mono森音

焼きもの・紙もの・布もの、そして贈りもの。
大切なmonoと出会う雑貨店。

CDフェア締切間近。

2018-08-12 | 商品情報

CDを並べるフェアが終わっても(現在店頭にはCDを置いていません。フェア締切後にいつものボリュームでCD売場をご用意します。)通販のご注文をいただいたり、レジでお声を掛けていただいたりしています。ありがとうございます。今回日程が短かったせいかフェア当日には来られなかったお客様が多かったようで、「まだ間に合いますよー」とお返事してカタログから選んでいただいております。

フェア用にご用意したCDの通販でのご注文、店頭お渡しの締切りは明日13日までとなっております。引き続きよろしくお願いいたします<(_ _)>

今回は68タイトル。
「選びきれなくてー」と嬉しい悲鳴をあげるお客様も多数いらっしゃいます。わかります(笑)目移りしちゃいますよね。レジ前でサッと選んでいただくにはカタログの情報量が多いのだと思います。そこで締切直前の今夜は、フェアの傾向と店主の偏向趣味によりギュッと荒絞りして、サッと選べるオススメ盤をご紹介します。これさえあれば、締切りまでにザザーっと滑り込みが可能ですよ♪というのも、毎回フェア購入特典としてプレゼントさせていただいている選曲CD-R、今回のも素晴らしい内容なんですよ。選曲したスタッフも「summer breeze(というタイトルで毎夏制作しています)史上最高の出来かも・・」と言うくらい。ぜひ入手して欲しいな、と思って最後にもう一押ししてみます。




●モーゼス・タイワ・モレレクワ 『ジーンズ・アンド・スピリッツ』 <2300円+税>
2001年に27歳で夭逝した南アフリカの伝説的ジャズ・ピアニスト、モーゼス・タイワ・モレレクワが1998年に発表した歴史的大名作。ジャズ、アフロ、カリビアン、クワイト、ブロークンビーツ〜ドラムンベース、ソウル、レゲエなど、多彩な音楽のエッセンスを、アフリカならではの生命力溢れる、美しくも力強いサウンドに昇華した珠玉の一枚。オープニング曲「Tsala」は、まさに「母なる大地」をイメージさせる、プリミティヴな美しさを宿した、たおやかでメロウな1曲。アルバム全体にほのかに漂うスピリチュアルな空気とはうらはらに、ひとつひとつの楽曲がどれも難解な印象のものはなく、むしろ心がワントーン明るくなるようなピースフルな作品が並んでいます。クラブ・ジャズやヒップホップやレゲエ、ディープ・ハウス的なサウンドを感じさせるものや、リリカルで透明感に満ちたフュージョン的なものなど、楽曲ごとに醸し出される空気がまるで違うのも、この作品に心惹かれる要素のひとつかもしれません。あまりの素晴らしさに、1曲目からラストまで、耳も心も離れられなくなること請け合いです。芳醇なアフロ〜カリビアンの風合いを感じさせるサウンドも今の季節に心地よく響きます。本作は、森音のCDフェアでは欠かすことのできない最重要人物、選曲家 橋本徹氏のレーベル「Apres-midi Records」からのリリースです。「遂に世界が発見した(今こそ発見されるべきだったと言うべきか)歴史的大名盤だ」とレーベル・オーナー橋本氏が大推薦する一枚。ジャズ・ファンのみならず、音楽を愛する多くの方に聴いていただきたい、魂揺さぶられる歴史的大傑作!!!スタッフ激激激推しアルバム!!!
---バラエティに富んだ内容なのに一貫した世界観のある作品。ブラックでグルーヴのある、店主の好きな音楽が詰まってます。



●トム・ギャロ 『テル・ミー・ザ・ゴースト』 <2300円+税>
枯れた音色のガット・ギターの爪弾きと、柔らかく囁くような憂いを帯びた歌声。夢と現実の狭間を揺らめく、古いモノクロ映画のようなサウンド・スケープ。米国はニューイングランド出身の若き男性シンガー・ソングライター、トム・ギャロのデビュー・アルバム。配信限定で発表された直後にモーゼス・サムニーが絶賛し、ベン・ワット~ホセ・ゴンザレス~スフィアン・スティーヴンス好き必聴と様々なメディアから高い評価を得ている名作。「Apres-midi Records」より世界初CD化!作詞作曲/演奏/録音まで全て自宅で独り、古いガット・ギターと質素なマイクで行われました。シンプルながらも心地よく印象的に響くパーカッション、叙情的でメランコリックなシンセサイザー、まろやかに施されたサウンド・エフェクト、淡く甘美なヴォーカルはどこまでも優しくセンシティブ。夢の断片を散りばめたような、幻想的で浮遊感に満ちたメディテーション的効果をもたらすアルバム。橋本氏も「自分にとって“一生もの”となるだろう大切な音楽」と大絶賛していたほどの名作。読書やリラックスタイムのBGMに最適。スタッフ激激激推しアルバム!!!
---ジャケットと推薦文に惹かれて試聴された方は、ほとんど購入に至った人気盤。
今回フェアで一位二位を争う人気があったのは、以上の二枚。




