団塊の青春と昭和の東京

昭和の名残りを求めて since2007・02・10

“青春60切符”山手・京浜東北・東海道・相模・横浜線回り③

2009年07月23日 | Weblog

0312 相武台下駅ホームから見る田園地帯と丹沢の山なみ
 
のどかな単線区間の相模線に入ったとたん“シウマイ弁当”が気になり出す。
のんびりした駅でもあれば、そこで昼食をと考えて、相武台下で降車しホームのベンチで昔ながらの経木の箱入りの“シウマイ”弁当を開く。
ベンチに腰を下ろし食べ始めると、土用の風に波打つ青田が眼にやさしい。
     昔ながらの“経木”の箱入りシウマイ弁当
田の草取りでもしている農夫と、痩せ犬と、軽トラックが、一面の緑の中でやけに目立ち、背景の遠く丹沢の山なみが続くのを眺めながらの弁当は格別だった。
1205発乗りなおしたが、途中時間を費やしたにも係わらず、橋本着は、まだ予定より30分早い1224だった。
1232発の横浜線八王子行きに乗り継いだが、橋本からは都内を走る車両とまったく同じ感覚だった。
八王子で中央線に乗り換える時にはもう、現実に戻りつつあることを体のどこかが拒否しているかのようだった。 
  http://www.youtube.com/watch?v=XnaS5ZW0tcI ←クリック
八王子から武蔵境まで約30分、まだ昼を少し回っただけだが、“夕焼け小焼け”の発車メロディーに送られ帰途に着く。

今回はシウマイ弁当780円+切符130円=910円の支出で、何と1000円でお釣りが来たのが大感激だった。  (おわり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする