待ち伏せて 伊香保の嶺で 暁に 結びし協定 君忘るまじ

この前のお昼休み、会社の倉庫にある本棚の中に
なぜか、1冊だけ、万葉集の本を発見!

「なんで万葉集なんかあんの??」っていいながらパラパラ見てたら


『 筑波嶺のみねより落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる 』


・・・ん?筑波??って解説読んだら
”筑波嶺”は筑波山のことらしい。


じゃ、秋名の歌もあるんかなあ??
ググってみたら、あるもよう。


『 伊香保嶺の岨の榛原吾が衣に着き寄らしもよ一重とおもえば 』

”伊香保嶺”と書いて、”いかほろ”と読んで、榛名山を指すもよう。

他にも

『 かみつけの伊香保の沼に植ゑこなぎかく恋ひむとや種求めけむ 』 とか。

『 伊香保嶺に神な鳴りそねわが上には故はなけども児らによりてぞ 』 とか。

『 かみつけの伊香保の嶺ろに降ろ雪の行き過ぎかてぬ妹が家のあたり 』 とか。

なんかいろいろ、あるもよう。

ちなみに、”伊香保沼”は、榛名湖。
”かみつけの”は”上毛野”と書いて・・・とか打ってる最中に、
気になる文章発見!


高橋クリニックのあるらしい高崎市のHPより↓

>古代、群馬の一帯は上毛野国(かみつけのくに)と呼ばれ、
>榛名山南東は車(くるま)と呼ばれていました。
>奈良時代になると朝廷はめでたい字で二文字に地名を改めるよう命令し、
>上毛野(かみつけの)は上野(こうずけ)、
>車は群馬(読みはくるまのまま)になりました。
>そして明治4年に上野国は古代から一番大きな郡であった群馬の名を取り、
>群馬県となりました。


↑引用ここまで


榛名山南東が”車”と呼ばれてたとか。
その“車”が”群馬”と呼び名を変えて、でも読みは”くるま”のままやったとか。

・・・実ははるか大昔から、なんかそういうゆかりのある場所??
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コメント
 
 
 
リアルカーモデル (バトルレックス)
2009-11-14 02:05:22

関係なくてすいません

リアルカーモデルの車のタイヤは
手でドリフトのマネの遊びしたら
タイヤはのいてしまうんですか?

タイヤがゴムってのは
わかったんですけど
そこだけ気になるんで

お願いします
 
 
 
Unknown (AE86TURBO)
2009-11-14 11:05:40
自分が二年生の時、小倉百一首の勉強でコレと全く同じ筑波山の歌を習いました。
当然即効であのオッサン二人の顔が脳裏に・・・(爆)
習ったのが小倉百人一首でしたので万葉集に榛名の歌があるのは知りませんでしたよ。
っていうかもう直ぐ受験なんだから勉強しろよ自分・・・。
 
 
 
バトルレックスさんへ (かんりにん)
2009-11-14 11:21:44
別の記事に同じ趣旨の質問を頂いてますので、まとめてお返事書きました。
そちらをご覧ください。
 
 
 
AE86TURBOさんへ (かんりにん)
2009-11-14 11:29:30
そうですか、学校で習うのですね。
田子の浦ゆ~とか、花の色は~とかは、習った記憶があるんですが
この歌は初耳でした。(いや、覚えてないだけかも;)

>あのオッサン二人の顔が脳裏に
恋の歌なので妙なかんじですが、覚えやすいですね(笑)
 
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