●PJモートン 『ガンボ』 <2200円+税>
Maroon 5の一員として活躍するPJ Morton。グラミー賞にもノミネートされた2013年発表のNew Orleans以来4年ぶりのスタジオアルバム。生誕の地ニュー・オーリンズの名物郷土料理ガンボと題したハートウォームな空気に包まれた傑作。PJモートンの、ソウルフルかつ甘く切ない歌声に、再生後1秒で恋に落ちること間違いなしです!スティーヴィー・ワンダーを彷彿させる、伸びやかで温かなヴォーカル・ワークと、現代ヒップホップとオーセンティックなソウル・ミュージックが心地よく混ざり合う、味わい深くも親しみやすいアルバムです。全曲どれも本当に素晴らしいのですが、ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」は、涙なくしては聴けない極上のカヴァー・ソングです。スタッフ一聴惚れアルバム!!!前回のフェアでは完売&追加オーダーした大人気作!!!
---前回のフェアに続き、こちらも人気高し。試聴後購入に至る率も高し。聴く人だれもがピースフルであたたかい気持ちになる名盤です。PJモートン作品は、今回ライブ盤も発売されましたので、前回こちらを購入された方はライブ盤もぜひ。おすすめですよー。



●ジェラルド・シタモラン 『ソリチュード』 <2200円+税>
心の中に淡いブルーの風が吹き抜ける。水面に乱反射する夏の陽射しのように、瑞々しい光を含んだ繊細なソロ・ギター。シンプルながらも味わい深くメロディアスな旋律。リラックスした親しみやすい雰囲気のソロ・ギター作品です。インドネシアはジャカルタ出身のジャズ・ギタリスト、ジェラルド・シタモランの特別な想いが込められたアルバム。何度繰り返し聴いても、飽きることがなく、聴けば聴くほど、新たな魅力や発見があるマジカルな一枚。年齢性別問わず多くの方に愛されるであろう傑作。完売必至の人気アルバム!!!
---かけた途端、爽やかな風が吹いたように感じる、軽やかでリリカルなギターアルバム。森音でもよくかけています。



●キケ・シネシ 『小さな音のことづて』 <2500円+税>
「このアルバムに収めた曲は、日々の環境や感覚といったものを誰かに伝えたい時に、僅かな言葉や簡単なことづてのような音楽のかたちを通じてできれば、という発想から生まれています。音楽は自分以外の何かとつながる助けになり、安らぎを感じさせてくれ、どこにも行かずとも旅行したような気持ちにしてくれます」ライナーノーツに書かれている、キケさんの言葉がこの作品の全てを表しています。現代アルゼンチンを代表するギター奏者/コンポーザー、 キケ・シネシ。オリジナル新曲を収めたアルバムとしては4年振りとなる作品。キケ・シネシのメイン楽器である10弦及び7弦のガット・ギターやフォルクローレの伝統楽器ロンロコやチャランゴ、そしてアコースティック・ギターからバンジョーまで、曲想に合わせ自在に音色を操る静寂や余韻を大切にした演奏、そして情感あふれるメロディー。光の粒を内包した瑞々しく清らかなギターの音色。キケ・シネシにしか描けない音風景を、ぜひ多くの方と共有できたらと思います。生まれたばかりの陽射しが揺れる朝の窓辺、心地よい風が吹き抜ける午後のリビング、眠りにつく前のまどろみに包まれたベッドルーム、日常の様々なシーンに安らぎと彩りを与えてくれる、ずっと眺めていたくなる美しい絵画のようなアルバムです。
---もう一枚ギターソロ作品をプッシュ。今年の来日公演、本当に素晴らしかったです。静かで落ち着いた音楽を求めている方にとってもおすすめ。



