太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

アユの受精卵作業

2021年10月22日 | 

 

かに漁が10月20日の正午より解禁になりました
最近めっきり朝晩寒くなり、とっても早く日が暮れるので、かに漁をされる場合は、くれぐれも気を付けて漁をしてくださいね

 

今日は、今年第1回目の受精卵作業を行いました。
広島市水産課さんと広島市水産振興センターの職員の方の指導のもと、受精に適したアユ親魚を約350匹を選別し、卵を搾り受精させます。


受精卵をシュロに付着させ、養魚場の池で孵化直前の約10日間飼育します。今年は、小魚からの食害をなるべく防ぐため、河川にシュロをすぐに設置せず、養魚場でギリギリまで飼育します。

メスアユ親魚約215匹から、1,741gの卵を搾り、オスアユの親魚から精子を搾り受精させ、約440万粒の受精卵をシュロに付着させました。

卵を優しく鳥の羽で、まぜまぜしています

シュロに受精卵が、びっしり付いています

養魚場の池へシュロを設置しています

来週の月曜日には、発眼率の調査を調査します。

11月1日、河川への設置作業を3カ所に実施する予定です。天然遡上の増大を目指して、第2回目・3回目と受精卵作業を行います

 


今日の受精卵作業の様子を、午後6時10分から午後6時30分の間の、NHK『お好みワイド 広島』で、テレビ放送されます
見てね
お昼のNHK広島のニュースでも、放送されました
良かったら、NHK 広島 NEWS WEBの ❝天然あゆの遡上増加へ 太田川漁協が卵の人工受精❞ の動画を見てください

 

 

 

 


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