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金魚日和

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ブリづくし~宇奈月旅行4

2012年02月09日 | 旅行・観光地

【釣れますか? @富山湾】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G

【つづき】 冬真っ只中のこの時期にわざわざ豪雪地帯へ赴いた背景には
“水揚げされたばかりの寒ブリを思う存分食べまくりたい”という海無し県在住者の切実なる思いがあった。

その思いの強さたるや、
出会ってすぐ「よーしパパ、この人のことをご懐妊させちゃうぞ~♪」
的な勢いでコトに及んだ赤西さんの行為を、
映画『スペースバトルシップヤマト』で木村拓哉さんと共演した経験があるにも関わらず
「ちょっ!まてよっ!」と止めなかったメイサさんのパッションと同じ位の強さだ。


今回のツアーには“昼食→夕食→朝食→昼食”の計4食が用意されていた。
1泊2日4食付、1部屋を5~6人で利用するプランのお値段(休日割増含)は、お一人様23800円也。

バスツアーとかよく知らない自分からすれば、
特に見所(&入場料が発生しそうな場所)があるわけでも無いツアーにしては少々お高めな感じ。
と同時に、「逆に食い物のクオリティが半端なく高いのでは無いか」という期待をもしていた。

直前のイメトレでは、ブリづくしなお膳を前に
「…イスカンダルまで来た甲斐があったなぁ。。。」的な感慨にひたる自分を脳内に浮かびあがらせまくっていた。


【1日目の昼食】は『道の駅/井波木彫りの里』。
“こきりこぶし”から急遽変更になった場所である。
用意されたモノは、‘チラシ寿司’に‘ホタルイカの沖漬け’、‘海鮮鍋’他。
・・・きっと“夜のブリづくし御膳~イスカンダル風味”が凄いからココはローコストで抑えたのであろう、
と自らを納得させ店を出た。

試飲とは名ばかりのビール工場見学を終えホテル着。しばしの休憩を挟み 【1日目の夕食】

はやる気持ちを抑え宴会会場で着席すると、お膳には‘先付の小鉢/小皿’や‘向付のお造り’が。
メインと思しき‘ブリしゃぶ’用の小鍋も見える。 ぁあ、イスカンダル!
乾杯と同時に‘ブリ大根’や‘ブリの照り焼き’などが次々と運ばれて来たのだが、、、
…美味しいんだけどね、、、過度に期待しすぎたのでしょうか。  …量も少ないし。   チョマテョ。。。

普通に美味しいのだが、「ぁ゛ー、コレはやっぱ現地じゃないと食えないわぁ^^」的なカタルシスは一切無し。
無駄に美味しい水菓子~オレンジなど、で最後を締め、いそいそとベリーダンス会場へと向った。


ある意味一番盛りだくさんだった【2日目の朝食】
量的には文句無し、‘謎の魚の干しモノ’や‘謎の海草の佃煮’が美味しかった。

【2日目の昼食】は呉羽山展望台にある『富山観光ホテル』で。
典型的なツアー客向けの料理ではあったものの、そこそこ盛り沢山な量とお味でまぁ満足。
ここでも‘ブリ大根’が出てきたのだが、夕食のソレがお上品なお味だったのに対し、
コチラのソレは野性味あふれるお味であった。  …ま、簡単に言えばブリ臭かったんだけどね♪


結論としては、
「イスカンダルで購入してきた『コスモクリーナーD』は、地元の家電量販店で定価販売しているものと同じでした」
といったところか。

どこの食事にもついていた‘ホタルイカの沖漬け’が抜群に美味しかったことだけが印象に残った食事編であった。  【つづく】


※『イスカンダル』や『コスモクリーナーD』の意味がワカラナイ方は『宇宙戦艦ヤマト』でググって下さい


まさかのトラブル~宇奈月旅行3

2012年02月07日 | 旅行・観光地

【富山方面行き普通列車の車内にて】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G


【つづき】 “まさかのトラブル”に関しての問合せがあった為、時系列は無視して2日目の話しから始める。

トラブルの前兆は1日目からあった。
この日の昼食は、民謡『こきりこ節』を聞きつつ『ささら踊り』なるものを見ながら五箇山で食べることになっていた。
事前に配布された予定表にもそう書いてあるし、車内ではガイドさんもそう申していた。

