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金魚日和

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列島解像論【2】D800

2012年03月25日 | カメラ・撮影

【ギザギザギザ】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO

『高速化』と『高感度化』と『高解像度化』。

“デカくて重くて爺臭いデジタル一眼レフカメラ”が
“小型軽量オサレ風味満載のミラーレス一眼カメラ”と住み分け/差別化し、
“コンデジ”や“スマホ/ケータイカメラ”と共存する為には、
先に挙げた『高○○化』を推し進める必要があるように思われる。

言うまでも無く『高校授業料無償化』とか『欧米か!』とは無関係なこれらの“特化機能”のうち、
『高解像度化』に踏み込んだのが今回発売になった『D800』だ。
先んじて発表・発売されたフラッグシップ:プロ用機材である『D4』では、“現時点での”高解像度化は見送られた。


その“フルサイズ機の高解像度特性”なのだが、、、
正直なところ、レンズの性能云々/AFの精度云々以前に、もや~っとした画像の原因の大半が
“微細な手ブレによる解像感の低下”である自分のようなヘタレカメラ愛好家には想像がつかない世界である。

三脚を使わない限り、微細な手ブレでもハッキリとしたブレとして表出しそうな36.3メガピクセルは、
お金を工面する事もmy妻を説得する事も無理なのと同様、“使いこなす事も無理なのでは”と思えてならない。
当然、その辺りの“バランス~使い勝手”も考えて製品化はされているのだろうが。。。

実際にお金の工面と妻の説得、もしくは隠蔽、もしくは別居に成功して実機を手に入れた方の報告を待ちたい。


それらの声が出揃う頃には、
“FXフォーマットで展開した『高○○化』のDXフォーマットへの反映”が明確になっていることだろう。
※DXフォーマットとは:my妻の説得が可能“そうな”価格帯のカメラに使われている撮像素子の企画サイズ

現在、ぽっかりと空いている『D300』の枠に『高速化モデル』を配し、
『D7000』の後継モデルはDXフォーマットなりの『高感度/高解像度化』したモノにする、
そんな夢のようなラインナップも『D800』の成功如何によっては成立するかもしれないな。


そうなった場合、最大の感心は“DX用ネクスト・ジェネレーション・ハイパフォーマンス標準ズーム・レンズ”にうつる。欧米か。
即ち『AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR』の後継モデルの存在だ。   【つづく】
 


列島解像論【1】D800

2012年03月24日 | カメラ・撮影

【ギザギザ】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO

先日、『Grazia』という“ご婦人向け散財喚起・推奨雑誌”を眺めていたmy妻が
“サンバじゃ無い方のマツケンの嫁になった小雪さん”が載っているページを指差し、
「この“将軍様じゃ無い方のマツケンの嫁になった小雪さん”の肌がキレイなのはどんな魔法か」と問うてきた。

見れば確かにつるつるの肌。
実際に“レレレのおじさんじゃ無い方のマツケ(略)”にお会いしたことが無い為断定する事は出来ないのだが、
“化粧品の広告”という主旨から考えてもモデルの肌をフォトレタッチ(画像修正)していないとは考えにくい。

丁度myPCの画像データを整理している最中だった為、
my妻の画像をサンプルに、シミ/シワ/ホクロを消し、毛穴が開いている皮膚を均一にならして見せると
歓喜とあきらめと羨望と憤怒が入り混じった複雑な表情を浮かべた後、
「たかすぅっ   くーりにっくっ♪」という不吉な言葉を残して去って行った。


一昨日、ついに『Nikon D800』~フルサイズ36.3メガピクセル機/カメラの高解像度化を推し進めたモデル~が発売された

“ご婦人向け散財喚起・推奨雑誌”の広告を飾るモデルさんズのお肌が一様に“つるつる均一肌”であるのとは対象的に、
“マニア向け散財喚起・強制雑誌”であるカメラ雑誌の広告を飾っているモデルさんのお肌は残酷なまでに“リアル”だ。
『Nikon D800』のサンプル画像として多くの雑誌に掲載され、
製品カタログにも見開きで載っている“白いレースのヴェールをまとったご婦人の図”にいたっては、
ニキビの痕はおろか毛穴、産毛、上司に対する不満、お好み焼きにかかっていた青海苔の産地まで判別することが可能である。
…超能力が存在しているとすれば、の話しだが。


