ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

雪中野菜

2013-03-19 | Weblog





今年初めて

軽トラックの荷台にスコップを積んで

畑の様子を見に行った


日当たりのいい南の法面以外

まだ40cmほどの雪に覆われていた


雪解けまで 

あと1週間~10日は掛りそうだ

スコップで雪掘り



白菜

浅葱

雪の下からやっと掘り上げた

三ヶ月振りに嗅ぐ畑の匂い

土の匂いがプンプン・・・・・・

やっぱり土の匂いはいい!

三〇分ほど雪掘りをしたら

少し額が汗ばんで来た

昼食は

山ひとつ越えた「東光坊そば」に

板そばを食べに

「〇〇〇・・・・・さん久し振り」

お姉さんが丁度開店の看板を準備している時だった

昨年の十二月初めごろに来たのが最後で

≒三ヶ月半振りぐらいだろうか・・・・・・・・


ここは正真正銘の手打ちそば

香り こし 太さ  かつおだしが効いたたれ・・・・・・・・・・全部私好み

おじいさんが昨日裏山で採って来たばかりという

蕗の薹の天ぷら


春の苦みが

とても美味しかった

毎年新しい団子木に変えるのだろうが

今年は四畳半位もありそうな

大きな団子木に変わっていた


外はまだ白い雪景色

部屋の天井はまさに桜の花が満開


昔の自分はこういった不自然なものに対して

素直に受け入れる事が出来なかったような気がする


しかし・・・・・・・

こうした雪国の春を待ち焦がれる伝統文化

なかなか味わいがっていいものだ・・・・・・・・・

と近頃そう思えるようになって来た


自分も知らない間に

いつの間にかそれだけ歳をとってしまったのだろうか・・・・・・・・・?

「東光坊そば」までの山道



気温が緩み 雨模様の天気

霞がかかり 寒河江の街が少しぼやけて見える




間もなく木々の芽が青く萌え出し

残雪の白と木々の萌黄色

のコントラストが青空に映える

そして何もかも

すべての生命が

冬の眠りから目覚めて

眩いばかりの浅春の景色へと

季節は変わって行く


慈恩寺鳥居

平野山 慈恩寺より

帰りに隣町の河北町両所に寄って

いつものアングルで写真を撮って来た

・・・・・・・・・・・・・・・・・三月末 どんなに厳しい冬であっても

雪融けは忘れずやって来る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

河北町両所より寒河江を見る 2013/3/19

同上

同上