ミュー ・ 百花春至為誰開

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初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

果樹共済 評価員

2009-06-10 | Weblog

果樹共済の評価 寒河江市さくらんぼ畑にて


今年から果樹共済の評価員になった


評価員に推薦された理由・・・・・・・・? 


これといった理由は特になし

たぶん 退職して 暇をもてあまし

毎日退屈してるだろうと言う事


一昨日 早速さくらんぼ作況評価の仕事が回って来た


これまでの作況調査では 

今年の作況は平年の92%位?だそうだ


朝8時 市内の6~70人位の評価員が さくらんぼ畑に集合

30分ほど 評価講習を受講


その後5人一組で 早速作況評価に出掛けた


作況評価の仕事は

共済に加入しているさくらんぼの樹の

被害申請が出された園地調査


1本のさくらんぼの樹毎 何Kg と評価して行く


昼食をはさんで

午後3時頃までの重労働であった


特に午後からは

真夏並みの暑い天気となった


山間の園地の作業小屋で打ち合わせ


6反歩(1800坪)のさくらんぼ畑 さすがに広い


遠く残雪を被った月山を望む園地


収穫間近 真っ赤に色付いたさくらんぼ 


さくらんぼは 樹齢およそ15~25年位が

人間に例えていうなら 

いわゆる 青 壮年期だろうか


粒が大きく 甘みがあり 見た目もキラキラ輝いて

いかにも美味しそう


それ以上 あるいは それ以下の樹齢は

粒が小さく 甘みも足りなく 輝きも少なく 色褪せて

商品価値が低い


さくらんぼの作況に異変が起きている

と 一部のニュースなどで

地球温暖化の影響が報じられている


が 果たしてそればかりが理由だろうか


さくらんぼは 同一品種だけではうまく受粉出来ない


近年 佐藤錦の人気が高まり 

ナポレオン 高砂 と言った

商品価値の極端に落ちる受粉樹の植樹を

疎かにしがちである

その結果 収量の低下を招いている


他に かってさくらんぼは

灌漑未整備などにより 田んぼに適さない

高地の畑等に植えられて来た


しかし 日本人の食生活が変化し 米が余り

水田の転作奨励が行われた


かっての水田は取り潰され

さくらんぼが次々と植えられて行った


しかし 水田は概して粘土質が多く

水はけが悪く

根腐れを起こし易い


こんな理由が

作況指数の低下を招いてる

一因であることを忘れていそうだ・・・・・・・・・・・・・


家に帰って驚いた事がひとつ


携帯電話についている歩数計の数字

およそ12000歩

久し振りにたっぷり歩き いい汗を掻いた1日だった

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左沢線SLさくらんぼ号試運転2日目


今日は真正面から見えるアングル



自宅裏の線路をSLが走る


夢のようで 

なんとも不思議な光景である


左沢線 SLさくらんぼ号 試運転2日目