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イチローも怒っているよ!!

2007年04月30日 | 川柳

今、全国の野球を愛する人たちが??と思っている高野連の特待生問題ですが、何か変?かなり変?・・でも・・まともかも?少し私も意見を言おうかなー。

人間は、1つの事象にドドドドドと情報に流されやすい習性を持っています。
ある意味危険なことかも知れません。

私も、昔はそれなりのスポーツマンだった・・高校コーチだったと言う立場で問題意識を持っています。
それは、特待制度の中の見えざる暴力・・・。

①特待制度は私立高校のネームバリューの象徴です。
②特待制度は私立高校を全国に名門校として売り出す経営戦略の目玉です.
③特待生が置かれている各校での処遇はいかがなものか?
 適切な待遇であるか?暴力の中での処遇ではないか?精神衛生は守られているか?
④生徒が自主的に・・あこがれの特待生・・自らが選択した高校であるのか?

今、高校生が置かれているスポーツの現場は昔の様相とはかなり違って、(もちろんすべての高校スポーツではなく、仮に一部と言うことにしましょう・・。)

生徒不在の、自主性無視のスポーツ指導が多くなっていませんか?

スポーツの勝敗の定義は、仮に100チームの高校があったとしたら・・・勝者の数値は
1校ですね。
99校が敗者なのです。
地区大会、都道府県大会・全国大会・それぞれの一位がありますが・・・最終的には勝者は一校です。
そのために、加熱した球界の歴史の延長線上に・・・西武の経営戦略が・・あの収賄ですね。

また、顕著な少子化のため年々優秀な球児は全国の私立高校からオファーの山。
また、顕著な少子化のため国は、私学助成金の減額がまったなしの台所事情です。

日本のスポーツを象徴する、野球界をゆさぶって、締め付けて私立高校を淘汰しようとする戦略が・・・私には臭うのです。

高野連に加担する氣は・・・毛頭ありません。

高野連が犯した罪は・・・純粋なスポーツ選手に生涯消えることのない
            こころに傷を与えました。

物事は、段階を追ってやるべきです。
一番大切なスポーツマンシップにのっとって方策を図るべきだったはず。


高野連はグランド100周でもして・・・頭冷やそうか・・!!

        ひたむきに、死に物狂いで練習に明け暮れる
               優秀な特待生を犯罪者に仕立てる罪は重い!!

ついでですが・・人間の身体は13歳まで軟骨です。無謀な練習は危険です。
それぞれの、筋肉細胞は練習で・・壊しては・・太く・・壊しては太くで鍛えますが、遺伝的に持った筋肉細胞そのものが増えると言うことではありません。

もし自分のお子さんがスポーツ選手で、トップを目指すのであれば、残酷かも知れませんが、適切なスポーツマンの身体能力を熟知した整形外科でご相談下さい!!

日本は、心技体を育てるとイチローのような選手になれると、夢を見るかも知れませんが・・・それは、イチローが身体的に、骨格、筋肉,心肺能力の基礎条件が満たされていたのです。
今回の一連の騒動は、イチローも怒っているよ!!

日本人は、スポーツを選択する前にもっと利口になるべきです。
お子さんの身体が何のスポーツに一番向いている身体なのか、知ることも大切です。
そうでなければ、スポーツ挫折者を生み出し続けます。身体を壊すと言う意味です。

例えば、骨格のレントゲンを撮れば、小さなお子様でも将来身長は何センチまで伸びるかも予測できますし、骨格の仕組みで将来に予測される故障も予知できます。
その競技に耐えれる身体かどうかも予測できるのです。

イギリスを例に取れば、こういう検査は昔からごく普通に行われているのです。
人生の身体能力を早く見極め、充実した人生を過ごさせてやりたいと言う、英才教育の哲学なのでしょうか。そろそろこういうことも考える時期に来ていませんでしょうか?

これは、日本のアマスポーツ界の長年の課題なはずです。ここにも・・利権かな?                                 

コメント
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