父と慕う・・・

わんわんは幼いころに別れた母犬の顔や匂いは、

やっぱり忘れはしないんでしょうな。

これが父犬となると、どうなんでっしゃろ？

会ったことがあるのかどうかさえ、わかりませんなぁ・・・

 

 

 

 

 

おかん、虫の声が聞こえるでな。

もう、秋やねぇ～

夕方の淀川は、ずいぶん涼しくなってきました。

 

 

 

 

 

あっ、タマタマのおっきいラッキーおっちゃんや！

おっちゃん、会いたかってんで。

よ、よう～元気にしとったか？

大きい声でタマタマとか言うな、カッコ悪い・・・

 

 

 

 

 

おいら思うんやけど、きっとおいらの父ちゃんは

ラッキーのおっちゃんみたいに体が大きいて、

立派なタマタマの持ち主やと思うんやわ。

そ、そうかぁ？？？

だから、タマタマ　タマタマ言うなって・・・

いつか、おいらもおっちゃんみたいに大きいなって、

立派なタマタマになるのが夢やねんっ。

いや、お前は柴やし・・・それ以上はちょっと・・・

タマタマは、もうええって・・・

 

 

 

そろそろ、行こか～

 

 

 

 

 

おかん、今行くでな～

ホッ、助かった・・・

 

 

 

ラッキー君、いぱ君懐いてるし、

いぱ君のお父ちゃんになったって～や。

それだけは、お断りします！！

こんな、タマタマ　タマタマ言うてるヤツ連れてたら、

女子犬から変態犬扱いされるし・・・

 

 

いぱ君、ラッキー君の事、よっぽど尊敬してるんでしょうな。

ラッキー君は、おとなしくて優しい犬ですからね、

いぱ君が立ち上がっても、ひたすら我慢するんですな。

そういうところ、いぱ君にも見習ってほしいなぁ・・・

 

 

　

 

 

　

　　

Oちゃんのゴールドハンド

いぱ君は、熟女が好きなんだすな。

やはり甘えさせてくれるとか、痒いところに手が届くとかあるんでしょうか。

ちなみに、おかんもおとんより２歳年上でございます。

１つ上の女房は金のワラジを履いて探せ言いますから、

２つ上ならプラチナのワラジでっしゃろか？ワハハ

 

 

 

 

 

おかん、おいらのOちゃんが寄ってくれたでな。

Oちゃん初登場のおはなしは、コチラ。

 

 

 

 

 

Oちゃん、よう来てくれたでな。

Oちゃんは、ゴールドハンドの持ち主なんだすな。

 

 

 

 

 

いつ見ても、魅力的な手やなぁ～

いぱ君は、Oちゃんの手にメロメロだす。

 

 

 

 

 

ペロペロ、シャブシャブ・・・ペロペロ・・・

Oちゃんは、心置きなくペロペロさせてくれるんだすな。

 

 

 

 

 

はぁ・・・たまらんわぁ～

Oちゃんの手には、おかんの手ごときではかないません。

 

 

 

え？Oちゃんのゴールドハンドの秘密？

それはね、糠漬けを漬ける時には若い人の手では今ひとつだそうですな。

年齢を重ねた手から出るなんちゃらエキスがあるそうで・・・（笑）

 

 

 

　

 

 

　

　　

レディファーストですにゃん

前作もちもちチーズの続編です。

 

 

 

おいらがもろた、もちもちチーズやで！！

なんで、プナねえが独り占めすんねんっ！

 

 

あ～あ、やっぱりこうなると思いましたわ・・・

だから、分け分けしたりや言うたのに・・・

 

 

 

 

 

ケンカせんでもと、いぱ君と黒猫プナちゃんに分け分けしてあげました。

黒猫プナちゃんはとっとと食べますが、いぱ君は「よ～し！」と言われるまで待つんですな。

いぱ君も、もちもちチーズよ～し！

 

 

 

 

 

とはいえ、黒猫プナちゃんが食べるのは、こんなちょびっと。

ほとんどは、いぱ君がもらえるのに・・・

 

 

 

 

 

取られちゃかなわんと、ケージに持って行って食べるんですな。

誰も取らへんやろに・・・

 

 

 

 

 

ま、ふたりとも、おいしく頂いたようで・・・

クンクンクンクンクン・・・どっか残ってへんかな・・・

あんたは、いつもいやしいですにゃん！

 

 

 

 

 

なんでやねんっ！

あ～あ、食べさせてもらってない子みたいですにゃん。

家族として、みっともないですにゃん。

 

 

 

 

 

プナねえが独り占めしたんやんけ！

レディファーストですにゃん。

お子ちゃまは、これだから嫌ですにゃん。

ふぁ～あ・・・

 

 

 

黒猫プナちゃんには、一言も言い返せないいぱ君だした。

確かにね・・・

いぱ君にレディファーストがわかるようになると、

ジェイソンちゃんにも振り向いてもらえるかもね。プププ

 

 

 

　

 

 

　

　　

 

もちもちチーズ

おかんは、子供たちのおやつ＆朝ごはんに、

いろんなパンケーキを焼きまする。

今日は、チーズの入ったもちもちパンケーキ。

チーズのおいしい香りが、部屋中にするんだすな。

 

 

 

焼けたで～

ニボも怪獣おねえも、パクパク食べます。

いぱ君とプナちゃんにも、１個を分け分けしてあげてや。

おかんは後片付けをしながら、怪獣おねえに声をかけまする。

 

 

 

 

 

いぱ、もちもちチーズいるか？

いるいる！くれるんか？

ちょっと待っとき！

 

 

 

 

 

プナちゃん、もちもちチーズいるか？

これは、なんですにゃん？

怪獣おねえよ、黒猫プナちゃんに１個は多いんでないかい？

 

 

 

 

 

大丈夫や、プナが食べて残したのをいぱにやるさかい。

おいらの、もちもちチーズが・・・

不安そうに、見つめるいぱ君だす。

 

 

 

 

 

クンクンクンクンクン・・・

おいしそうな匂いですにゃん。

 

 

 

 

 

ペロペロ・・・

 

 

 

 

 

おいらがもろた、もちもちチーズやで！！

なんで、プナねえが独り占めすんねんっ！

 

 

あ～あ、やっぱりこうなると思いましたわ・・・

だから、分け分けしたりや言うたのに・・・

 

　　　　　　　　　　　＊

　　　　　　　　　　　＊

　　　　　　　　　　　＊

レディファーストですにゃんに、　つづく

 

 

　

 

　

　　

 

パカッ！うなぎ丼のために・・・

前作まいう～大阪＜tre3＞の続編です。

 

 

 

いぱ、パカッするで～！

それだけは嫌やっちゅうてるやろが！

まさかの、いぱ君の反撃。

 

 

 

 

 

そんな事を言わんと、ちゃんとしなアカンやろ！

 

 

 

 

 

それだけは、嫌やねん。

それやったら、うなぎ丼はもういらんのんか？

がんばったら、できるって。な？

 

 

 

 

 

いぱ、パカッ！

ほら～、でけるやん。

いぱ、すごいすごい～

 

 

 

 

 

ま、おいらもやれば、でけるんやけどな・・・

うんうん、いぱ君がんばったねぇ～

いぱ君、目が潤んでるんちゃうん？

いぱ、うなぎ丼よ～し！

 

 

 

 

 

ハグハグハグ・・・

おかん、うなぎ丼うまいわ～

あっという間に、ペロリと食べちゃいましたな。

 

 

 

 

 

うなぎ丼、うまかったなぁ～

おいら、パカッ！がんばってよかったなぁ～

また、ひとつ成長したいぱ君だした。