ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の牛頭天王

2019-06-02 21:01:08 | 水戸

 

  本来、牛頭(ごず)は頭が牛で体は人間の地獄の番人で、馬頭(めず)と一対になっていたそうです。インドが起源の神ではないそうです。日本に伝来してから、祇園信仰の八坂神社などの祭神になって、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と習合してその本地とされたそうです。水戸では、牛頭天王社の名前の多くは、素鵞神社などに変わっているようです。素鵞神社は一般的に素戔嗚尊を祀っています。
 ブログの調子が悪いようで、写真をそれぞれのところに貼りつけることができません。下の説明の順に、写真を上に並べておきます。

 

津島牛頭天王(県道174号線・川崎製麺所(下大野町1365)南約350m)
 牛頭天王という名前を冠した神社は、水戸ではここだけのようです。

 

八坂神社(河和田町955-2)
 拝殿内部には牛頭天王の神額がかかっています。当屋制(細事を輪番で担当する当番制度)が今も残っているそうです。

 

素鵞神社(上河内町547)
 大掾氏が現在の水戸城内に牛頭天王社を建て、その後、徳川頼房が新木町に、さらに光圀が天王町に移し、天保15年に現在地へ移して素鵞神社と改称したそうです。かつての天王町はビレッジ310(天王町2-32)付近だったようです。

 

素鵞神社(県道52号線・エバタ塗装工業(鯉淵町4306-12)南約50m)
 祭神は牛頭天王(素戔嗚尊)だそうです。

 

素鵞神社(稲荷第一小学校(大串町142-1)西側口南西約50m)
 木々に隠れた小さな神社です。祭神は牛頭天王(素戔嗚尊)だそうです。


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