ぐぅ!ちょき!ぱぁ~ちゃん♪

魂の相棒ぱぁこ、チャコ、つくね、プリン達に虹の橋から見守られ、レオ、ちくわ、海、昆布と母ちゃん!今日も幸せレッツゴー!!

介護師とタイマン??

2012-09-28 00:17:40 | 徒然
ある夜
家族と連れだって叔母を尋ねた

職員詰所の隣が叔母の部屋。高齢の方との二人部屋。
暗い部屋のベッドでブツブツいったり、動き出しては職員の手を煩わせていた。

どうしたものかと考えていたら
思い出した事がひとつ。
元気な頃から叔母はベッドが嫌いだったのだ。
身体の負担を考えて用意したベッドはすぐさま部屋の片隅から玄関たたきまで追いやられていた。
昔からの布団生活が落ち着くらしい。

そこで 寝てくれるきっかけになれば…と、、介護師さんに話してお願いしてみた…。
開口一番
「(下は)埃が舞っているから衛生的じゃない」と却下されたが、動き回る叔母が布団なら落ちるリスクも無いし、何よりのそれで少しでも寝てくれるかも知れないからお願いしますと頼んだ。

それが彼女のスィッチを押したのか?「精神の病気なんですよ!?入院させて下さい!」と
感情的にキレ出した。
入院させた方がいいと相談員や看護師長、介護師長達から私に打診?いや催促されてはいたのですが…病院、まして精神科の怖さを考えると簡単には首を縦に振れなかった。

それにしても
ショートステイという形ではあるが入所してまだ2週間も経っていないのに…。
生活の変化が認知症には一番良くない。私の祖母の経験上も、にわか知識としても当然知っている。慣れるという時間的猶予も与えられないのか…?
突っかかって来る様な彼女の物言いに私の頭に向けて熱い蒸気が立ち上って、ティファールのポットになってたねきっと。「あなたは医師ですか?」
「いいえ、違いますけど!」
「医師でもないのに、叔母が精神病だと診断できるんですか?」
「…いえ、できません…」

一呼吸置いて私は懇願した。
ここを追い出されたら、叔母は帰る家がもう無いんです。
お願いですから、ここを追い出さないで下さい!!お願いします。必死に頭を下げた。
叔母を守るという使命があるというだけに、簡単にキレる訳にもいかなかった。
付き添った家族があの瞬間キレない私に驚いたと後で言われたけど、いや自分が一番驚いてた。