ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

自転車で、山を登って鹿児島空港へ 鹿児島市内ー鹿児島空港

2017年12月23日 | 自転車の旅 国内

どうやら鹿児島空港の標高は、
274m
らしい。ふと検索してみた。
以前から「随分と登るよな」とは思っていたけど、そんなにあったとは。

この旅の最後の朝がきた。

桜島とも、しばらくお別れになるな。

かっこいい山だ。

安いホテルには理由があった。

ここはどこの国?!
朝食会場はカオス。
しかしまあ、値段の割に朝食は美味ではあった。コーヒーはすっかり煮詰まって苦かった。

逃げ出そう。

いや訂正。出発しよう。

ここ鹿児島市鴨池港付近は、かつて旧鹿児島空港があったという。
いまはホテルや県庁などの官庁、集合住宅が並ぶ。空港ターミナルはスーパーになっていて、skyなんとかという名から名残りを感じる。

旧空港の滑走路付近。

鹿児島市の海沿いを走る。

市街地を抜けるよりは若干走りやすい。

郊外に出る。

国道10号再び。

狭いよ狭いよ鹿児島の道

歩道なくなる。

でも案外と走れる。トラックもクルマも気を使ってくれて、器用にスルスルと避けてくれるのだ。

鹿児島、好き!

歩道は、あっても走りにくい。

だからやっぱ車道走ろう。

ウイスキー市

アイラ!

そろそろ空港への分岐

分岐。切ない。

こっちから行く。

こんな感じとか

こうなったり、

またまたこうなって、

バイパス道路に沿って進むわけ。

そして、バイパス道路をくぐって、

さらに高速もくぐったら、
いきなり峠道が始まるわけ。

あとはひたすら登るわけ。

3分の1登ったら空港方面に分岐

まだまだ登るわけ。

半分付近。標高140mくらい。

竹林の中の切り通しみたいな峠道をひたすら
登る。登る。

台地の上に出た。標高は200mくらい。

傾斜は緩くなり、さらにダラダラと登り続けるが、
そんなに辛くない。

ダラダラと、あと5〜6kmくらいかな。

空港に着いた。

GPSが標高274mを指す。公称と同じや!

さて。仕事仕事。

素早く分解、梱包。

終了。
すぐ預ける。手荷物超過料金2000円×2路線を支払う。羽田空港で乗り継ぎだから。

鹿児島空港のラウンジにはシャワーがある(※注)から、
速攻でシャワー浴びてさっぱりした。
ちなみに鹿児島空港のラウンジは焼酎飲み放題・さつまあげ食べ放題(笑)

旅の終わりは、あっけない。

あー、帰るのかー

さらば桜島!

また来るよ。

明日はクリスマス。
北海道では俺の家族が俺の帰りを首を長くして待っている。

俺が雪かきするのを待っている。
今年は大雪なのだ。

明日はクリスマス。
朝から忙しくなりそうだ。

皆さま、最後まで読んでくれて
あいがと さげもした。

チャリ旅日誌
おわり


※鹿児島空港のシャワー設備は2020年ラウンジ改装にて廃止されました。残念。