25日火曜日の夜
布団に横になったと同時に
奥の部屋からリビングまで ドタバタ
また夜中の運動会かな?と思っていたら
ドタンバタン 何時もより騒然としてたので
その部屋に居た ちぃちゃんの様子を見にいくと
ちぃちゃん 動きが 変
喧嘩でもしたか、イジメられたか?
私の布団に横にしたら
腰から下が動かず 引きずって歩く
これは 捻挫でもしたかな?痛そう
呼吸が早く
口呼吸して ハァハァ言ってる
猫の口呼吸は結構な緊急時だ
時間は深夜0時に近い
焦る頭を回して 対応してくれそうな
獣医に電話をしてみる
留守電に入れたメッセージに即時の返信なく
最近世話になってる動物病院に
ダメ元で電話
10回程のコールで 院長先生が出てくれた!
助かった!!
電話口で状況を説明すると
「あ、それ心臓だね、、すぐ連れてきて」
へ?へ?へ?しんぞー???足じゃないの?
とにかくソッコー医者へ
心筋症 心臓でできた血栓が脚の動脈に飛んだ
心筋症自体 発病の発見が難しい 気づかないのだ
しかも
血栓が飛んでしまう さらに発症してしまうと
かなりの率で救命率が下がる
仮に助かっても予後は芳しくなく
命の期限は短い と言われた
血栓を溶かす薬も明日にならないと無いと言う
詰まった箇所がとてつもなく痛い上
呼吸も苦しい
痛み止めなどの注射3本打ち
酸素室入院となりました
翌日 朝見に行くと 呼吸は速くそれでも
痛み止めが効いて 落ち着いていた
元気は ない。話しかけさすってあげると
少し穏やかな表情になった
ちぃちゃん
突然 頭をもたげ
私の顔をじーーーーっと 見つめる
絶対何かを訴えてる 言いたげな顔
おかーさん、もう無理だよわたし
目が 語った 気がして
思わず
そんな事言っちゃ いかん!頑張れちぃちゃん!!
頑張ってよ〜
と 言ってしまいました。ごめんなちぃちゃん。
夜のちぃちゃんはまた少し ぐったりしてた
血栓を取らないと 血流が止まり
やがては脚が壊死してしまう 手術になる
しかし血栓を溶かす薬は
溶ける確率3割マックス
ネットで調べたら、発症後6時間以内で。
手術で血栓を取り血を巡らせるのは5割確率
ただし、弱った心臓にさらなる負荷があり
術中に亡くなる事もある
悩みまくりだが のんびり考える時間は 無い
まずは 溶かす薬
そして駄目なら すぐ手術へと決めた
とにかくこの緊急事態を抜け出せば
家に帰れる容体になれば
針も灸も漢方薬からマッサージ、、、
フルラインナップで
全力で私が治す!!!余命を伸ばせる!と
気合いでなんとかしたかった
昨夜は薬によりクラッシュ症候群で容体急変を
想定し、病院近くで夕食を取っていた その間に
手術への判断を下し一旦帰宅
手術開始の連絡を受け
病院前で待機
術後電話があったので 会わせてもらいました
手術台の上 横たわる ちぃちゃん
酸素マスクの下で 舌をペロペロしている
ちぃちゃん!頑張ったね、ありがとね。
お母さんだよ!!ちぃちゃん!!
声を掛け 身体と頭を 撫でたら
上になってる手を上げた
マスク 取りたかったんだね
まずは安心して その場は帰りました
これがちぃちゃんとの別れになるとは知らず
朝
支度をして出掛けようとキッチンにいたら
電話があった
急変です