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　子どもたちが力士とふれあう「ちびっこ相撲体験会」が５日、生駒市高山町のくろんど荘であった。幼稚園児や小学生ら１６人が、大相撲浅香山部屋の力士に手ほどきを受け、楽しいひとときを過ごした。

　浅香山部屋は、１２日に大阪市で始まる大相撲春場所に向けて同荘で合宿をしている。地元の子どもとの交流の機会をつくろうと、市が主催した。

　稽古を見学し、まわしをつけて土俵へ。四股の踏み方などを教わり、数人がかりで力士に挑んだ。力士が子どもを軽々と持ち上げたり、子どもたちが力を合わせて力士を押し出したりする度に、歓声が上がった。

　市立あすか野小３年の井上詩奈（うたな）さん（９）は「本物の力士は強かった。迫力があって感動した」。地域の子ども相撲大会で優勝したことがあり、「習ったことを練習して、また１位をとりたい」と意気込んだ。（