が、予定時刻の十数分前になったところでsuddenlyガイドさんsaid、
「ちょっと申し訳なく/今日のプランは『こきりこ & ささら』無し/てか場所そこじゃねーしww」
とまさかの“土俵際でのうっちゃり”発言。

特別『こきりこ & ささら』に思い入れなど無いオッサンズご一行は、
「まぁ食事にありつけさえすればどこでも良いょ」などという寛大な態度、に見せかけてその実、
娘よりも若そうなガイドさんに嫌われたくないという一心でその“うっちゃり:うっかり発言”を不問にした。

…あんな  おっちゃんは観たかってんねんで、“小さな世界遺産の村~五箇山”の勇姿を。。。

自慢じゃないが、岐阜に住んでいながら飛騨地方には行ったことが無い。
わりと楽しみにしていたのだ、、、ゴカヤマ散策、、、。


その“うっかり”が“まさかのトラブル”の前兆だったなどとは夢にも思わない2日目の朝、
6時に起き、朝風呂った後朝食、集合時間である8時40分までの1時間あまりは周辺を散策することにした。
途中、朝食会場では、同じバスの他の団体(これまた全員オッサン)の人ズが
「朝飯の場所はどこやねん!」などと息巻いていたのだが、どうした?

この日は朝から天気が良く、
『宇奈月駅』や現地の猫さまなどを気分良く撮った後、集合時間の10分程前にホテルに戻ると、
お土産売り場をうろつくエロ番長ことOさんに出くわした。Oさんsaid、
「ちょっと残念ながら/出発時間変更/てかまだ1時間以上先だしww」

・・・言ってる意味がわかんねーょ、エロ番長。。。


情報収集すべく東奔西走した結果判明したのだが、実はこのプラン、
全て“平日の予定で組まれていたプラン”だったのだ。

土日は営業していない店での昼食をアナウンスしたのも、
休日ダイヤと平日ダイヤを間違えて集合時間を決めたのも、
他の団体ズの朝食会場が間違っていたのも全ては“平日プラン”で組まれていた所為だったのである。
一応、大手旅行会社のちゃんとしたプランなんですけど。  …絶句。


出発の時刻が1時間以上遅れたしわ寄せは、
密かに楽しみにしていた“北前船で栄えた古い町並み~森家見学”をスっ飛ばすという最悪のカタチで終わった。

…あんな  おっちゃんは観たかってんねんで、“明治時代のモダンなお屋敷”の勇姿を。。。


このツアーは映画『RAILWAYS』にちなんだものなので、
どうしても舞台となった列車への乗車は外せないという判断のもと、1時間遅れのプランに組み直したらしいのだが、
その時はじめて「へー、そういった主旨のツアーだったんだww」と知った我々である、皆口々に、
「1時間以上遅れるなら列車への乗車はあきらめて予定通りに出発してくれた方が良いなぁ」
「こりゃー帰りは遅れるなぁ、、、スキー客と重なって大渋滞になるぞ」
「ガイドさん(綾瀬はるか似/推定25年)より仲居さん(前田美波里似/推定60歳)の方がタイプ」
などとは言うものの現実はナントモ変わらず。


結局、ただただボーっと30分程乗車し、12駅を通過して無言のまま降車した。  【つづく】
 


Railways~宇奈月旅行2

2012年02月06日 | 旅行・観光地

【富山地方鉄道本線宇奈月温泉駅】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G


人生初の“富山体験”にして初めての『宇奈月マーチ』を歌うべく、
週末を利用して富山県宇奈月温泉へとトラベリングった。


何から書こうか決めていない為、とりあえず旅の概要をお伝えすると:

