中学生当時に近視が発覚→メガネ君に昇格して以来、一貫してメガネさまのお世話になってきた。
なにしろ似顔絵を描いたとしても“点”以外ではあらわせない程のつぶらな瞳の持ち主である、
視力補正具としての働きは勿論、特徴の無い顔の識別性を高める為の道具としてもメガネは欠かせないモノなのだ。
今かけているメガネも顔を覆いつくす程の大きな黒縁メガネなので、“デカ黒メガネの人”以外の印象は残らないと思われる。
そんなメガネストな自分が眼科に行き、検診・指導を受けコンタクトレンズを購入した。
購入理由はただ一つ、快適な撮影環境を整える為、ただソレだけだ。
メガネをかけていると、ファインダー（接眼当て）に眼窩を密着させる事が出来ない＝四隅がケラレる。
また、おでこを密着させることも不可能な為、カメラを構えていてもイマイチ安定性が低い。
来るべき視野率100%のカメラ購入へ向け、まずは自分を変えてみた。 なんだか格好良い感じだ。
そんな訳で、先週末はコンタクトレンザーとなって近所を出歩いてみた。
見知った顔の方とすれ違ったので「やぁっ！」などと声をかけてみたのだが戸惑いフェイス。
メガネくんをメガネくんと認識出来なかった人の典型的な反応に少し涙し、その場を後にした。
