ニボが我が家に来て1年半になりまする。
子供も4歳ぐらいになると、
家人の言い方を聞いていろいろ覚えるんだすな。
電話に出る時に「はい、gutaraです。」と出まっしゃろ。
そうすると、自分も出たいんだすな。
そうして、勘違いしてしまうんだす。
自分の苗字がgutaraだと・・・
我が家は人間の子供の里親家庭だす。
当然、子供とは苗字が違うわけだす。
産んでくれたママと同じ素敵な名前だから間違えたらアカンよと、
今までは教えてきたんだすが・・・
おっと、そろそろお散歩の時間だすな。
いぱ君、お散歩行こか~
待ってましたがな!!
チ~ズ
今日はみんなで、夕方はいい風が吹く淀川にお散歩だす。
おとんはラニたん、おかんは いぱ君、ニボはお散歩バッグ係りだす。
ラニたんがウンチしたで~
は~い!
いぱラニがウンチをすると、遊んでいても走って来てウンチ袋をサッとだす。
そして、拾ったウンチをお散歩バッグにつめて走り去る。(笑)
ニボにはニボの役割が、ちゃんとあるんだすな。
段々は危ないから、気をつけや!
うん~
大丈夫でちよ~
ニボとラニたんは、ちょっと危ない所が好きなんですな。
子供だから、仕方ないですな。
これも、成長成長。
ニボが我が家へ来た頃は、2歳半で淀川でのお散歩もゆっくりだしたな。
いぱ君もお兄ちゃんとして一緒に遊んでくれたり、
トイレトレに協力してくれたり、兄弟げんかもしてましたな。
そうそう、いぱ君とニボで働く動物ブログトーナメントに優勝もさせてもらいましたでな。
楽しい時を過ごしてきましたが、ニボとお別れの時がきたようだす。
今度は新しいお父さん・お母さんと同じ苗字になって暮らすんですって。
黒い可愛いわんわんがいるおうちですって。
ニボ、新しい家に行っても達者でな!!
ニボたんなら大丈夫でち、モテモテでち~~~
すぐに泣いたらアカンねんで!
幸せになるんよ!!
うんうん。
泣かずに、お別れしましょうか。
だって、うちの子は笑ってる顔が一番イケてますからね。
NIBOOO~~~!! 元気でね~~~!!
↑ ニボ、黒いわんわんに負けるなよと押したってや!
<里親・里子という言葉について・・・>
おかんが里親をしていますという時、必ず「人間の子供の・・・」と付け足して言います。
里親という言葉が人間に使われるより、ペットやその他の物に使われる事が多いからです。
黒猫プナちゃんは野良猫でしたが、先代犬ププを初め いぱ君ラニたんはペットショップで買ってきました。
始めは野良犬を探したんですけどね、大阪の街中ではいなかったの。
じゃ、譲ってくれる所をと探したら、これが見事にどこも犬の里親さん募集だったんだすな。
うちの子供達の私は里親ですよ?犬の里親にもなったらシャレにならんなと・・・(笑)
<STOP!犬猫「里親」名称>や<里親という名称を動物/ぺットに使わないで>という運動をご存じでしょうか?
里親・里子には、公的な名称として当てはまる人間がいるのです。
おとんもおかんも、うちに来る子供達もそうです。
ホントのところ、おかんはあんまり気にしてません。
そんな痛くも痒くもない呼び方より、子供たちを取り巻く酷い偏見や差別と闘わなくてはいけませんからね。
うちの子供達も、そんな事で傷つくようなヤワな子供には育てていませんからね、大丈夫ですよ。
でも、それで傷つく子供がいるのなら、その事は多くの人に知ってほしいなと思います。
色々な所から救われたペットの陰には、悲しいけれど救われなかったペットがたくさんいます。
人間の里子と呼ばれる子供達の中に、自分は同じ存在だと勘違いする子供がいたとしたら・・・
里親募集で、かわいい仔犬をもらってきたんだよ!
いいな~、見せて見せて!
〇〇ちゃんも、里親募集で今のおうちにきたんだよね?
こんな会話が、子供達の中で繰り広げられるとしたら・・・
いろんな立場の人の、いろんな思いがあるでしょう。
えぇえぇ、人間の子供もペットも愛する気持ちに変わりはない事、おかん知ってます。
人間の子供もペットも、どちらの命もかけがえのない事、おかん知ってます。
先代犬ププが虹の橋へ旅立った事、まだ完全には立ち直れてはいません。
じゃあ、何が違うのか?
社会的責任の重さが違うのです。
おかんが運転している車に、人間の子供とペットを乗せて事故を起こしたとしたら・・・
そして、悲しい事に命を失ったりしたら・・・
悲しみは同じかもしれません。
痛みも悔いも同じかもしれません。
でもね、ペットを死なせても刑務所には行かなくていいんですよね。
今までの人生が変わるほどの賠償金を請求される事もない。
刑事裁判も民事裁判もないでしょう。
そういう事です。
公的に里親と呼ばれる人たちは、そういう重みを背負って人間の子供の里親をしているんです。
どうして、ただの親だとか家族とか飼い主とかの言葉じゃいけないんでしょうね。
まぁ、これだけ人間の子供の里親以外に使われるようになった今さら、言ってもせんない事かもしれませんな。
言葉ってわかりやすくて、難しいですな。
昔、ある国名を使った〇〇〇風呂という風俗店をさす言葉がありました、今はソープランドですかね?
どうして、名称が変わったんでしょうね?
今は愛人と言えば不倫をしている人をさしますが、元々の言葉の意味のつもりでも配偶者や恋人にそう呼ばれたら嬉しいですか?
おかんは、それは絶対嫌ですな・・・(笑)
ケンカをするつもりは、ないです。
言葉は時代とともに使われ方が違ってしまう事もありますから、雰囲気で使っていたとしても・・・
責めるつもりもないです、だって名称はどうであれ動物を救うという素敵な行いのためですからね。
一人でも多くの人間の子供たちにも、1匹でも多くの動物たちにも、愛してくれる家族は必要です。
でも、ちょっと考えて欲しいなと思ってね。
考えた末、それでも人間以外に里親という言葉を使うのが適切だと思う人がいるのかな・・・
ここを見てくれた貴方が、自分が呼ぶ時は違う呼び方にしようかなと思ってくれたら嬉しいです。
その言葉は適切ではないんだよと、家族にお友達に伝えて下さるなら感謝します。
~ニボが里子と呼ばれなくなった日を記念して・・・~
家庭菜園の出来事1ブログトーナメント に、参加しています。
ただいま、準決勝戦です。
いぱ君、がんばれ~~~