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ママは忙しいからパパに電話しなさい・・・  産経抄 八葉蓮華

2008-12-03 | 産経抄(コラム)
ママは忙しいからパパに電話しなさい・・・  産経抄 八葉蓮華
 クリントン大統領時代の米国で大統領令嬢が風邪をひき病院へ行った。「注射を打つのでご両親の了解をとって」と言われ、ママ、つまりヒラリー大統領夫人に電話をすると、こんな答えが返ってきた。「ママは忙しいからパパに電話しなさい」。 ▼これを『世界ビジネスジョーク集』で紹介したおおばともみつ氏によれば、実際にあった話という説もあるそうだ。大統領夫人としてのヒラリーさんの辣腕(らつわん)ぶりや仕事熱心さを伝えるジョークは多い。いずれも「夫人の方が大統領より偉かった」という「前提」にたっている。 ▼そのヒラリーさんも大統領夫人の座を降りて8年近くがたつ。民主党の候補指名争いにも敗れ、すっかり「過去の人」になったと思った。それが見事な復活である。オバマ次期大統領が、外交・安保チームの要である国務長官に指名したのだ。 ▼素直に考えれば、そのすご腕や国際的知名度を、外交に生かしてもらおうということだろう。4年後のオバマ氏再選のため、今からヒラリーさんを政権に取り込んで味方につける意図では、という解説もある。いずれにせよ、オバマ陣営によるしたたかな人選のようだ。 ▼もっとも、片方が女性のヒラリーさんだけに、妙な言い方だが「両雄並び立たず」という言葉もある。そうでなくとも、イラク政策などをめぐって対立してきた2人だ。果たして折り合いをつけていけるのだろうか。そうでないと、世界中が迷惑をこうむることになる。 ▼日本にとっては、「中国最優先」だったクリントン政権のアジア政策が甦(よみがえ)るのではとの心配もある。それでも「ヒラリー・ジョーク」が生まれたころからは歳月が流れている。「辣腕夫人」も、老練さを身につけてきているものと期待したい。

産経抄 産経新聞 12/3

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