林芳正官房長官が自民党総裁選に想定通り出馬表明。
出馬にあたって「人にやさしい政治」「仁の政治」を目指すことを表明したそうだが、時宜を得た発言とは思えない。
いかにも抽象的表現で、立場上出馬という噂が本当なのか、どうでもいい感じが滲み出ている。
親中といわれる林氏だけあって、「仁義礼智信」のうち「仁」を選んだのだろうか。
筆者の年代だと、仁徳天皇が民衆の竈から上る煙の少なさを嘆いて、仁政を敷いた逸話を思い出す。
昨今は、行き過ぎた減反政策の結果、米不足に陥った上に、薪代も上がって大変。
そこで政府は電気・ガス料金の補助の延長を決めたところで、仁徳天皇の逸話にちなんで「仁」なのだろうか。
だが、政治不信の今、人々が求めているのは「信」が一番、「義」が二番ではないのか。
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