高校野球第6日に注目 東海大相模-近江、花咲徳栄-明石商が高レベル
第101回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内であった。
東海大相模―近江、花咲徳栄―明石商のカードが入った第6日に注目だ。東海大相模は神奈川大会で3本塁打の山村、2本塁打の西川ら一発のある打者がそろい、7試合で11本塁打と破壊力抜群。18盗塁と機動力もあり、攻撃力は今大会随一だ。近江はエース左腕・林が切れのある直球とチェンジアップを低めに集める。捕手の有馬も強肩で、守りも滋賀大会無失策と堅い。ハイレベルな攻防が期待できそうだ。
花咲徳栄は昨夏の甲子園で主力だった韮沢、井上の中軸を中心に今夏のチーム打率は4割3分2厘を誇る。技巧派左腕・中津原は埼玉大会3回戦では無安打無得点試合を達成。明石商は2年生右腕・中森が最速149キロの直球とスライダーでどこまで失点を抑えられるかが鍵になる。
第2日第1試合に登場する履正社は大阪大会決勝で3本塁打を放つなど長打力がある。対戦する霞ケ浦はエース右腕・鈴木寛が最速148キロの直球を持ち、強打の履正社打線をどう抑えるか。同第2試合の津田学園は最速152キロのエース右腕・前が大黒柱で、打たせて取る右腕・松下が柱の静岡との守り合いも興味深い。【安田光高】
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