・自治会関係の慰安旅行にしてオッサン“だけ”の団体旅行
・目的は温泉 & 寒ブリ & 家庭からの解放
・ツアーの予定は
 【1日目】五箇山で昼食→宇奈月麦酒館で工場見学→宇奈月ニューオータニホテルで宴会
 【2日目】宇奈月温泉駅から電鉄黒部駅まで電車の旅→道の駅『蜃気楼』で買い物→古い町並み散策→
      池田屋安兵衛商店で薬売りの実演→呉羽山展望台で昼食・散策→ますのすしミュージアムの見学
・の筈がまさかのトラブル発生!2日目はバっタバタ
・予期せぬ収穫 & 予想外に盛り上がった夜間雪上花火大会 & 雪まつり
・オッサンって、、、…臭いし汚い、、、(哀)
・サービスエリア(東海北陸自動車道)のトイレはスキー客で長蛇の列!
・きみまろのDVD
・人生“初”の富山体験は、きっと人生“最後”の富山体験に

こんな感じだ。


2日目におこったトラブルにより
『RAILWAYS~愛を伝えられない大人たちへ』という映画の舞台になったロケ地を回るツアーであった事が発覚したのだが、
誰♂が誰♂に愛を伝えたくてこの旅行プランを選んだのかは謎のままである。  【つづく】
 


雪中ベリーダンス~宇奈月旅行1

2012年02月05日 | 旅行・観光地
【なんの罰ゲームか@宇奈月公園】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
 


外は氷点下。
だって富山の夜なんですもの。
 
雪吹きすさぶ中、
なにが悲しゅうて婦女子ズはベリーダンスっているのであろうか。
 
それはきっと
氷点下の富山の夜だから。
 
 
富山県の宇奈月温泉に行って来ました。
明日より『宇奈月観光フェスティバル』開催。
 

日帰りで京都・完

2012年01月13日 | 旅行・観光地

【建仁寺】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G

【つづき】

自分がどの地点におり、
目的地(四条河原町)はどの方角なのかさっぱり分らなくなっている事などおくびにも出さず歩いていると、
怪しい路地に出た。

料理店と風俗店と旅館(連れ込み系?)が混在する路地に興味は惹かれたものの、
ところどころに顔を出し“笑っていない笑顔”で客引きをするお兄さん衆に恐れを無し、
スナップることなく足早に通り過ぎた。

するとどうだ、奇跡的に眼前に鴨川&四条大橋=目的地。
“聖なる河・ガンジス”に辿り着いたヒンズー教徒のような深い感動を味わった。


この時点で陽は傾きはじめており、店や街灯はともりはじめている。
「ぼぼっ、ぼくはおっ、おにぎりが好きなんだな」 ←この方は幼少の頃よりどもりはじめている


橋を渡り、祇園へ。
再び奇跡がおこることを期待し『花見小路通』を歩く:芸妓さん来ないかなぁ~

“成人式”と“十日ゑびす”がある休日とあって、
華やかな着物姿の女性は見かけるものの芸妓さんには会えず。
北端である『建仁寺』まで来てしまった為、拝観時間が過ぎた敷地内を348秒だけ散策し、来た道を戻った。


すっかり陽がおちた花見小路通では、ソコカシコでフラッシュが焚かれていた。
人物メインの記念撮影ならまだしも、風景/建物撮りにフラッシュ焚いて撮ったら風情とか出ないだろうに、、。

【便利情報7~夜の記念撮影】
フラッシュの設定で『発光の仕方』を変えられるカメラのお持ちの方は『スローシンクロ』を利用しましょう。
“フラッシュで人物を明るく写しておき、スローシャッターで背景を暗いまま撮る”というお利口機能なんですが、
・・・ひょっとして『夜景モード』とか選べばコレに設定してくれるのか?


この後、
高島屋他で散在の限りを尽くした女子ズ(“消費の神”改め“シヴァ神”)と合流し、帰宅した。  【完】