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万博アクセスの結節点となる弁天町駅、改良工事はたけなわ

2022/11/18付ブログ記事「弁天町駅は大阪・関西万博アクセスの結節点として改良されます」の続報です。

大阪・関西万博へのアクセス結節点(会場の夢洲に直接乗り入れるOsakaMetro中央線とJR大阪環状線が接続)となる弁天町駅ですが、開幕まで1年を既に切っており、まさに工事たけなわです。

1.OsakaMetro中央線のホーム

万博開幕の暁には、「ステーション アート」のデザインコンセプトのもと、「大型デジタルサイネージを取り入れることで、照明や映像による演出を行い、アートを体感できる空間に駅を昇華させ」ることになっています。

https://www.city.osaka.lg.jp/minato/cmsfiles/contents/0000611/611053/10_metro.pdf

もっとも、このブログ記事を書いている時点で形になっているのはホームドア本体のみです。ホームドアの運用開始予定は6月上旬となっており、それ以降に一気に進めるのでしょうか?

ホーム壁の掲示によれば、上下ホーム上それぞれに東西2か所あった待合室は2024/1/中旬に全て撤去される予定だったようですが、実際には西側は上下ホームとも未だ撤去されていません。

2.OsakaMetro中央線と大阪環状線新駅舎の連絡通路

こちらのほうは、橋桁は既に全長にわたり現地に設置されていますが、実際には仮受け状態で、今後正式の橋脚を作っていくようです。中央線側の既存の連絡通路の壁をぶち抜く工事は、いつ頃になるでしょう?

現地に掲示された連絡通路と大阪環状線新駅舎の完成予想図。

3.大阪環状線新駅舎

こちらは基礎工事の最中です。

かつて交通科学博物館があり、京都への移転後はしばらくスポーツ施設などとして暫定利用されていた駅西側のスペース。南側には新駅舎が建設されますが、北側は万博シャトルバスの発着場(2023/9/19付ブログ記事で書いたように非常時の利用を想定)になるのでしょうか?

4.大阪環状線ホーム

2023年度からホームドアの設置工事が始まっていますが、隣の西九条駅ともども未だホームドア本体をホームに据え付けるまでもいっていません。リリース文によれば、「ホーム柵の土台となるホームの補強を軽減することができ、工期の短縮と、工事費用の圧縮を実現することができます」とありますが・・・ちなみに、駅の開業は大阪環状線・OsakaMetro中央線とも1961年です。

これとは別に、南側から順にホームの壁の補修工事が行われています。OsakaMetroとは異なり、ホーム自体のリニューアルは予定されていません。

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