今日の神戸新聞で地元紙ならではの記事がありました
軒先のスリッパや靴が盗まれる盗難事件が相次ぎ
ある民家では4日も続けて被害にあったそうです
とうとう警察が本腰を入れて捜査に乗り出しました
聞き込みによると
『履物をくわえたキツネを見た』との情報があり
しらべてみると神社周辺に片方だけの
履物が散乱していたそうです
そこで警察は『犯人は神社の裏山に住む
キツネの犯行と断定しました』
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今でこそこのような事件があるぐらいですから
昔はわらじをくわえたキツネは多くいたでしょうね
そこでこんな小話を考えました
【キツネ】
ある宿屋で翌朝お侍が
たとうとすると自分のわらじがありません
そこでお侍は宿の亭主に聞きました
『これ拙者のわらじはいかがした』すると亭主は
「あ~お侍様もですか
わらじ専門の盗っ人が仕業じゃ」
『なに?不届きな奴 拙者が成敗してくれるわ』
あまりにもお侍さんが怒るので宿の亭主は店の者で
犯人を見つけてお侍さんに知らせることにしました
「お侍様お侍様盗っ人がわかりました」
『うぬ ここへ連れてまいれ 拙者が成敗してくれるわ』
「どうしても 成敗なさいますか?
よしたほうがいいかと思いますが」
『な・なんと申す
成敗しないと気がすまぬわ』
「それがお侍様 実は盗っ人はキツネでして・・・」
『ぬ・ぬ・ぬ ならば拙者が手打ちにしてくれるわ』