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＜秋田県＞
秋田県で交通圏が設定されているのは、県庁所在地の秋田市を中心とした区域のみです。
もともと「秋田交通圏」は秋田市および隣接する河辺郡河辺町・雄和町の1市2町からなっていましたが、平成の大合併では両町とも秋田市と合併したため、秋田市域と一致することとなりました。ちなみに秋田空港は旧雄和町域に所在します。
秋田市域以外については、いずれも平成の大合併前（2004年末時点）の市郡単位に営業区域が設定されています。秋田県の場合、郡をまたがっての合併は行われなかったため、基本は
「ＡＡ市」の営業区域・・・2004年末時点でＡＡ市に属していた地域
「ＢＢ郡」の営業区域・・・「2005年以降にＢＢ郡から合併でＡＡ市になった地域」「ＢＢ郡内での合併でＣＣ市になった地域」「ずっとＢＢ郡に属している地域」のいずれか
です。実際の状況を以下に列挙します。
大館市・・・元からの大館市域は「大館市」、旧比内町域と旧田代町域は「北秋田郡」（郡内の4町が合併してできた北秋田市、および現在も北秋田郡に属する上小阿仁村と同じ）
能代市・・・元からの能代市域は「能代市」、旧二ツ井町域は「山本郡」（現在も山本郡に属する八峰町・三種町・藤里町と同じ）
ちなみに、大館能代空港は北秋田市に所在します。したがって、空港ターミナル運営会社の公式サイトに掲載されているタクシー会社は全て北秋田市内の会社です。
男鹿市・・・元からの男鹿市域は「男鹿市」、旧若美町域は「南秋田郡」（郡内の3町が合併してできた潟上市、および現在も南秋田郡に属する井川町・八郎潟町・五城目町・大潟村と同じ）
大仙市・・・旧大曲市域は「大曲市」、それ以外の旧町村部はもともと所属していた「仙北郡」（郡内の3町村が合併してできた仙北市、および現在も仙北市に属する美郷町と同じ）
横手市・・・元からの横手市域は「横手市」、旧増田町・平鹿町・雄物川町・大森町・十文字町・山内村・大雄村の町村域はもともと属していた「平鹿郡」 ※郡自体は消滅済
湯沢市・・・元からの湯沢市域は「湯沢市」、旧雄勝町域・旧稲川町域・旧皆瀬村域は「雄勝郡」（現在も雄勝郡に属する羽後町・東成瀬村と同じ）
由利本荘市・・・旧本荘市域は「本荘市」、それ以外の旧町村部はもともと所属していた「由利郡」（郡内で由利本荘市にならなかった3町村が合併してできたにかほ市と同じ） ※郡自体は消滅済
なお、「鹿角市」「鹿角郡」は平成の大合併に関与していません。
