４匹目の家族

今年の夏の新入りキジトラ　

名前は「つくね」またまたまた　女の子

レオ様と同じトラさんですがキジと言うより　アメショーみたい

ちっちゃいくせに元気でヤンチャ

声を出さずに甘え無き　どこにでもついて来る　ハングリー精神満タン

一泊した病院でちゃっかりオモチャを貰って帰ってきた

「こいつ　なかなかヤルじゃん」

スーパーボールの様に跳ね回る弾丸娘に

気分屋のレオ様は　「来るんじゃないわよ！」「うざいのよ！！」

とシャアシャア威嚇　　レオの名前は「シャア」が良かったかなぁ

ぱぁこは「また‥ですか？」と気にもせず　関りもせず


最初は威嚇しながらも気になって仕方のなかった　ちいちゃん

お世話してあげたくてベロ～ンと舐めようとすると

遊んでるつもりの「つくね」は　容赦の無いカミカミ攻撃

優しいちいちゃんは面倒臭がりながらも相手をするもんだから‥‥

とうとう

ストレスでゲリピーになってしまいました

でもね　ちいちゃん大好きなのよ　この怪獣つくねちゃん　

８月１６日のラーメン屋

日曜日の夕食後　久しぶりに近所のコースを走っていました

角のラーメン屋さんにさしかかったとき

その店のおじさんが　店の裏口にある箱でゴソゴソ

ん？？何やってんだ？

見れば小さい小さい子猫が　おじさんの手を頭で押し返して

ピョコンピョコンと飛び出していた

「どうしたんですか？」　と尋ねたら

「いやぁ‥親に捨てられちゃってね。すぐそこに居る母親を

　呼んだって知らん振りなんだよ‥‥」

どうやら　毎日店に来るノラの夫婦の子供らしい

「飼ってやりたいんだが、うちにも二匹いてねぇ‥‥」

う～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ん。

いろいろな思いも、考えも頭の中駆け巡ること　約一分

生まれて一ヶ月位の　キジトラちゃん

ひどい風邪を引いてるらしく目がグジュグジュで

左目だけが辛うじて明いてる隙間でなんとか見えてる？状態

もう　母親は助けてくれないだろうと確信



ラーメン屋のおじさんには

「そんなに懐いている猫ちゃんなら、どうか避妊か去勢して
　
　やって下さい。お願いします。」本当は飼ってあげて欲しいけど‥‥

と言い残して　迷うことなく　そのまま連れて帰りました

翌日連れて行ったお医者さんには

「かなり酷いですね、ひょっとしたら右目は失明するかもしれません」

宣言され　やっぱ連れて帰ってよかった

しか～し

「絶対治る。私が治す！」

という　根拠が無いのにつよ～い自信が幸いしたのか

今は少々涙目っぽいけど　可愛いお目々で見つめてくれてます

いや

これは　ほんのプロローグなんですけど‥‥