2人の持ち手が回す2本の縄を跳ぶ「ダブルダッチ」の世界大会で優勝した中高生7人が16日、奈良県広陵町役場で山村吉由町長らを訪問した。

 同県香芝市内のダンス教室に通う生徒たちでつくる「ブランチ」(高2女子3人)と「ブランチα(アルファ)」(中2男子4人)の2チームは、7月に米・フロリダ州で開かれた世界大会に出場。いずれのチームもどれだけ速く跳べるかを競う「スピード」で優勝し、ブランチαは跳び方の技術を競う「フリースタイル」でも優勝を果たした。大会前は毎日2時間ほど練習を重ねたという。

 ブランチの荻野陽奈さん(17)=広陵町=は3年前のパリ大会にも出場。「海外の人とも交流ができて、とても良い経験になりました。今後は後輩の応援にも力を入れたいです」

 ログイン前の続きブランチαの世古温仁(はるひと)さん(13)=同=は「優勝できてよかった。ダブルダッチを世界中に広めていきたいです」と話した。

 山村町長は「相当苦労して練習をされていたのでしょう。次も頑張って」と激励した。(根本晃)