ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の「銭」関係(1)

2016-07-04 21:27:29 | 水戸

                          (写真は巽神社)

鋳銭場跡碑
 水戸市浜田町150(銭谷稲生神社)
 江戸幕府体制の安定化とともに、それまで中国からの渡来銭や鐚銭(びたせん)といわれた私鋳銭にかえて、公定の寛永通宝の鋳造が図られ、水戸にも鋳造の幕命が来たそうです。その一ヶ所がこの地だそうです。

銭塚(水戸虎銭碑)
 水戸市浜田町150(銭谷稲生神社)
 水戸虎銭は、元治元年(1864)に細谷の神勢館で、銭座が吹き始めの時に、祝儀の蒔銭(まきぜに)用に作ったものだそうです。それが銭座の職人への賃金用に50文銭として使われたために町内に広がったそうです。

水戸大黒銭碑
 水戸市浜田町150(銭谷稲生神社)
 頭巾をかぶり袋を背負い、打ち出の小槌を持った大黒が鋳されている穴あき銭の碑です。幕末の慶応3年(1867)に細谷の神勢館で鋳造され始めた24文銭だそうです。

巽神社銭洗場  
 水戸市飯富町3475(大井神社)
 境内にある湧き水の池端にある意富比(おおい)弁財天巽(たつみ)神社に銭洗場があります。

銭洗弁天
 飯島町(鹿島神社から200-300mのところにあります。)
 小さな池のたもとにあります。銭を霊水で洗うと増えるという俗信から広まった神社のようです。


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