このことが意味するところは、だ。
『D800』を買おうかどうか迷っているような人は、
間違っても奥様に「どうこの高画質!良いよね~D800^^」などの相談を持ち掛けてはいけない、と言うことだ。  【つづく】
 


賢者の風格

2012年03月23日 | 生活

【老猫】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO


久しぶりに風邪をひいた。

今でこそむさ苦しいおっさんになり、
“繊細”や“虚弱”、“今日の体育は見学します”といった単語とは無縁な生活をしているのだが、
幼少の頃は小児喘息に悩まされ続けた『ガラスの10代』を謳歌していた。

イライラとともに感情を爆発させ、テレビ画面に向って
「壊れそうなものばっか集めてんじゃねーよ!」と悪態をついていた『カオスの20代』、
“貧乏揺すり”が激しくて紙相撲をしているのかと間違われた『揺らすの30代』を経験した結果、
「やっぱイライラと風邪の予防にはカルシウムだな」と改心、小魚を食べまくって『シラスの40代』を満喫していた昨今、
少々の無茶をしても風邪になどかからない自信があったのだが、、、。


昨日は頭痛が酷くmyブログの更新が出来なかった。
正確には“記事は書いたのだがソレが面白い記事なのかどうか判断出来なくてアップしなかった”、のだが。
 
頭痛がおさまり冷静になった今、
【『TRF』の読み方は“トリュフ”】というオチだけの記事はアップしなくて正解だったと思う。
 


好力(じょしりょく)

2012年03月21日 | 植物・花

【ハートフル♪】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO

『強風波浪注意報』とは
この時期、京都訛りで「ハロォ♪」と挨拶してくる外国人旅行客が多いから気をつけろ、という意味だ(京風Hello注意報)。

などという父の与太話には耳を貸さなくなってきたmy娘、この春で小学6年生になる納豆好きの乙女座O型女子である。


昨日は、外国人旅行客から「ハロォ/myキャメラ/シャシン/プリーズ」などとカメラを手渡され、
シャッターを押す大役を任せられるのではないかというスリルを味わう為、祝日の観光地などに出かけたかったのだが、
花粉症と風邪のダブル・アタックにより鼻が決壊していたmy娘に配慮し、自宅近くを徘徊するにとどまった。

午前中、独り庭に出て、花や虫などを撮りながら歳をとっていると、
鼻にティッシュを詰めたmy娘が自慢のカメラ(CX5)を持ってやって来た。

my敷地を乗り越え、お隣にある農機具小屋周辺で何かゴソゴソしていたかと思うと、
謎のマメ科の植物(雑草)を手に戻ってきてshe said、「これをこのようにして持て」。

意味がわからないまま指示に従うと、なにかの拍子に雑草の葉の影がハート型になる瞬間がある。
これは面白い。
my撮影は一旦中止し、キレイなハートを出現させることに心血を注いだ。

その結果はmy娘のCX5で確認させてもらい、
元来、作為的な被写体にはあまり興味が無い自分も記念に何枚か撮らせてもらった。

女子力、侮りがたし。


※当初は『女子力』というタイトルでしたが、【回遊魚Mさま】のコメントに触発され、変更いたしました
 


雨上がりのジュエル【3】

2012年03月20日 | カメラ・撮影

【水滴を湛えたスギナ】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO


さすがに同じ題材で同じような画角の画像が3つも続くと
「いい加減に士郎!」と海原先生からお叱りをうけそうである。

明日は(というかもはや今日)『春分の日』。

どこか行楽がてら撮影にでも行こうと思っていたのだが、
“花粉症”に“薄着”と“腹出して寝る”の合わせ技を炸裂させたmy娘、
ものの見事に“風邪にかかる”というスペシャリテを完成させてしまった為、
自宅待機を余儀なくされそうな雰囲気である。
 
 
結論:一緒に来てください。今度は俺が本物のスギ花粉をご馳走しますよ by 士郎