にこぎつけたとたん、
これは体力的に無理?
企画倒れ?
となったのには、軽く打ちのめされましたよね(笑)

先週あんなにグダグダに疲れましたが、
数日もすると回復して、
リベンジしなけりゃ!
という気力も沸々と湧いてくるわけですよ。

【電車に乗る時間をとにかく減らす】
とにかく移動時間を短縮させることを
考え近場で探しました。

今回は電車で30分。
前回の6分の1程度。

【荷物を極力へらす】
ボッチキャンプだし、
いらないものはどんどん置いていこう。

とはいえ、テント、寝袋、コンロ、焚き火台、
タープ、、、などなど、ひとりだろうとグループだろうと「人数に関係なく必要なもの」は当然多いわけで、大人数じゃないからいらないもの、なんてそんなにないわけです。
「ひとりだしテーブルはいらないかな」とずっと考えていましたが、最終的にはテーブルも持って行きました。
ほとんど荷物は前回と変わらない量に。


寒いですからね、
マット類なんかも多くなるし、着る物も分厚くなってる。防寒スカートやライトダウンの上着、膝掛け、、、

今回はAC電源のない場所だったので、
モバイルバッテリーで使う35センチ角ほどの
ヒーターマットと
大容量のモバイルバッテリーを購入。


写真がまずくてわかりづらくてすまん。

寝袋の足元に入れたモコモコ素材のそいつ。
足を乗せてるくらいの大きさですが、
充分頼りになりました。

マイナス15度とうたった寝袋ですが、
やはり上からスースーしてくる。
寝袋の上から膝掛け、防寒スカート、
マンパをかけると問題なくなりました。
大きめな銀色のマットを上からかぶって寝てもいいかも。

ヒーターマット自体は軽いけど、バッテリーがそこそこ重たい。
しかしモバイルバッテリーはあればスマホの充電やら、そのほかヘッドライト、ランタンなども充電できる。






さて、2日間ほど、
異様に暖かい日が続いた名残で、
この日もポカポカ陽気。
大汗かきながら駅から20分ほどかけて歩く。


途中の橋からみた景色。



おらのサイトに到着。
「土日は満員ですか?」とたずねると、
「今年は異常、いつもならもう静かになってる時期なのに、空いてますか?の問い合わせが続いている」らしい。
やはり、コロナの影響で、キャンプなら、、、
という人が多いらしい。
できれば数時間延長してゆっくり帰るのもありかなーと思ってたけど、次の予約があって、
規定通り12時チェックアウトで。

ま、ひと区画がかなり小さめ。
どう展開するかしばし考える。
となりも近いし、
座って過ごす場所次第では、
隣の人たちと同じグループか?!
ということにもなりかねない(笑)
隣の人たちの様子を探りつつ、景色、
太陽の動き等考えてこんな感じに。


なるべく長さをとりたくて
斜めに展開したが、少々スペースが足らず、
テント前室のフライシートがたるんでしまった。
この前室とタープをつなげてピシーッと展開、が次の課題。



こーんなふうに景色が見えるレイアウトにしたいよね。

タープは新しく購入した。
実はタープ張りが楽しい。
アイデア次第で色々できるから。

それから、地面がめちゃくちゃ固くて
ペグうちに閉口した。

持って行ったペグの中でも、
先端が尖っているものしか入らない。
数がかぎられるので、
できるだけ少ないペグで仕上げたい。
グランドシートがテントより少し小さいので、
ロープ結び練習用に飾りで持っていたロープを切って四隅に結びつけて、
グランドシート、テント、フライを
同時に打ち付けられるようにしました。
これ、前からどうにかしていっぺんにできないかなーと考えてた。
今回は即席的だったので、今度ちゃんと距離を測ってグランドシートに細工しておこう。




タープを立てる時、強風になり大変だった。
そして、初めて買ったタープを開けて使ってみると、付属のロープについた自在金具が、
ご丁寧に全部反対向きについていて止まらなかった(笑)

一つ一つ結び目をほどいて金具を反対向きに。

なんとかポール2本を立ち上げたときに、
地元に住んでる友達のルイが覗きにきた。


会うのは久しぶり。
車でビューっとコンビニに連れて行ってもらい、やつは帰りました。
ちょっと寄るだけでも、入場料1100円とられるらしいので。
ちょっとお茶でも飲んで行けたら良かったのに。

