叔母のいた施設は家から車で10分位の距離だったので毎日とは行けなくても一日置きくらいに顔を見に行った。
その都度介護師や看護師から
「昨日も眠れてない」
「昨夜もマンツーマン対応で大変だった…」
と日誌のコピーを渡された。
私は話を聞くだけだけで済むが、少ない人員で面倒をみて下さる職員の苦労を思えば有り難い事でした。
その内、面会に行かない日は電話がかかってきた。
一度夜中のせん妄状態を見に来て欲しい、と。
私も大声で騒ぐ叔母の姿が想像できないので一度この目で確かめたくもあった。
ただ、夜中零時から朝方までと言われたので即答ができずにいた。
夏前から仕事が忙しくなり唯一の休日は海の日だけ。
精神的にも肉体的にも張り詰めた数ヶ月間、私には身体は疲れても海にいる時だけが何も考えずに居られる大切な場所でリセットできる貴重な時間でした。
その日も海で1ラウンドを終え寛いでいたら携帯が鳴り、施設からでした。
どうにもこうにも夜が大変だから今夜来てくれと言う。
海帰りの夜は晩御飯を食べたら記憶が朝まで無い。こてんと寝てしまっている。
自信は無かったが、断る事が出来ず了承してしまった。
その後気分転換に海に入ったら
先の電話の内容が頭を離れず、叔母の事がきになり考え事ばかりで波を見ていない自分に気がついた。
嫌な事や悩みがあっても波を見て集中している内にその事から離れる事ができたのに…
「…?…楽しくない…」
「あれ…?楽しくない……なんで…?」
大好きな海の中で
集中できない、楽しめない…!!
海を 出た。
いろんな感情が一気に込み上げてきて
涙が止まらなかった
施設の入所待ちが何百人だから
デイサービスやヘルパーサービスを目一杯活用して、残った部分は自分に出来ること全てして、入所まで頑張る覚悟をしていた。
ある日、追い出される様な形ではあったけど施設に入れる事になって、これで叔母は人間らしく余生を暮らしていけるんだ、と。
寂しさはあったが、安心感でホッとできた…
それが
2週間もしない内に
以前より
辛い状況に追い込まれ逃げ場も もう無い…。
悔しいやら悲しいやら叔母に申し訳ない気持ちやら
いろんな感情が込み上げて
一人車で泣き続けた
そんな状況に腹が立ち更に涙が出た…
その都度介護師や看護師から
「昨日も眠れてない」
「昨夜もマンツーマン対応で大変だった…」
と日誌のコピーを渡された。
私は話を聞くだけだけで済むが、少ない人員で面倒をみて下さる職員の苦労を思えば有り難い事でした。
その内、面会に行かない日は電話がかかってきた。
一度夜中のせん妄状態を見に来て欲しい、と。
私も大声で騒ぐ叔母の姿が想像できないので一度この目で確かめたくもあった。
ただ、夜中零時から朝方までと言われたので即答ができずにいた。
夏前から仕事が忙しくなり唯一の休日は海の日だけ。
精神的にも肉体的にも張り詰めた数ヶ月間、私には身体は疲れても海にいる時だけが何も考えずに居られる大切な場所でリセットできる貴重な時間でした。
その日も海で1ラウンドを終え寛いでいたら携帯が鳴り、施設からでした。
どうにもこうにも夜が大変だから今夜来てくれと言う。
海帰りの夜は晩御飯を食べたら記憶が朝まで無い。こてんと寝てしまっている。
自信は無かったが、断る事が出来ず了承してしまった。
その後気分転換に海に入ったら
先の電話の内容が頭を離れず、叔母の事がきになり考え事ばかりで波を見ていない自分に気がついた。
嫌な事や悩みがあっても波を見て集中している内にその事から離れる事ができたのに…
「…?…楽しくない…」
「あれ…?楽しくない……なんで…?」
大好きな海の中で
集中できない、楽しめない…!!
海を 出た。
いろんな感情が一気に込み上げてきて
涙が止まらなかった
施設の入所待ちが何百人だから
デイサービスやヘルパーサービスを目一杯活用して、残った部分は自分に出来ること全てして、入所まで頑張る覚悟をしていた。
ある日、追い出される様な形ではあったけど施設に入れる事になって、これで叔母は人間らしく余生を暮らしていけるんだ、と。
寂しさはあったが、安心感でホッとできた…
それが
2週間もしない内に
以前より
辛い状況に追い込まれ逃げ場も もう無い…。
悔しいやら悲しいやら叔母に申し訳ない気持ちやら
いろんな感情が込み上げて
一人車で泣き続けた
そんな状況に腹が立ち更に涙が出た…