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携帯電話とクラウド

2010-04-27 21:42:26 | 日記
日本経済新聞によるとソフトバンクの2010年3月期決算が4658億円と前期に比べて3割増えたそうだ。
ヤフーとアイフォーンが貢献したらしい。

以外なのはアイフォーン。
日本は携帯文化でクラウド文化は存在しない。
アイフォーンはクラウドを中心としたデジタル生活を支援する機器なので、日本で浸透するかどうかには大きな疑問があった。
例えば、日本の携帯文化で必須とされている絵文字やワンセグというガラパゴス機能は付いていない。
つまり、潜在的利用者の数が絶対的に少ないのだ。
アイフォーンに限らず、いわゆるスマートフォン市場が微少なのはそのためだ。
後発にもかかわらずアイフォンがスマートフォン市場で既に過半数を占めているのは納得出来る。
アイフォーンが市場そのものを拡大しているという事実は、その商品魅力を物語っている。
日本にクラウド文化が受け入れられるのだろうか。
将来的には必ずそうなると思うが、日本の電機メーカーはソフト面が弱く、余り積極的にその方向を目指していない。
技術的にまたソフト的に未熟で競争に耐えないからだ。
どこかが、しっかりとしたクラウドを開発すれば(と提携すれば)日本市場で先行できると思うが、どうだろう。
グーグルと組むのが一つの可能性。
マイクロソフトはサーバー技術があるにもかかわらず、クラウドでは余り良い実績を残していない。
底力のある会社なので巻き返してくる可能性が高い。
この両者と組ん日本市場を開拓するという気概のある会社は無いのだろうか?
ヤフーとアイフォーンを持つソフトバンクはこの分野で着実に伸びてくる。
ソニーやシャープはいつ本格参戦するのだろう。


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