キャンプにいって、近くにいる友達が泊まりはしないけど遊びにくるってこと、結構ありそうなんだけど、
こういうとき、お一人いくらではなく、
サイト貸しのとこならば許されるのかなー。
これも今後の課題。



こちらの薪はよく燃えました。


まずはコーヒーを入れてひと息つく。
寒いとすぐに冷めるので、自宅で愛用している
二重構造の保温カップを持参した。

さんざん悩んで持ってきたテーブルですが、
これがあるとないとでは、体への負担もだいぶ違う。(持ってくる時は重くなるけどね)

下に物を置く、下に置いた物をとる、
キャンプでのこの動作の多いこと!
普段ならやらない数のスクワット、
やってますよ知らない間にあなたも。
少しでもその距離が縮まればうんと楽。
テーブルがあれば椅子に座ったままでもできることが増える。
やっぱり重くてもテーブル必要。



さて、キャンプ料理などには時間も手間もかけたくない私。
料理なんて毎日してっから、
せっかくこんなとこに来てまでやりたくねーのよ。



水を入れてグツグツするだけのカレーうどん。
生卵を入れて。
この時期だと生卵も普通に持ち歩いても大丈夫だからありがたい。



やはり、レトルトから出して温めるだけのもつ煮とビール。

テーブルの上にタフまるジュニアがあれば
楽ちん。

フライパンを忘れまして、
このダイソーで500円のメスティンが重宝しました。でも、タフまるジュニアのゴトクギリッギリ。



焚火もいい感じ。

ルイが「ソロキャンてなにすんの?」と聞いてきて、
私も初めてでわからないけど、
キャンプはやることいっぱいで忙しいから、
それだけに追われて終わる感じかなーとおもってましたが、、、


ありましたよ焚火を眺めてボーッとする時間が!!!
時間配分は自分の自由。
他の人のペースに合わせる必要なし。
すると、できたんです、ボーッと(笑)
ボッチキャンプはそこが良い。

別にボッチキャンプにこだわりはない。
他に人がいればいたで楽しい。
ただし他の人と行こうとすると、
前々からスケジュールを合わせたり持ち物や食べる物など、もろもろ計画も必要になるよね。

急に時間ができた!とか
急に思い立って!キャンプへ!
ってときに、ひとりでもサクッと行ける、
これが目標です。


夜も19時くらいにはだいぶ寒くなってきて、
焚火にあたりながらご飯を食べて、
コーヒー入れてrummyをひとかけ。

夜の21時くらいには洗い物にいき、
歯を磨いて寝る体勢へ。



炊事場の方に行ったら、
月がきれい。


湖の近くまで寄って写メってみたら、
手前のところに何か大きな白い物があった。
目を凝らすと、おそらく倒木のような物。
しかし真っ黒な水面に白くてデカい何かが横たわっているのって、言いようのない恐怖を感じる。

朝見るとこんな感じでした。


水もそんなに深さはない。
真っ暗だと底知れぬ湖にみえたのだけど。



夜はなかなかの寒さ。
頭まですっぽり寝袋に入らないと、鼻が冷たくて眠れない。

みなさんどうやってねてるのかしらねー。
隣のカップルは、トンネルテントのインナーなしで、ストーブを焚いてコット寝だったようです。
あれってあったかいのかなー。
密閉性がないから、夏場は蚊も入ってくるし、
その他ムカデなんかも侵入してきそうだし。
でも、コット寝はやってみたいなー。
車無しキャンパーには無理だろうけどね。



翌朝、6時に目覚ましをかけて寝たが、
寝るのが早かったせいか、5時ごろからぼんやり目が覚めていた。
が、とにかく寒くて外にはいられないので、
寝袋の中で待機。

6時になって着替えて外に出てみるが、
めちゃくちゃに寒い。
急いでタフまるジュニアでお湯を沸かしてコーヒーを入れたら、テントに引っ込んでゆっくりコーヒーを飲んで持ってきたラスクをボリボリ食べた。
隣のテントがすぐ近くだったから、
朝っぱらからボリボリうるさかったらごめんなさい(笑)
こうやってちょっとテントの中で過ごすにしても、やはりこのテントにして良かったと思う。
ただ寝るだけのスペースじゃないとこがいい。
そこははじめからこだわりがありました。
ソロキャン用ならもっと小さいテントもあるけど、時々は2人でとかもいけるやつが欲しかった。


