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わこちゃん(上宇和子)の成長記録

元OLと元上司の親子みたいな交換ブログ(日記)です。ありえへんけどなっちゃた。さてどうなるのやら・・・

胸が痛いVOL.3常人逮捕?

2009年10月23日 | 私の生活
署に着くと大会議室へと案内されました
大きな部屋で嫁さんと2人で20分ぐらい待たされました 

最初の話ですと調書の作成に時間を1時間ほど頂きたいと聞いていたので待ち時間で20分使ってしまうと残り40分でいいのかな?とか・・・お茶も出ないなぁ?やっぱり出るのはカツ丼かな?いやいやそれは犯人が食べるものやとか・・・100人以上収容できるほどの部屋にポツンと残された為なのか何故か事件とは関係ないことばかりが色々浮かんでは消えました

そんななんでもない事を考えていると、パソコンを持ったイチロー似の警察官とかいろいろな書類を持った警察官とか数人が目の前に現れました

そして調書の作成のための事情説明が始まりました 

イチロー似の警察官がメインで私に質問し私の言葉を次々にパソコンに入力していきました その他にも警察官が入れ替わり来ては同じような内容の質問を聞いて来ます

嫁さんは嫁さんで私と少しはなれたところで婦人警官に質問を受けていました
私達の指紋はもちろん何故か写真まで撮られることになりました

『ちょっと待ってくださいよ私は犯人と違いますよ』と少し不機嫌な私
『手続きが多くて申し訳ないです 何しろジョウニンタイホですから』
と温厚そうな本当は怖いのではないかと思われる年配の部長 

『ジョウニンタイホ』少し怪訝な顔で質問する私

そういえばスーパーの事務所で
『犯人確保 凶器確保』とかなんか言っていたのを思い出しました

ジョウニンタイホとは『常人逮捕』と漢字で書けばわかりやすいと思います
つまり一般人による無令状での現行犯逮捕のことです
その後、警察などの捜査機関に引き渡さなければならないのだそうです
犯人の身柄を確保し拘束したのは私ですからそのための手続きがいるようです

もちろん犯人の引渡しを拒否する一般人はいないと思うのですが『一般人による無令状での現行犯逮捕』の言葉の意味は大きいようですその大きさの分が書類の多さにあるような気がしました 
(でも実際に犯人の引渡しを拒否する人は誰も言いませんよ おっさんの身柄なんて・・・)と思いながら指印をしました

それともう一つ不思議に思ったのは凶器であるシャベルの『引渡し書』です

凶器である『シャベル』にも引渡し書がありそれにもサインが必要なのだそうです
『シャベルの引渡しにサインっておかしくないですか
私の物ではないですよ

と質問したところ犯人から奪ったのが私ですから一応私の許可がいるみたいです
なんかすっきりしないですがそれが法律ですから従うしか仕方ありません


       つづく





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