【歓喜】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
【つづき】なわれた花火大会を観に行っ【つづく】
【まぜればロコモコ丼】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
「国境のトンネルを抜けると雪国であった」の人に倣って言えば、
「県境の改札を抜けると関西弁であった」。
JR 岐阜羽島駅から JR 京都駅までの移動時間は約 40 分。
『よーきてくんさったなも(岐阜弁で Welcome の意)』という看板がある地域から
アッ!と言う間に路上吉本新喜劇の地域である。
なんて書くと関西の方からは「京都弁と大阪弁はちゃーうでっ!」と怒られそうなのだが、
まぁまぁそこは大目に見ておくんなまっし。 ←何弁?
運行を見合わせていた新幹線が到着するまでに要した時間が約 90 分、
特急券の払い戻しなどで長蛇の列に並んでいたのが約 30 分、
移動時間と合わせて約 160 分の時間を費やして改札を出た頃には、すっかりランチタイム。
構内を歩きながら my 娘に「自分、なに食べたい?」と聞くと
「んー、やっぱ京都やさかい蕎麦なんかえーなー。あっさりしたもん食べたいし。」とのお答え。
「あっさりしたもん」の「もん」を言っているあたりでボリューミーなハンバーグが目に入った為、
『ポータルカフェ』と言う “アメリカ万歳!” な雰囲気のお店に入店した。
「なんでやねんっ!」 ←そう突っ込んでこそ、関西。
清水寺に向かう坂の途中というこれ以上無い “ニッポン万歳!” な雰囲気の中ですらロコモコ丼を食べる自分である、
“my 娘のささやかな願い” と “ハンバーグの魅力” を天秤にかけること自体間違ってるやん?
結果オーライ、 “美味しいハンバーグ♪” に満足した女子ズを従え、
『ハンバーグ教徒 in 京都』と化した my 一家の旅はつづく。
【700系×3@JR岐阜羽島駅】
Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
14日の朝は、my一家にしては珍しく~空前絶後と言っても良い位~予定した通りの時刻に家を出た。
いつもなら、
・my妻の化粧が終わらない
・my妻の服装が決まらない
・my妻の髪型が纏まらない
・my妻の(以下略
・
・
・my娘の荷物が見つからない
為10分は出発が遅れる。
毎回、my妻に言えない文句はmy娘にぶつける為、
行きの道中から「…もう行きたくない by my娘」と理不尽なことを言いだし、
殺伐とした雰囲気になるのがmy家族旅行のスタンダード・スタイルなのだが、この日は完璧。
あまりにも文句のつけようが無かった為、「文句をつける事が無い」という不満をぶつけ、my娘を消沈させてやった程だ。
8時55分、予定通りにJR岐阜羽島駅に着き、『ティーサロンはしま~駅構内にあるレトロな喫茶店』で朝食。
9時20分、9時34分発のひかりに乗る為、改札に向かう。
そこではじめて“局地的な豪雨により静岡~浜松間で運転を見合わせている”ことを知った。
東京方面へ向かう列車は運転再開の目処がたたず全列車運休を見合わせ中、
大阪方面へ向かう列車は奇跡的に『9時34分発のひかり』までは動いているらしく、
予定通り家を出れたことに対する安堵と、運の良さに感謝しながら2番ホームへと向かった。
ホームでは0番と1番、その奥(?)にもう1台、計3台の700系新幹線が停車していた。
足すと2,100系なのだが、足したところでねぇ、、、。
とりあえずこんな機会は滅多に無いので、『myひかり』が来るまでの15分余りは構内写真を撮って楽しんだ。
のだが。 …『myひかり』も来ない。
・・・・・・・『myひかり』までは通常通り運行しているという話はなんだったのだ。。。
結局、1時間20分遅れでやって来た『1本前のひかり』に乗り(当然指定席は無いので自由席)、
なんとか無事京都駅に着く事が出来た。
天候とJRへのやり場の無い怒りは、2,100倍にした状態でmy娘にぶつけておいた。
京都駅は人でごった返していた。と思う。
「と思う。」と控え目なのは、ごった返すの“ごった”の意味がいまいちよくわからない所為だ。
どこまでも謙虚な自分とその家族の京都旅行は、こうして幕をあけた。
【長野からの帰り@恵那山トンネル】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
myお盆休みは今日を含めて残り2日。
「やはりどこか泊りがけで旅行りたい」と言われ、急遽宿を予約することに。
my娘に「どこに行きたい?」と聞くと、
「(何度も行きなれた)京都以外ならどこでも良い」とのお返事。
えーっと。
これから車で岐阜羽島駅に向かい、そこから新幹線を利用して京都へ向かいます、では。
【…旨ぇ】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
伊勢を出て松阪市内に入った頃には17時を過ぎていた。
この日(もう10日近く前になってしまったが)、松阪市を訪れたのには二つの理由/目的があった。
一つは“『丸中本店』で牛肉を買うこと”であり、もう一つは牛肉料理の店『牛銀』で食事をすること、
残りの一つが「二つ」と「三つ」の違いに気付くことだったのだが、最後の目的は果たせないままでいる。
コロッケの記事でも書いた通り、この日は『初牛大祭~歩行者天国』というイベントが開催されており、
松阪駅の真西に位置する丸中本店へは車で近づけない。
市内見物も兼ね、駅から少し離れた場所にある無人駐車場に車を停め、歩いて行くことにした。
驚いたことにこの駐車場、最初に“何時間停めるのか”を自分で決め、チケットを購入、
“指定時間が書かれたチケットを車内の見える場所に置いておく”というシステムを採っていた。
なんという良心に依存したシステム。
超過した人にはどのようなペナルティがあるのか確認しなかったのだが、
そこまで信用されると逆に不正もしにくくなるのであろうか。
実際、my一家も利用時間以上のチケットを買ってしまい、1時間分以上の無駄な出費をしてしまった。
丸中本店では、お目当てのすき焼き用の肉だかなんだかをどっさりと買い込み、
本格的に冷えてきた外気がら逃れる為、市内観光は早々に切り上げ車に戻った。
決して駅前にタムロしていたお祭り好きのヤンキーズが怖かったわけではない。
そしていよいよ牛銀へ。 …初めて行くお店に心ダンシング。
my肉バイブルでもある『ジモンの肉本/寺門ジモン』でも紹介されているこのお店、
『和田金』と並んで全国的にも名が通っている銘店で、庶民には近寄りがたい金額の食事を提供している。
当然庶民であるmy一家には、
最低ランクのコースでさえ、税・サービス料を含めると一人10000円近くかかるような食事は出来ない。
店頭に置かれていたメニューをチラっと眺めた後、
お隣にひっそりと建っている『洋食屋牛銀』へとお邪魔した。
ここなら背伸びした庶民が松阪牛気分を味わえる許容範囲内のお店だ。 …の筈だった。
そう、“だった”としたのは、食べられなかったから。
お祭りの所為なのか、この日はめぼしいメニューが全て売り切れてしまったらしく、
「カレーとその他数品しか選択できなないけどどーされますか?とお店のおばちゃん said。
既に“ハンバーグ・モード”へと突入していたmy一家三人は、“モード切替スイッチ”を操作出来ないまま店を出た。
お店のスグ向いにある『本居宣長旧宅跡』を通る際、
さかんに『毛利元就』の話しをするmy妻に適当に相槌をうちつつ、哀しい気分で松阪市を後にした。
途中、国道沿いにあった『ブロンコビリー』というハンバーグチェーン店でハンバーグを食べ、
哀しさを倍増させて帰宅した。 【完】
※『丸中本店』で買ったすきやき肉その他は大変美味しゅうございました