寝袋置いたり荷物を置いたりしてもこんな感じ



残念なことにこの日の朝は
うっすらと頭痛がしていた。
寒すぎて肩に力が入りすぎたか?
重たいバックパックで首肩がいたくなったせいか?
頭痛薬を持ってくるのも忘れた。
このままひどくなったらテントの撤収などできない。
ボッチキャンプは元気がなけりゃなりたたない。
こんな時は頼れるものはディエンチャンしかない!
なんかないかな?と探したら、手近にアルミ製のカラビナ  が、、、
寝袋にゴロンとなって、カラビナの角を使ってディエンチャンで回復をはかる。

私の頭痛にはかなり効く。
ただしある程度じっと休息をとりながらディエンチャンできる環境が必要。


※ディエンチャンとは
ベトナムの民間療法で、刺さない鍼治療などとも言われています。
以前も何度かブログに書いていますが、興味ある方はディエンチャンで検索してみてください。もっと詳しくわかりますよきっと。


少々回復して、腹も減ったしノソノソとテントからでた。
さっみー!はっはやく薪を!!!
しかし、薪は昨日の残りが三本だけ。
とにかく火をつける。
なかなか火は大きくならず、寒い。
ガクブルしながら火のそばにへばりつき、
フーフー棒でフーフー。

やがて太陽がのぼってきた。



朝日とテント


すると!
ポカポカ〜

太陽がちょこっと顔をのぞかせた瞬間から、
もうあったかい!!!
なにこれー、うそやんー!
てなくらい暖かい。
すぐにもう薪の心配もいらなくなった。

周りの人達も口々に
「あったけー」
「太陽でた!あったけー」と感激している。
私も太陽が出ていると、日中徐々に気温が上がると思っていた。
が!
違う、徐々にじゃない。
太陽が出た瞬間から太陽は暖かいのだ。

あー、なんて一気に過ごしやすいのー

ポカポカしながら椅子に座って、
箸の後ろを使ってディエンチャンで残った頭痛を取り除こうとしていると、
そのまま居眠り(笑)

太陽とディエンチャンで頭痛はすっかり取れた。

朝飯はレトルトお粥と佃煮。
玉子もスクランブルエッグにした。






近くに学校のような建物がありました。


キャンプ場の何かとして使われていたみたいだが、その昔は小学校?というような作り。




イチョウが綺麗





ちょこちょこっと写真を撮ってあとは撤収だ!

天気もいいし、12時チェックアウトなので、
濡れていたタープやフライシートはかわいた。
そのあとグランドシートの裏側を干しながら、
ボチボチ片付けてなんやーかんやー、最後にトイレに行ってちょうど12時。
挨拶して駅に向かって出発する。
帰りの方がきつい上り坂が多くて
ゴロゴロひきながら休み休み向かった。
またしても滝の汗。
この荷物なので、駅でもエレベーターに乗らないと移動できない。
登ってホームに降りてエレベーターのドアが開いたと同時に電車のドアが閉まるっていうね。
ま、そんな感じあるよね(笑)
それから40分ほど待ちました。
柿の種食べながら(笑)

うちについて、休んだらもう動けなくなる!と、そのまま風呂を洗ってためはじめたらすぐにスーパーへ買い物へ。
戻ってたまってきた風呂に入ると、
しばし昼寝。
2時間ほどグースカ寝て、
起きて晩ご飯を作りました。

帰ってきても、すぐに風呂に入りなよ!
と風呂を沸かしてくれるでも無く、
今日はご飯作るから寝てていいよなんて言ってくれるわけもなく、シンクには洗い物の山。
こんなふうに家族からは1ミリも協力を得られないわけですよ。
まあ、自分が好きでやってることだから、
文句も言えないすけどね。
だから、帰ってから晩御飯を作るくらいの余力を残して遊ばなければいけないんですよ。

主婦の趣味キャン、
細々とやってます(笑)