●レジナルド・オマス・マモード 四世 『チルドレン・オブ・ヌー』 <2200円+税>
南ロンドンのビートメイカー/シンガーソングライター、Reginald Omas Mamode IVの2枚目のフルアルバム。ファンク、ヒップホップ、ジャズ、ソウル、様々な音楽のグッとくる要素が、巧みに織り込まれている、極上のダウンテンポ・ネオ・ソウル。骨太なダウン・ビート、甘くしなやかなヴォーカル、ポリリズミックなアフロ・パーカッション。中毒性のある、粘り気のある濃密なサウンド。スライ&ザ・ファミリー・ストーンやディアンジェロを彷彿させる漆黒のグルーヴ。選曲、曲間の繋ぎともにグッときます。もう、ただただ、ひたすらカッコイイ!!!全てのブラックミュージック・ファンにおすすめしたい、最高に痺れる一枚!!!スタッフ激推し作品!!!
---これも個人的に大好きな一枚。ファンキー&グルーヴィーなニュージャズ。



●ザ・シューシャイナーズ・バンド 『ザ・シューシャイナーズ・バンド』 <2300円+税>
ヴィンテージ・シネマのサウンド・トラックをイメージさせる、レトロ感漂う心弾むスイング・ジャズ・ヴォーカル。ナット・キング・コールの代表曲「L-O-V-E」や、ジャズヴォーカルの女王、エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングの最高にヒップな名曲「Stompin' At The Savoy」、そして、ジャンルを超えて世界中のアーティストから愛されカヴァーされているエディット・ピアフの「バラ色の人生」など、誰もがどこかで一度は耳にしたことがあるような、耳馴染みのいい楽曲が多数収録されています。家事や作業中のBGMや、ホームパーティーにもフィットする、親しみやすくポップな印象のジャズ・アルバムです。
---ニュージャズに続きまして、レトロジャズをおすすめ。親しみやすいキュートでPOPなスイングジャズアルバム。



●ダイレクターサウンド 『イントゥー・ザ・ナイト・ブルー』 <2200円+税>
月明かりが映る夏の海、青白く光る誰もいない砂浜と、夜風に揺れる白いパラソル。ジャズ、エキゾチカ、ミュゼット、モダン・クラシカル、映画音楽などのエッセンスを絶妙に溶け合わせた七色のインスト・サウンド。ピアノ、スパニッシュ・ギター、アコーディオン、ヴィブラフォン、マリンバ、ウクレレなど、色彩豊かな音色がまろやかに溶け合う、夢見心地な作品。まるで古い映画に出てくるビーチ・パーティをイメージさせる、シックでロマンチックなトロピカル・ミュージック。
---夏に集中して聴きたいアルバム、というのが数枚あって、こちらもその一枚。今夏よく聴きました。暑い日に身を委ねると極楽♪



●ララージ 『ビジョン・ソングス 第一集』 <2200円+税>
このアルバムは、もともと1984年にカセットのみでリリース(しかも限定100個!)されていた作品です。主にヨガの合宿施設や、ニューヨークのストリートなどを中心に販売されていたという、知る人ぞ知る幻の傑作。どこかエキゾチックな雰囲気を漂わせるチター(ギターとハープを併せてような弦楽器)の音色と、宅録ならではの、チープなリズムマシンとカシオトーン(電子ピアノ)のローファイなサウンドが、ララージの朴訥とした柔らかなボーカルとまろやかに溶け合う、多幸感溢れるスピリチュアル・アンビエント・ポップ。「思い詰め系のスピリチュアル感」は全く無く、ひたすら穏やかで、ピースフルなアルバムです。ララージのヘタウマな歌声にも、なんだかクスッと癒されます。
---今回のフェアも、ララージにやられっぱなし(笑)ちょっと聴いただけで頭の中をグルグル回りはじめる中毒性のあるフレーズ、ヘタウマな歌、聞き取りやすい英語、あぁもうララージったら!と好きになっちゃいました。今年来日するらしい情報もある注目のアーティスト。(であり、フェアのゆるキャラアーティスト)


、、、と、オススメし始めるとキリが無いんですが、10枚以内に絞り込んでみました。参考にしていただけますと嬉しいです。全68タイトルのwebカタログはこちらからご覧いただけますので、お時間のある方はぜひじっくりとご覧ください。
http://cafe-morion.com/


祝日山の日だった昨日、たくさんのご来店ありがとうございました。お盆期間だなーと感じる一日でした。荷物もどっさり入荷しています。本日も入荷予定あり。秋物のお洋服や雑貨も続々入ってきています。帰省や行楽の途中、思い出したらどうぞお立ち寄りくださいね。来週も、定休日以外はずっと開けています。

みなさまのご来店お待ちしていますー。

音楽のフェア、こちらも滑り込み、お待ちしていますーー。