１Ｑ８４

村上春樹氏の１Ｑ８４の続編が出版されるというニュースを見かけた。
来年４月だという。
この小説に関してはいろいろな人が様々な意見を述べているので、興味深い謎に包まれた面白い話とだけ書いておこう。
それぞれの謎の解釈は読み手の自由だから。
ただ著者のオウム真理教との関わり（事件の検証）や George Orwell から受けた影響などは事実として踏まえておきたい。

謎解きを一切しないで話をふくらませ、少しの手がかりだけを残して小説を終えるのも一つのスタイルかなと思っていたので、続編が出ると聞いて複雑な心境である。

ベストセラーが約束されている訳だから新潮社がこのまま終わらせる訳はないとは思っていたが、続編がもう来年の４月に出るとは想像しなかった。
第１・２巻の発売時点で既に第３巻の構想は完成していたのだろう。

今年の夏に買う本のリストに入れておこう。