グランデ七瀬中町スタッフ日誌

長野市の住宅型有料老人ホーム(高齢者マンション)スタッフのブログです。

マウスオルガン吹き語りコンサート・秋

2018-11-05 06:57:56 | Weblog
11月5日
 4日 篠原りょうさんのマウスオルガン吹き語りコンサートが行われました。
 
 風薫る5月、錦秋の11月の年2回、りょうさんにお目にかかれます。
 皆さん、りょうさんのコンサートを待ち焦がれていらっしゃいます。
 今回も、子どもの頃親しんだ曲や、シャンソン、ラテン、懐かしい昭和初期の曲などを吹き語りしてくださいました。
 りょうさんの「祈る思い」が込められた吹き語りに、皆さん身じろぎせず、聴き入っていらしゃいました。

 曲目
    千の風になって 
      故郷  虫の声 旅愁 野菊 もみじ たき火 秋の子 里の秋 赤とんぼ 家路
         枯葉 ベサメムーチョ
      船頭小唄  喜びも悲しみも幾歳月  人生の並木道
       しゃぼん玉  白いブランコ  ゴンドラの唄
         ムーンリバー  A Time For Us  花は咲く


   

 もうすぐ平成という一つの時代が終わろうとしています。
 子どもの頃に口ずさんだ歌を思い出しながら、「昭和」という時代がだんだん遠くなってしまうようで、なんだかとても寂しい気持ちになりました。

 子どもの頃、この楽しい「子供の時間」は永遠に続くのではないかと思っていたくらいに充実し、色々なものを感じ吸収していましたが、大人になってみると、「大人の時間」は慌ただしくものすごいスピードで毎日時間は刻刻と過ぎてしまい、いろいろなことを見失いがちになっていることに気が付きます。

 そんな時触れるりょうさんの音楽は、時代世代を超えて言葉ではなく、目には見えない大切な何かを思い出させてくれるように思います。
   
   A Time For Us  限られた命、良いことも、そうでなかったこともあるがまま受け入れて、一瞬を精一杯生きることの大切さ。
 
 入居者の方の中には、過去に、そして今現在大切な人を失い辛く悲しい思いをされている方もいらっしゃいます。

   『一人じゃないよ』  

 りょうさんからみなさんへポストカードのプレゼント
 
 どうか、明日も皆さんにとって穏やかで清々しい一日でありますように。
 
 りょうさん、今回も心に染みるコンサートをありがとうございました。